木曽Now

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ギフチョウの生息地

2017年03月31日 08時02分41秒 | 昆虫
開田高原アメダス  今朝の最低気温 ー4.5℃  昨日の最高気温 9.4℃
木曽町新開     午前8時の気温 -0.5℃    天気 曇り


久しぶりに
ギフチョウの生息する
雑木林を歩いてみました。

もちろん
雪に覆われています。
深いところは
ズボッと沈み込みます。
道路に近いところの雪は解けて
地面が見え始めています。


ギフチョウの食草の
ヒメカンアオイが顔を
のぞかせています。



<イチヤクソウ>

毎年連休が始まるころより
この場所は
ギフチョウの数より
採集者の人数の方が多い?
のではと思われるほど
捕虫網をもった人で賑わいます。


ギフチョウは住む場所によって
翅に変異が見られます。


ここ開田高原は
ギフチョウのイエローバンド型と言って
前後の翅に黄色い縁取りのある
ギフチョウがかなりの確率で
採集できるので
有名な場所なのです。


イエローバンド型は
長野県の白馬村が有名でしたが
条例で採集が禁止されています。


そのため開田高原に
蝶マニアが
押しかけてくるようになりました。


悲しいことにマニアの人は
手加減がありません。
網に入れた蝶は10頭でも
20頭でも採集してしまいます。


最盛期には数メートル間隔で
網を持った人が並んでいる有様です。


ここ開田高原では
まだまだギフチョウの
受難が続くと思います。

ギフチョウの写真は
すべて昨年までに
撮影したものです。

またイエローバンド型では
ありません。

開田高原のギフチョウは
今サナギの状態で
雪の下で眠っています。
ギフチョウに幸運を!

昼から
ソメイヨシノの
開花宣言の出た
大阪にもどります。


ユニークな旅、高山!

2017年03月30日 08時01分07秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温 ー4.3℃  昨日の最高気温 5.7℃
木曽町新開     午前8時の気温   -1℃    天気  晴れ

飛騨高山は
今まで5~6回以上は
訪れているだろうか?

今回の高山への旅は
8時木曽発
国道361号線で
県境の長峰峠を越えて
高山に向かうコース。

高山市街を抜け
清見町のオークヴィレッジ高山の
ショールームを見学。

その後
匠館を見て
ホテルアソシア高山リゾートへ。
3時前に到着。

5時のホテルのバスで
JR高山駅西口へ
送ってもらい
黄昏時の国分寺通りを散策。
大イチョウの植わる
国分寺を参拝。
樹齢は1200年だそうだ。


6時から
本町の「本郷」さんで夕食。

カウンター席から
宮川や朝市の行われる通りが
まじかに望める。

唎酒師の資格を持つ
ママさんの心地よい
日本酒の蘊蓄を聞きながら
美味しい肴と地酒をいただく。

ほろ酔い気分で
タクシーにて
ホテルに帰り就寝。

朝起きてみると
双六岳から乗鞍岳までの
北アルプスが一望できる。

こんな場所に泊まっていたんだと
驚かされた。

笠ヶ岳 ~ 前穂高岳

乗鞍岳

正午前に
ホテルを出て
ホームセンターのバロー
お肉の丸明さんで
買い物を済ませ
木曽に向け出発。

途中
鈴蘭高原に寄っていただき
乗鞍岳から
雄大な御嶽山までの
パノラマ楽しませてもらった。

鈴蘭高原からの御嶽山



レンズ雲の浮かぶ乗鞍岳

また山の一軒宿
秋神温泉旅館にも
寄っていただいた。

旅館のご主人が
森の木々に水を吹きかけ
作り上げられた氷の森は
ブルーに輝き
幻想的な世界を
醸し出していた。




ぜひ一泊して
ライトアップしている
「氷点下の森」も
見たいと思った。




夕方5時前
無事木曽に到着。

今回の高山訪問は

上一之町などの
古い町並み
観光地は一切訪れない
買い出しツアーのような
ユニークな旅になった。

運転をしていただいて
高山の町での買い物場所
鈴蘭高原
秋神温泉などを
紹介してもらうという贅沢な旅を
体験させてもらった。


自分なら・・・。

2017年03月28日 07時10分02秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温 ー9.0℃  昨日の最高気温 1.7℃
木曽町新開     午前時の気温   -6℃    天気  晴れ


昨日の雪は
半分ほど解けました。
まだ雪かきした雪は
小山のように
残っています。

御嶽山はここ二日ほど
顔を出してくれません。

雪が降る前は
結構顔が見えました。


朝早く行かないと
雲一つない青空の御嶽山は
望めませんが
朝の弱い身としては
なかなか起きることが
できません。



先日の
長野県内のニュースです。

噴火後から立ち入りが
禁止されていた御嶽山頂上部に
去年許可なく立ち入ったとして
大阪の51歳の会社員が
災害対策基本法違反の疑い
で書類送検されたそうです。

男性は日本百名山を順に登っており
立ち入りが禁止されているのは
知っていたがせっかく来たので
登りたかったと供述しているそうです。

会社員は9合目の
五の池小屋の写真をネットに
投稿したため違反が
露見しました。

多分ローカルなニュースのため
長野・岐阜県以外では
流れないニュースだと思います。

違反者が大阪人で
同郷ですので
自分ならどうしたかなと
考えてしまいました。


お蕎麦屋さんに
誘われて今日から一泊二日で
高山に行くことになりました。
ブログ訪問
コメント返信
できないと思います。


春の淡雪ですが・・・。

2017年03月27日 08時01分03秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温 ー1.2℃  昨日の最高気温 2.5℃
木曽町新開     午前8時の気温   +1℃    天気  晴れ間あり


昨日は
雪が降ったり止んだりの
一日でした。

春の雪は気温が上がると
降ったしりから解けていきますが
3時過ぎから再び降り出し
朝起きると
昨日以上に積もっています。





昨日
雪の止みまに
開田まで行きました。


カメラマンも観光客もいません。
コナラの丘一帯
独り占め状態です。

長靴で舗装された道を
歩きましたが
また強く降り出したので
家に帰りました。


さてさてこの雪が
最後の雪に
なってくれるのやら・・・。

仔馬誕生!

2017年03月26日 08時29分52秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温 ー4.3℃  昨日の最高気温 5.4℃
木曽町新開     午前8時の気温   -1℃    天気  雪

朝から雪!
10㎝ほど積もっている。


木曽馬の里で
仔馬が誕生しました。

まだ雪が残るため
牧場デビューは
していません。

お母さんと一緒に
厩舎にいます。

訪ねたときは
寝転んでいました。




可愛い仔馬です。
しばらく見ていましたが
起きてくれず
牧場周りを散策しました。


木曽馬が飼葉を食べているあたりは
雪が解けています。


どこからでも
御嶽山の雄姿が望めます。




1時間ほど歩いて
厩舎に戻ると
起きていました!
可愛い仔馬です。


お母さんのまわりを
走り回っています。


カメラを構えていると
お母さんが
不審そうに窓まで
やってきます。

もう一枚だけ!
と言いながら
写真を撮り
仔馬に別れを告げました。

木曽馬は
日本で昔から
飼われていた在来馬です。

在来馬としては
宮崎県都井岬の
御崎馬が有名ですが
木曽馬は奇跡的に
高い純血度を
保っていると
言われています。

開田高原を中心に
現在約60頭ほど
飼育されています。

今年あと2~3頭の
仔馬が誕生するそうです。






神社までの散歩道

2017年03月25日 08時01分01秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温 ー12.0℃  昨日の最高気温 -0.2℃
木曽町新開     午前8時の気温   -2℃    天気 曇り


昨日の開田は真冬日!
そして最低気温-12℃は
全国一低い!
いつまで寒いのだろう?


最近の朝の散歩
ウォーキングは
軽トラで開田まで行き
長靴を履いて
雪の林の中を
歩くことが多いのですが
久しぶりに
白山神社まで歩きました。

国道361号沿いを南下して
神社で参拝を済ませ
また道路沿いを戻ると言う
ルートです。

花が咲いていないか
木々の芽吹きはないかと
歩きますが
全くの冬枯れ状態。

わずかに公民館の前の土手で
水仙の芽が伸びだしています。




途中のキブシの花芽も
まだまだ冬眠中です。


ワイコマさん曰く
木曽では
「この2・3週間で大きく変化します。」
とのこと。

楽しみに散歩を
続けようと思う。

顔をのぞかせています。

2017年03月24日 08時00分14秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温 -4.9℃  昨日の最高気温 3.0℃
木曽町新開     午前8時の気温   -2℃    天気 晴れ



拙宅の周りの
雪解けも進み
あちらこちらで
フキノトウが
顔をのぞかせています。


フキは日本原産の野菜で
古くから親しまれています。

葉に先駆けて
花茎を伸ばします。

花が開いてしまうと
薹が立つと言い
食用には適さなくなります。


フキは地下茎で増えるため
思わぬところから
蕗の薹が顔を出します。


夏の草刈の折
フキの大きな葉を
刈り取らないように
注意してきたので
収穫が楽しみです。

さてどうして
いただこうかな?

春まだ遠し

2017年03月23日 08時01分02秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温 ー7.8℃  昨日の最高気温 1.4℃
木曽町新開     午前8時の気温   -2℃    天気 曇り


1か月ぶりに
開田の林の中を散策した。
雪や氷の花が
木々に咲いている。




先月の厳冬期と違い
雪は汚れており
美しくはない。

またフィールドサインも
ほとんど見当たらない。

人家近くは雪がとけており
雪の林の中を
歩き回る必要が
ないのかもしれない。

陽の当たる場所は
相変わらず
膝まで沈み込む。

木々の冬芽もまだ
凍てついたままだ。




雪の重みで
小さい木は折れたり
曲がったりしている。


動物だけでなく
植物も冬を越すのは
大変なことなのだ。


御嶽山山頂の
雲は帰るまで
取れなかった。

まるで冬景色!

2017年03月22日 08時01分29秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温 -4.5℃  昨日の最高気温 3.2℃
木曽町新開     午前8時の気温   -6℃    天気 晴れ




昨日朝から降り出した雪は
昼前に雨になりほとんどとけました。

気温が下がり始めた
3時過ぎにはまた雪になり
夜まで降り続き
5センチの積雪です。


今朝起きたら
晴れていますが
一面真っ白!
東京はソメイヨシノの開花宣言が
出たというのに?!




今日明日は晴れ予報です。
久しぶりに散策が
楽しめそうです!


無事木曽に着きました。

2017年03月21日 08時10分24秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温 -0.1℃  昨日の最高気温 9.8℃
木曽町新開     午前8時の気温  0℃    天気 雪


お彼岸の中日に家をあけるので
朝からお墓参りを済ませ
11時前木曽に向けて
出発した。

三連休の最終日で
渋滞を予想していたが
車は多いものの
まったく渋滞はなかった。

途中雪をかぶった
伊吹山が春霞の中
空中に浮かんでいるように見えた。

名古屋市内では
気温が19℃をさしていて驚いた。

3時40分に木曽に到着。
デッキの雪はとけているが
陽の当たらない場所は
まだ30センチほど
雪が積もっている。
到着時の気温10℃。
室温は4℃。
戸外の方が暖かい。



今朝は雪!
まだ降り始めなのだろう!?
今日は一日雪予報が出ている。

顔を出したフキノトウも
首をひっこめるに違いない。


第14回琵琶湖一周ウォーキング

2017年03月20日 06時40分32秒 | 琵琶いちぶらり旅
JR 永原駅 ~ JR 木ノ本駅(約15㎞)

雨の心配のない
ウォーキングだと思い
雨具を置いてきた。

それなのに
比良駅を過ぎた辺りから
雨が激しく窓をたたき始めた。

その雨も安曇川を
過ぎる辺りから
小降りになる。

9時31分永原駅着。
歩き始めた頃には
晴れ間ものぞく。


さすが湖北!
吹く風は冷たい。
道路脇には雪が残る。

国道303号に合流して
緩かな坂を上ると
岩熊トンネルが見える。
新しい第2トンネルを歩く。


山を下り冬枯れの
田んぼ道を進む。

前方に見える8号線沿いの
道の駅 塩津海道
「あぢかまの里」から
「上を向いて歩こう」が
聞こえてくる!?

到着すると
「第7回道の駅まつり」の
真っ最中だ。


すごい人出で
昼食をとるのもひと苦労だった。


歩き始めてまだ湖は見ていない。
塩津浜から塩津神社を過ぎると
ようやく琵琶湖が見えてくる。

風は強いが入り江のためか
波は意外と穏やかで
水鳥がたくさん浮かぶ。


左手から山が迫る
県道を進むが
ひっきりなしに
サイクリングの方に出会う。
さすが三連休のなか日だ。


藤ヶ崎を過ぎると
また8号線に合流。


交通量の多い
8号線の隧道を通らず
旧の賤ヶ岳隧道を歩く。
トンネルの上は
賤ヶ岳の古戦場跡だ。


くねくねと山道を登るため
時間と距離のロスだが
安全を優先した。


山を下ると
伊香具神社

湖北病院を通り
JR 木ノ本駅に
無事到着した。


全歩数 24,678歩。

明日から木曽発です。

毛の役目は?

2017年03月19日 06時05分37秒 | 日記
川沿いの公園で
ビンカ・マジョール
ツルニチニチソウが
咲き始めました。

キョウチクトウ科の
常緑のつる植物です。


花をのぞくと
毛がたくさん生えていて
中が全く見えません。


キョウチクトウの花と
よく似ています。

ひとつだけ花をいただき
開いてみました。

小さい鋏で花筒を切り開くと
2つの雄しべが腰を曲げたように
花にくっついてきました。
もちろん毛が生えています。


雌しべの柱頭の先は
円盤状になっていて
先にはやはり毛が
生えています。


上から見えた毛は
雄しべと雌しべの
毛だったようです。


受粉してもらうには
邪魔に思える毛を
どうして生やしているのでしょう?

色々調べてみましたが
分かりませんでした。

何だかすっきりしない
気分です。

今日はこれから
びわ湖一周ウォーキングです。
JR 永原駅から木ノ本駅まで
歩きます。

ユニークな名前です。

2017年03月18日 06時08分35秒 | 日記
散歩道の生け垣の下に
小さな小さな花が
咲いています。
フラサバソウです。


オオイヌノフグリのような
色をしていますが
花は萼と同じほどの
大きさでとても小さい花です。


雄しべ2本と雌しべ1本。
オオイヌノフグリと同じ
花の構造をしています。

(オオイヌノフグリ)

このフラサバソウには
面白いエピソードがあります。

幕末に日本で植物採集をした
フランスの植物学者
フランシェとサヴァチェが
長崎で採集したと
「日本植物目録」の中に
記録しているのですが
長い間実物が見つからず
記録の間違いとされてきました。


第二次大戦後
長崎で採集された
標本が発見されました。

それで
二人の業績を記念して
この植物をフラ・サバソウと
名づけたそうです。


クマガイソウ
ベンケイソウなど
人の名前をつけた
植物和名がいくつかありますが
二人の名前が仲よく
省略してつけられた
例は大変珍しいと
思います。


小さくて見過ごし勝ちですが
結構どこにでも生えています。
遅くまで子葉(ふたば)が
残っているのが特徴です。







発見?!

2017年03月17日 05時57分54秒 | 日記
何日かぶりに
田んぼ回りを
散歩した。

歩きながら
道路脇や水路を
観ながら歩く。


ムラサキサギゴケだ!
こんな水路脇に咲くのは。

さっそく田んぼに降りて
しゃがみ込んで調べた。


花は小さいし
白っぽい。
そして何よりランナーを
伸ばしていない。
残念!


こんな水路脇に
生えていても
トキワハゼだ。


トキワハゼは去年ブログに
アップしている。


真冬を除いて
ほぼ通年見られる。
結構好きな花だ。


ムラサキサギゴケは
こんな街中では
見つからないのかも・・・。




コンパスプランツ

2017年03月16日 06時23分48秒 | 日記

散歩道のシモクレンが
最後の皮(芽鱗がりん)を
脱ぎかけている。


どうやら3枚
毛皮のコートを
着ていたようだ。

暖かい日が
もう2、3日続けば
花を咲かせてくれるだろう。

モクレンの冬芽は
北の方位を指すことが
知られている。

太陽の当たる南側が
先に膨らむため
冬の終わりごろには
冬芽の先が北を
指すようになる。

コンパスプランツと
呼ばれる所以だ。

写真の左側が南。
右側が北である。

どうだろう。
北を指しているだろうか?