木曽Now

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甘酸っぱい思い出

2017年01月31日 06時20分18秒 | 日記
イチゴをもらった。

イチゴには
甘酸っぱい思い出がある。


中学一年生の冬
友達からクリスマス会に
誘われた。

初めてフォークで食べる
スパゲティー
クリスマスの定番
チキンなど。
ドキドキしながら
いただいた後
デザートが出てきた。

イチゴがのった
アイスクリーム。
もちろんイチゴも
アイスクリームも
食べたことはあった。
このクリスマスの時期に
食卓に出てきたことに
驚かされた。

初めてフォークで食べる
スパゲティー
真冬にアイスクリームと
イチゴを食べる生活に
少なからずショックを受け
生まれついてある格差に
愕然としたものだ。

あれから50年以上たつが
鮮明に覚えている。
多感な少年時代の
甘酸っぱい思い出である。


イチゴと言えば
よく問題になるのは
野菜か果物かと言う
話題である。

さてどちらでしょう?

一般に野菜は草本植物で
果物は木本植物だ。
デザートとして 
食べられることが多いイチゴは
八百屋ではなく果物屋で
売られることが多いが
イチゴは立派な野菜なのである。

もうひとつ
イチゴは何科の植物なのでしょう?

イチゴはサクラの仲間
リンゴと同じで
バラ科なのです。


明日は
本当のイチゴの果実は?
をアップします。

ナンテン考

2017年01月30日 06時01分13秒 | 日記

拙宅のナンテンも
風前の灯である。

原因はヒヨドリ!



日に日に果実の数が減る。


ナンテンは
「難を転ずる」として
庭に植えられたり
お正月に飾られる。

それだけではない。

葉や果実に
アルカロイドを含むため
不浄を清めるとされ
お手洗いの近くに
植えられたり
防腐効果があるので
赤飯やおせちに
葉を添えたりもする。

毒と薬は紙一重と
言われるが
アルカロイドは
咳止め効果があるため
生薬「南天実」として
使われる。

なのになぜ
ヒヨドリは
毒のナンテンを食べに
来るのだろう??

ナンテンは
鳥に果実を食べてもらって
種子散布をするはずなのに
なぜ毒の成分を持つのだろう???

ヒヨドリには
毒が効かないのだろうか!?


散歩道で
こんな光景を見たので
次のようなことを考えてみた。




鳥は果実を食べたら
すぐ近くで糞をする。

もし無毒の果実ならば
大量に食べて大量の糞を
近くでする。
これはナンテンにとって
甚だ都合が悪い。

たくさんの鳥に少しずつ
食べてもらう方が
より遠くに種子を
散布してもらえるはずである。

よって
たくさん食べると
弊害が出るように
ナンテンは
毒を持つように
なったのではないだろうか?




生きていました。

2017年01月29日 06時05分09秒 | 日記
久しぶりに
受難のアオサギ
見つけました。

相変わらず糸をつけたまま
片足で立っています。

よく見ると
体の下に
ルアーが見えます。

やはり外れなかったのです。

それでも生きていたのは
すごい生命力ですね!


もう1羽
久しぶりに出合った鳥。
カワウです。


ザワザワと勢いよく
水中を泳ぎ
顔を出したところです。
魚を狙う鋭い目をしています。

ユズリハの葉痕

2017年01月28日 06時31分12秒 | 日記
詩「ゆずり葉」
いかがでしたか?
素敵な詩ですよね!

がらっと変わって
ユズリハの冬芽と葉痕を
見てください。

ユズリハは常緑樹ですが
ちゃんと冬芽と葉痕は
あるのです。


赤い色をした
大きな冬芽ですね!

この芽から新しい芽が
伸び出すまで
古い葉は
落ちないのです。

小さい可愛い
冬芽ですね。




やっぱり
維管束痕が
3つありますので
何かの顔に
見えますよね!







落葉樹のオニグルミと
常緑樹のユズリハの
冬芽と葉痕は
双璧ではないかと
思っています。



オニグルミの冬芽と葉痕



ゆずり葉

2017年01月27日 06時28分35秒 | 日記

いつも歩く道とは
違う道を散歩しました。
お正月飾りに使われる
ユズリハを見つけました。

写真を撮りながら
「ゆずり葉」と言う詩を
思い出そうとしました。

子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は・・・。

このあと
思い出せません。
歳ですね!

6年生の国語の教科書に
「ゆずり葉」という詩が
昔は載っていました。

大好きな詩です。
あえて全文掲載します。




ゆずり葉   河井酔茗(すいめい)

子供たちよ。
これはゆずり葉の木です。
このゆずり葉は
新しい葉が出来ると
入り代わってふるい葉が落ちてしまうのです。

こんなに厚い葉
こんなに大きい葉でも
新しい葉が出来ると無造作に落ちる
新しい葉にいのちをゆずってー。

子供たちよ
お前たちは何をほしがらないでも
すべてのものがお前たちにゆずられるのです。
太陽のめぐるかぎり
ゆずられるものは絶えません。

かがやける大都会も
そっくりお前たちがゆずり受けるのです。
読み切れないほどの書物も
みんなお前たちの手に受け取るのです。
幸福なる子供たちよ
お前たちの手はまだ小さいけれどー。

世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持ってゆかない。
みんなお前たちにゆずってゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを
一生懸命に造っています。

今、お前たちは気が付かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のようにうたい、花のように笑っている間に
気が付いてきます。

そしたら子供たちよ。
もう一度ゆずり葉の木の下に立って
ゆずり葉を見る時が来るでしょう。



最近の鏡餅やしめ飾りに
ユズリハの葉を
あまり使わなくなった
気がしますが
どうなんでしょう?!

ウメと同じです。

2017年01月26日 06時15分27秒 | 日記
公園でボケの花が
咲いています。
ボケの名前については
以前のブログで
アップしていますので
ご覧ください。

写真を撮っていて
「ウメと同じだ」と
思いました。


雌しべのない雄花が
たくさんあります。








花と言えば
雌しべと雄しべが揃った
両性花が普通だと言う
先入観があるので
ウメの時と同じ
軽い驚きがありました。




kazuyoo さん
カリンもそうですよと
教えてもらいましたので
春になるのが楽しみです。

裸ん坊の冬芽。

2017年01月25日 06時08分20秒 | 日記
冬芽と葉痕の紹介を
してきましたが
公園にたくさん
植えられている
元気な裸ん坊の冬芽を
紹介をしましょう。

ソメイヨシノや
クヌギの冬芽は
何重もの鱗で
寒さと乾燥から
芽を守っています。




チューリップツリー(ユリノキ)や
ホオノキは
キャップのような
コートを纏っています。


コブシやモクレンは
毛皮のコートを着ています。


梅雨の時期に
目を楽しませてくれる
アジサイの冬芽を
見てください。





葉脈が見えています。
そうなんです。
芽を守るものはなく
裸ん坊なのです。

厳しい寒さで
凍りついてしまうことは
ないのでしょうか?


心配はいりません。
この葉の中には
光合成で作られた
糖分がたくさん
入っています。

車に入っている
不凍液と同じような働きをし
気温が氷点下になっても
なかなか凍らないように
なっているのです。

アジサイもちゃんと
戦略を持っているのですね。

もう咲き始めています。

2017年01月24日 07時02分15秒 | 日記
久しぶりに
田んぼに寄ってみた。

もうさいている!
どうして?
不思議に思うほど早い。

ここは道路より一段低い
田んぼの隅っこなんだ。
ちゃんと風避けになっている。




タガラシ

もう咲いている!


黄色い花弁が
光沢を持ち
緑色のマイクのような
形をした花托が特徴です。




水田などの湿地に生える
雑草ですが
トリカブトと同じ仲間の
キンポウゲ科で有毒植物です。




長い間
タガラシは
「田枯らし」だと
思っていました。

今回アップするにあたって
調べ直してみると
「田辛子」で
噛むとピリッと辛味が
あるからと書かれている。

有毒植物なのに
「噛むと辛い」と言えば
食べる人がいるのではないかと
心配になる。

学名にも「辛い」と言う
意味が入っているようなので
田辛子が正しいのかもしれない。

まだ他に思い込んでいることが
たくさんあるのではと
心配になった。

おサルさんだよ!

2017年01月23日 06時25分58秒 | 日記
アイアイ アイアイ
おさるさんだよ。

アイアイは
南の島のおさるさんですが
このおさるさんは
日本のおさるさん!?




この冬芽と葉痕は
センダンです。
おさるさんの顔に
見えませんか?




センダンは
別名「おうち」
と呼ばれています。

博物学者
南方熊楠さんが
愛した樹木です。
特に薄紫色の花が
好きだったようです。

和歌山県白浜の高台に
南方熊楠記念館があります。
入り口の横には
大きなセンダンの樹が
ありました。

またセンタンの材は
処刑された罪人の首をさらす
獄門台に使われる
木でもあります。

どちらにしろ
おさるさんに見える
冬芽と葉痕には
関係ないようです。

飛び始めました。

2017年01月22日 06時52分23秒 | 日記
いつ種を飛ばすのだろう?
気にかけながら
散歩していました。

木曽から帰った次の日
藤棚の下に
茶色いボタンのような物
が落ちていたので
上を見上げると
フジの果実が弾けていました。


乾燥が続くことで
硬いフジの果実が
満を持したように
捻れながらサヤごと弾けて
種を飛ばすようです。


地面にはサヤの片方が
かなり遠くまで
飛んでいます。

いったい
どれくらいの距離
飛ぶのでしょう?

カメラ片手に
付近をウロウロ
歩き回りました。
道路上は
人や自転車によって
動かされていて
正確に距離は
分からないと思います。

そこで人が立ち入らない
場所を探すことにしました。
藤棚の近くに
更地になった
囲いをした場所が
ありました。


丹念に探すと
見つけました!
この種子は藤棚から
自力で飛んできたはずです。


メジャーがないので
歩数で測ります。
18歩でした。
歩幅60㎝として18歩。
10m以上
飛んだことになります。

自力で10m は
驚きでした。
サヤの硬さ
フリスビーの様な
種子の形。
進化の結果なのでしょう!

ぜひ弾き飛ぶ瞬間を
見てみたいものです。


E.T. !?カリンの冬芽

2017年01月21日 06時29分17秒 | 日記
散歩道に
カリンの幼木がある。

去年
確か3月の初めに
一輪だけ花をつけていた。

どれどれ
この子は
どんな顔を
しているのだろう?

冬芽と葉痕を
のぞき込む。

小さい木だけあって
かなり小さい。

オリンパスTG-4で
深度合成
目一杯のマクロ撮影。




かなりユニークだ。
維管束痕が
3つあれば
顔に見えるから
面白い。


不思議そうな顔で
通りすぎていく人に
不審者ではありませんよ!
オーラーを振り撒きながら
撮影を終えた。


あだ花も花!

2017年01月20日 06時54分52秒 | 日記
「3日見ぬまの桜かな」
と言う言葉がありますが
それほど変化はないものの
10日ほど見ぬまに
ウメもたくさんの花を
つけていました。


花の写真を撮っていて
奇妙なことに
気がつきました。



この2枚の写真で
何か気づくことは
ないでしょうか?

実は上の写真のウメの花は 
真ん中に子房が見え
子房から雌しべが
伸びています。

下の写真はどうでしょう?
子房も雌しべもありません。

雄しべだけのウメの花が
はるかに多いのです。

考えてみれば
満開のウメの花が
すべて実ったら
樹の勢いも弱くなるし
一つひとつの種子も
大きくなれません。

昆虫の少ないこの時期に
花を咲かせるウメは
花粉を出す専門の花を
つけているのです。





花粉を出すだけで
実ることのない花は
可哀想な気もしますが
種を残すためには
やむを得ないのだと思います。

たくさんの花粉専門の
花のお陰で
お花見が楽しめるのですが・・・。

そんなことも
想いながら
花を見ると
ウメがいとおしく
なるかもしれません。

落ちない葉

2017年01月19日 07時32分20秒 | 日記
昨日の大阪は
最近になく
暖かかったそうです。

そう言われて
最高気温を調べたら
10.6℃ありました。

散歩していても
じんわりと汗が
出てきました。

散歩道の公園に
かなり大きな
クヌギの樹が
ありました。

数年前
斬り倒されてしまい
その跡にクヌギの苗木が
植えられています。

この時期になっても
枯れた葉をつけたままです。




冬になっても
枯れた葉を
落とさない木は
いくつかあります。

その代表は
柏餅のカシワです。

カシワは
冬になって葉が枯れても
落ちません。
新芽が出る頃
ようやく古い葉が
落ちます。

「子供が生まれる前に親は死なない」
つまり
「家系が絶えない」
ということに結び付け
子どもの節句に
柏餅を食べるように
なったようです。

もう一つ
ヤマコウバシも
冬に葉を落とさない木です。

どこかの神社で
ヤマコウバシの葉を
受験生のお守りにしたとか。

葉が落ちないことと
受験に落ちないことを
かけたようです。

何故枯れた葉を
冬になっても
落とさないのかは
よくわかりません。



クヌギに限って言えば
大木より幼木の方が
落とさない傾向が
強いように思います。

少しでも寒さや
動物の食害から
来年の芽を守るための
親心だとするのは
考えすぎでしょうか?

無事大阪に到着しました。

2017年01月18日 11時57分43秒 | 日記

昨夜9時頃に
東大阪の拙宅に到着しました。
渋滞もなく無事戻れました。

久しぶりに
川沿いの散歩道を
歩きました。

クズの葉が
散り始めています。

暑い夏には
葉の陰で甘い香りを
漂わせながら
クズの花が咲いていました。

カンカン照りの
夏の暑い日には
クズは葉を折り畳んで
暑さを避けることを
弊ブログで
取り上げました。

まず最初に
クズの果実です。
12月の初めに
木曽で撮影しました。




夏から秋にかけて
野山をおおいつくす
厄介な蔓植物ですが
葉痕はとても
ユニークです。

冬場の観察会には
なくてはならない
貴重な存在です。


緑色をしているのは
葉が落ちたすぐの葉痕です。

顔の両脇にあるのは
托葉です。
早くに落ちてしまいます。






嫌われもののクズですが
甘い香りの花も
睡眠する葉も
毛むくじゃらの果実も
葉痕までも
ユニークで
楽しい植物です。


ありがとう信州!

2017年01月17日 08時01分54秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温 -8.4℃  昨日の最高気温 -5.1度
木曽町新開     午前8時の気温 -6.5℃    天気 雪晴れ間少しあり

今朝は雪が舞っていますが
かすかに晴れ間が見えます。

強烈な寒波も
峠を越したのか
昨日は時々薄日が
差しました。
しかし雪は
断続的に降り続き
朝から雪かきを
しました。

雪の止み間に
撮影した敷地内の
サンショウの冬芽です。

大阪万博の
太陽の塔1?

両手を大きく広げ
バンザイをしているようにも
見えます。

山菜の王様と言われている
タラノキの冬芽です。
するどいトゲが目立ちます。

このタラノキが
芽を出すのは
毎年5月の連休が
終わってから。

まだ4か月も
先のことなんです。

今日の昼から
大阪に向けて出発します。
大寒波の真っ最中
木曽に滞在できて
自然の厳しさと
素晴らしさを
再発見しました。

ありがとう信州!