ヤブガラシは
巻きひげを伸ばし
鉄柱やフェンス、他の植物に
絡みつきます。
巻きひげは
葉と対生に出て
先は二股にわかれます。
散歩道の鉄柵では
巻きついてもすべって
ほどけやすいため
様々な工夫が見られます。
必ず二股の巻きひげは
反対側から
絡みついています。
結び目をつくることは
できませんが
外れないように
先を折り返しています。
巻きひげの途中が
よじれてらせんになっています。
らせんの向きは
途中で逆転しているのも見かけます。
バネ状の方が
引っ張りには強いはずです。
このようにして絡みつき
マントを被せたように
光を遮り
他の植物(この植物はシャリンバイ)を
枯らせてしまいます。
もうひとつヤブガラシの特徴は
葉にあります。
フジやバラなどの葉は
羽状複葉と呼ばれていますが
ヤブガラシの葉は
鳥足状複葉と呼ばれています。
何となく鳥の足に
見えなくもないかな?