木曽Now

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あけましておめでとうございます

2024年08月22日 17時13分47秒 | 日記

ブログの容量がいっぱいになり更新できなくなりました。

長い間「木曽Now」ご愛読いただきありがとうございました。

引っ越し先は『木曽Now2』です。

今後ともよろしくお願いします。


冬枯れと桜

2018年12月16日 07時16分59秒 | 日記

暖かかった大阪も

気温が下がりはじめ

本格的な冬の季節を

迎えた。

 

散歩道の公園

咲いている花も減り

冬枯れの風景が

目立ってきた。

 

エノコログサの仲間は

朝日に輝いて

風に揺れている。

 

葉が少し色づいているだけで

寂しげです。

 

あれだけ繁殖していた

セイタカアワダチソウも

完全に綿毛に変わり

銀色の穂が輝いている。

 

こんな風景を見ながら

歩いているとふと芭蕉の

旅に病んで 夢は枯れ野を かけめぐる

俳句を思い出す。

 

この句碑を見たのは

確か中山道大津宿の

義仲寺だった。


芭蕉もこんな寂しげな

冬枯れの風景を

見ていたのだろうか?


そんなことを

考えながら

歩いていると

嬉しい発見があった。


何が咲いているのだろう?

近寄ってみると

桜の花だ。


枯れ野の奥まったところ

1本だけ

ぽつんと植えられている。


まだ苗木のようで

支えの木の名札に

フユザクラと

記してある。


どうして今まで

気がつかなかったのか?


フユザクラは

秋から冬に咲いて

もう一度春に咲くと

聞いたことがある。


来春の楽しみが増えた。

 

 

 


今一度 サザンカ考

2018年12月15日 06時35分08秒 | 日記

いつもの散歩道ではなく

イチョウがたくさん

植えられている公園に

久しぶりに立ち寄った。

 

ここはもともと

大きな池があり

高校生のころ

飼っていた熱帯魚の餌

ミジンコを数日おきに

採りに来ていた場所。

 

今は市民憩いの公園

市のアリーナとして

プールや体育施設が

立ち並んでいる。

 

そんな公園で

大きなサザンカの木を

見つけた。

 

こんな大きな

サザンカあったけ?

見過ごすにも

ほどがあると思う。

 

サザンカについて

ブログで何度も

取り上げてきたが

出会ったサザンカに

敬意を払って

今一度サザンカ考。

 

サザンカは日本の固有種で

原種と言われるものは

一重咲きの白花です。


沖縄や四国

中国地方の温暖な

山地に自生しています。


寒さに弱い

秋の南国の花で

冬の寒さを耐え忍ぶ

北国の花だと言う

メージは

間違っています。


雪の降る地方でも

サザンカの花が咲くのは

ツバキなどと複雑に

品種改良が繰り返され

寒さに強い品種など

様々な園芸品種が

作り出されてきたからです。


自生地は

佐賀県吉野ヶ里町の千石山

山口県萩市の指月山

佐賀県久留米市の長岩山

愛媛県大洲市森山など

多くは天然記念物等に

指定されています。


学名は

Camellia Sasanqua

カメリアは人名

ササンクァは

日本名のサザンカが

元になっています。


原種ではありませんが

全国には

サザンカの巨木と

言われるものが

たくさん存在しています。


三重県松阪市飯南町粥見 

鳥取県倉吉市清谷

兵庫県篠山市今田町西方寺

大阪府羽曳野市野中寺

群馬県安中市松井田町中木

群馬県藤岡市中栗須

長崎県平戸市山野など

樹齢何百年のサザンカが

有名です。


植物園で

サザンカの原種を

調べておられた

学芸員の方の

資料を参考にしました。

 

 

 

 


小さなクリスマスツリー キダチアロエの花

2018年12月14日 07時18分33秒 | 日記

今年も散歩道で

オレンジ色の

キダチアロエの花が

咲きだしました。

 

この季節にぴったり

クリスマスツリーのような

円錐形です。

 

花は下の方から

順に咲き始め

上を向いていた蕾は

垂れ下がるように

下を向きます。

 

おちょぼ口のように

先端が開いていて

そこから雌しべと雄しべが

顔を出しています。

 

6枚の花弁の内

外側の3枚が外花被片

内側の3枚が内花被片で

オレンジ色に

濃淡があります。


花をひとついただいて

花被片を外してみました。

 

 

雄しべが6本

雌しべが1本。

雌しべの下には

緑色の子房のふらみが

あります。

 

6本の雄しべは

長くて細いのが3本と

短くて太いものが

3本ずつあります。

何か意味があるのでしょうか?

 

花弁をはずしていると

糸を引くように

濃い蜜がとろりと

垂れました。

 

舐めてみると

粘り気があり

かなり甘いです。

 

蝶がこの蜜を吸ったら

口吻が詰まってしまう

ほどの濃さがあります。

 

図鑑によると

キダチアロエの花は

メジロなどの鳥が

花粉を媒介する鳥媒花だと

記載があります。

 

鳥が蜜をなめている現場に

まだ遭遇していません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大阪駅探訪 大阪ステーションシティ

2018年12月13日 08時00分16秒 | 日記

大阪に住んで

ウン十年になると言うのに

大阪駅がこんなに

変化していることを

知らなかった。

 

自然大学15期の同窓会で

大阪駅を探訪してきた。

 

大阪ステーションシティは

2011年5月に

オープンした複合施設。

 (ネット画像)


駅の北側のビル

ノースゲートビル前面は

巨大な吹き抜けになっている。

 

オープン当初は

三越伊勢丹が入っていたが

現在は『ルクア1100』が入る。

 

1100は『イーレ』と

読むらしい。

専門店の1000と

百貨店の100で

1100だそうだ

大阪らしい命名だ。

 

エスカレータを上がると

南北の連絡橋(3F)

さらに上がると

時空(とき)の広場(5F)。

 


経済と文化を象徴した

大きな金と銀の時計が

出迎えてくれる。

 

さらに上がると

和らぎの庭(10F)がある。

 

和風の庭をイメージした

空間はとても落ち着く

雰囲気がある。

 

ここには

石づくりの時計が

置かれていた。

 

11Fには風の広場

イングリッシュ・ガーデン風の

庭園になっていて

ツルバラにおおわれた

バラ時計がある。

 


どう考えても

針がどうして動くのか

摩訶不思議な時計だった。

 

そこからさらに

階段を上がると

天空の農園(14F)が現れる。

 

高層ビルに畑が?

季節ごとに

色々な野菜や果物が

収穫できる屋上農園。

 

ここには

太陽の動きで時を知る

日時計が設置されていた。

 

農園でできた野菜を

お土産にいただき

大阪駅探訪を終了した。

 

このノースゲートビルは

大阪駅周辺で

急に時間ができた時でも

ここを目的に訪れたとしても

充分楽しめる空間だと思います。

 

 


白雪姫 → トラデスカンティア・シラモンタナ 

2018年12月12日 07時45分34秒 | 日記

葉が白い毛でおおわれた

ムラサキツユクサに似た花が

咲いています。

 

トラデスカンティア・シラモンタナ

英名ホワイトベルベット

和名白雪姫と言い

メキシコの原産です。

 

トラデスカンティア・シラモンタナ

とても覚えられませんし

その気もありません。

 

タブレットの植物名欄に

「白雪姫」と入力すると

「トラデスカンティア・シラモンタナ」と

出てくるようにしてあります。

 

以前

「虎です関電

知らないもんです。」

と覚えていたのですが

何日かたつと

タイガースと関電が

何の関係があったのか

分からなくなり

語呂合わせの覚え方も

役に立ちませんでした。

 

 

それからは備忘録的に

タブレットに入力して

植物名や鳥の名前

昆虫名など

忘れないようにしています。


学名のトラデスカンティアは

イギリスの植物学者

ジョン・トラデスカント

の名にちなむそうです。


花はムラサキツユクサに

そっくりです。(ここまで備忘録より)


例年11月ころまでの

開花のようですが

今年はこの時期まで

元気に咲いています。

 

 




冬のレストラン ヤツデの花

2018年12月11日 07時35分47秒 | 日記

先日

閉店まじかの

昆虫酒場を

紹介しました。

 

今日は開店したての

レストランの話。

 

ヤツデの花は

寒くなったこの時期

虫たちの貴重な

レストランです。

 

虫たちと言いましたが

集まっているのは

ほとんどがハエです。

 

天気がよく陽がさすと

どこからこんなに

集まるのかと思うほど

次々にハエがやってきます。


ヤツデの花は咲き始め

雌しべ閉じていて

受粉出来ない状態です(雄性期)。

雄しべや花弁が落ちると

坊主頭に毛が3本(基本は5本ですが)

雌しべが開き

受粉可能になります(雌性期)。


オバケのQ太郎(少々古いですが)のような

雌性期の花にも

蜜が出るのでしょうか

ハエが来て

盛んに花盤(薄いオレンジ部分)を

舐めています。

 

昆虫が少なくなる

冬のこの時期

寒さに強いハエを

独占して

子孫を残そうとする

ヤツデはしたたかです。

 

 

 

 


乙女椿 今年も開花

2018年12月10日 06時51分55秒 | 日記

拙宅のオトメツバキが

今年も忘れず

花を咲かせてくれた。

 

母を思い出す花

咲くとついついブログに

アップしてしまう。

 

淡い桃色と

清楚な千重の花びらが

とても素敵です。 

 

朝日が差し込むと

抜けるようなピンク色が

際立ちます。

 

散歩していても

サザンカにかわって

ツバキが主役に

なってきました。


寒さに向かうこれから季節

ツバキの花を楽しみながら

散歩を楽しみます。

 

 

 

 


神戸ルミナリエ 

2018年12月09日 07時06分46秒 | 日記

神戸ルミナリエに

行ってきた。

行ってきたと言うより

所用のついでに

のぞいて来たと言う方が

正確だろう。

 

本来なら

元町方面から東遊園地まで

一方通行で入り口まで

大回りで迂回させられるが

元町から三宮まで歩き

神戸市役所前の

東遊園地の会場で

今年の雰囲気を

味わってきただけだ。

 

ルミナリエは

阪神淡路大震災の

犠牲者の鎮魂と

復興再生を願って

1995年12月に始まり

今年で24回目を迎える。

 

昨日から始まって

16日の日曜日まで

開催されている。

 

2日目の土曜日とあって

東遊園地は

立錐の余地もない

状態でした。

 

 


カンナの果実 種子は?

2018年12月06日 07時17分53秒 | 日記

公園でまだカンナの花が

元気に咲いている。

 

カンナと言えば

通っていた小学校

中学校の校庭の隅っこに

たくさん植わっていた。

 

花を思い出すと

なぜか夏の青空と

入道雲が思い出される。

 

ホウセンカとともに

最近目にすることが

少なくなった

花のひとつだ。

 

そのカンナに

赤い果実がついている。

 

赤いつぶつぶだらけで

南国の小さな

果物のようだ。

 

指で押さえてみたが

結構かたく弾力がある。

 

植物園で

カンナの原種のダンドクに

できた種子を

見せてもらったことがある。

 

確か

黒っぽい縦長の種子が

3個入っていた。

 

一番小さい果実を

強く指で押してみた。

 

くしゃっとつぶれただけで

種子は入っていない。

 

いくつか試してみたが

種子の入る果実はゼロ!

 

一番大きそうな果実を

輪切りにしてみたが

やはり3室の空間はあるが

種子は入っていなかった。

 

蕊の構造については

弊ブログ

「最近見かけなくなりましたが・・・」

で紹介した。

 

種子ができにくいのは

複雑な蕊の構造のためか

度重なる品種改良のせいか

定かではない。

 

球根(地下茎のような)で増える

カンナにとって

種子が出来なくても

繁殖にさほど影響が

ないのかもしれない。


まだ咲いています もう咲いています。

2018年12月05日 07時08分13秒 | 日記

昨日の大阪の

最低気温は15.2℃

最高気温は24.1℃

夏日一歩手前だ。

 

今週末は一転

真冬並みの寒さとか

この気温の乱高下に

年寄りの体は

ついていかず

悲鳴をあげている。

 

散歩していても

まだこんな花が咲いている!

と驚かされる。

 

葉はほとんど枯れているのに

一か所だけピンクの花が

きれいに咲いている

ボタンクサギ。

 

府道の植え込みの

シモツケも

枯れた花が目立つ中

花をつけている

 


ふと横を見ると

青々とした葉の中から

花茎を伸ばして

オオキバナカタバミが

綺麗な黄色い花を

早々と咲かせている。

 


歩道の花壇でも

黄色い花が

咲き始めている。

 

カンザキハナナの花

真冬から咲き始めるので

「寒咲き花菜」なのだが

それにしても・・・。

 

この異常な気候

植物に悪い影響を

与えなければいいのだが。

 

 


オランダミミナグサ 食虫植物に進化の途中か!?

2018年12月04日 06時47分18秒 | 日記

昨日に続いて

オランダミミナグサ。

 

オランダミミナグサの

写真を撮っていて

不思議なことに

気がついた。

 

あまりにもたくさんの虫が

至る所にくっついている。

 

もちろん死んで

動かないもの

今まさにくっついて

もがいているもの。

小さな昆虫から

蜘蛛まで

すごい数だ。

 

昨日のブログで

毛が多いことは

紹介した。

 

その毛の中に

粘着質の腺毛が

たくさん含まれている。

 

どうやらこの腺毛に

脚などがくっついて

動けなくなるようだ。

 

一番たくさんの虫が

くっついている部位は

大きな萼片付近だ。

 

茎にも葉にも

蕾にまで虫が

くっついている。

 

食虫植物に進化中か!?

なんて表題を付けましたが

そんな事実は

まったくありません!

(虫ではありません)


食虫植物

モウセンゴケの仲間のように

消化酵素も

持っていませんし

虫の養分を

吸収することもありません。

 

オランダミミナグサの

花や葉を食害する昆虫などを

からめとり

自身を守るために

粘液を進化させたのだと

考えています。

 

植物は不思議ですね!?

 

 

 


オランダミミナグサ ネズミの耳に似る?!

2018年12月03日 07時11分51秒 | 日記

ホトケノザの

写真を撮って以来

休耕田に初めて寄ってみた。

 

オランダミミナグサの花が

たくさん咲いている。

 

ヨーロッパ原産の

帰化植物で

明治時代末に

初めて発見されたそうだ。

 

ヨーロッパ生まれの植物には

オランダと名付けられることが多い。

 

クレソンとして知られる

オランダガラシや

オランダフウロも

ヨーロッパ原産だ。


茎の先端に小さくて

白い目立たない花が

たくさん咲いている。

 

目立たないのは

完全に開ききっている

花が少ないからのようだ。

 

どの花も

雄しべや雌しべが

のぞく程度にしか

開いていない。

 

5枚ある花弁の先は

小さな切れ込みがあり

とても可愛い花だ。

 

葉や茎

萼片にも毛が多く

ふわふわで余計に

可愛く感じられる。

 

ミミナグサの名前は

対生する葉の形が

ネズミの耳に似ているから

耳菜草とついたようだ

 

 


大阪平野郷 小さな秋さがし

2018年12月02日 07時59分24秒 | 日記

所用のため

大阪市平野区

昔の平野郷を訪れた。

 

大阪の東南にあたる

平野は古くから

栄えた町です。

 

戦国時代には

安全と自治を守るため

集落のまわりを

二重の堀と土塁をめぐらし

外敵の侵入を防いだ

環濠自治都市として

発展してきました。

 

神社仏閣の数が多く

古い街並みや環濠跡も

わずかに残っています。

 

平野郷の守護神として

信仰されてきた

杭全(くまた)神社へ行くと

樹齢千年と言われる

クスノキが出迎えてくれます。

 

このクスノキは

神として祀られており

杭全神社にお参りする人々は

ここで手を合わせてから

参拝されるようです。

 

この神社の夏祭りは

7月に行われ

9台のだんじりが曳航され

大阪でも指折りの規模を誇る

だんじり祭りとして

有名です。

 

熊野本宮大社とも

関係があるようで

絵馬は三本足の

ヤタガラスでした。

 


国道25号を挟んだ

反対側に大きな屋根の

お寺が見えています。

融通念仏宗総本山の

大念仏寺です。

後鳥羽上皇の勅願で

念仏勧進の根本道場とし

比叡山の良忍上人によって

開基したと伝えられています。

 

本堂は昭和13年再建の

大阪府下最大の木造建築で

畳が敷かれている場所は

とても広く須弥壇前に

一人座らせてもらい

お参りすることができました。

ここは仕事でお世話になった

先輩が実家のお寺を継いで

勤務されていたお寺で

亡くなられてから

初めてここを訪ねて

手を合わさせていただきました。

 

融通念仏宗最大の伝統行事

万部おねり(二十五菩薩来迎会)は

毎年5月の初めに

行われます。(ネットより)

 


この花の名前? 出てこない!

2018年12月01日 07時07分25秒 | 日記

散歩していて

以前に名前を調べた花が

咲いていた。

 

確か春先だったので

違う花かもと

近寄って詳しく見た。

 

あの花だ!

えっーと名前は?

出てこない。

 

ナデシコ科。

ムシトリナデシコ似の花。

萼筒に粘り気がある。

雄花と雌花と両性花の

三種類の花が咲く。

さんざん調べて分からず

「みんなの花図鑑」に投稿して

名前を教えてもらった花。

 

ここまで覚えているのに

肝心の名前が出てこない。

 

写真を撮って

歩く道すがらも

ぶつぶつ念仏のように

つぶやくが出てこない。

 

自転車に乗って

家に着くまで

胸のつかえが取れない。

 

鍵を開けるのももどかしく

パソコンではなくタブレットで

自分のブログに検索をかける。

 

「ムシトリナデシコ」

検索!

ずらずらと5件の

検索結果が現れた。

 

あった!

「この花の名前は?」

去年3月13日にアップしていた。

 

シレネ・カロリニア!

ようやく胸のつかえが取れ

すっきりした。

 

ぶつぶつと

「シレネ・カロリニア」と

十回近く唱えた。

 

カタカナ語が

覚えられなくなったのは

歳をとった証拠だ。