木曽Now

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ツル植物考(1)

2017年08月31日 06時26分13秒 | 日記

以前
ヤブガラシの
写真を撮っていて
アサガオやフジなどと
違う巻きつき方を
していることに
気がつきました。 


ツル植物と
ひと口で言っても
アサガオやフジは
茎そのものが
巻きついていく
タイプです。

一方
ヤブガラシやゴーヤは
巻きひげで
つかまっていく
タイプです。

2回にわけて
ツル植物について
考えてみたいと
思います。


大昔
自然観察会に
参加していた頃
アサガオは
左巻きと
教えてもらいました。

支柱を右手で
握ったとき
親指の方向に
ツルが伸びていれば
右巻き。

左手で握ったとき
親指の方向に
伸びていれば
左巻きだと
教えてもらいました。

このアサガオのツルは
左手で握った
親指の方向に
伸びていますから
左巻きになりますね!


ところが
最近の本を読むと
アサガオは右巻きと
書いてあります。

いつの間にか
アサガオが巻き方を
変えたのでしょうか?

遺伝的に
決まっていますから
そんなわけありません。

統一の見解が
出たようです。

巻きついている
ツルを外から見て
右方向に
向いていれば「右巻き」。

ツルの伸びる方向を
下から見て
時計回りならば「右巻き」。
とされているようです。

では
フジはどうでしょう?


このフジは
下から見て
反時計回りだから
左巻きです。


藤棚のフジですので
ノダフジだと思います。




ところがフジには
ヤマフジもあり
巻き方が反対だとか!?

ツルの巻き方
ひとつ取り上げても
ややこしい。

ここまで考えて
年寄りには無理だと
投げ出してしまいました。(笑)
植物は奥が深い!

長々とスミマセン。

熊と言うだけあって。

2017年08月30日 05時55分38秒 | 日記
今日も
デュランタに
クマバチがいた。

間違いなく
雄だと確信して
手のひらを
お皿のようにして
左右から挟み込んだ。

手のひらの中で
大暴れしている。

こそばいような
痛いような
翅が細かく
当たっている。

お願いだから
おとなしくしてくれ!
なだめ透かすようにして
空間を狭くして待った。

静かになった両手の中を
宝箱を開くように
そっとのぞいてみた。

散々暴れて
疲れたのか
キョトンとした
可愛い顔で
歩いている。


ときどき翅を
ぶるんと震わすが
飛ぶ気配はない。


片手でカメラを
取りだし
前から横から
撮影させてもらった。

熊と言うだけあって
かなり毛深い。


ずんぐりむっくりで
まるで黒い
縫いぐるみだ。

落ち葉にとまらせて
もうワンポーズ。


三カットほど
撮ったとき
思い出したように
翅音を立てて
飛び上がった。


よく逃げずに
モデルに
なってくれました。
ご苦労さま!

ふとした疑問?!

2017年08月29日 06時04分25秒 | 日記
今年も秋の花が
咲き始めた。

アレチヌスビトハギ
厄介な雑草だが
花は美しく
大好きだ。


何より楽しいのは
触れると
バネ仕掛けのように
蕊が飛び出す。
それも一瞬でだ!


蕊が飛び出すと
書いたが
指で何度か
つついているうちに
ふと疑問がわいてきた。


マメ科の花の蕊は
2枚の竜骨弁に
包みこまれている。
その外側を
翼弁が挟んでいる。


疑問とは
蕊が飛び出すのか
竜骨弁・翼弁が下がるのか
どちらだろうか?
と言うことだ。


三脚を立てて
花を固定して
写真が撮れたら
もっとはっきりするのだが
同じような画角で
花をツンツンして
花を撮影してみた。




どうでしょう?
蕊が飛び出すと言うより
竜骨弁・翼弁が下がっては
いないでしょうか?

どちらでも
いい話だと言えば
それまでだが
どんな仕組みに
なっているのか
不思議で仕方がない。

第2回 京都一周ぶらり旅

2017年08月28日 06時26分07秒 | 京都一周ぶらりウォーキング
前回は
ゴール間近で
大雨が降った。

テレビで見た
世田谷花火大会のような
豪雨だった。

橋の下に避難しても
ずぶ濡れになった。

それにひきかえ今回は
雲ひとつない青空だ。
ただ難を言えば暑い。

地下鉄蹴上駅を
出発して
南禅寺に向かう。


臨済宗南禅寺派の
大本山だ。


日本三大門のひとつの
三門が目立つ。


石川五右衛門が
この三門の上で
見栄を切ったのですか?
と受付のおばさんに
聞いたら
「歌舞伎のことです!」
とにべもなかった。


お参りを済ませ
次は永観堂に立ち寄る。


門前から
お寺の雰囲気だけ味わい
鹿ヶ谷通りを右折。

突き当たりが
熊野若王子神社だ。


蟻の熊野詣と
言われる熊野詣
法王や上皇による
熊野御幸は
ここ熊野若王子神社で
身を浄めて出発したとか。


ご神木は梛(ナギ)は
熊野詣の御祓の木として
罪や穢れを浄める
お守りだ。


全ての苦難を
ナギはらう
のだそうだ。

ここから
哲学の道。
哲学者
西田幾多郎さんの
散歩道。


すれ違うのに
待たなければ
いけないほど
混雑している。


それも9割の方が
外国人だ。
色々なお国言葉が
飛び交っている。


1㎞と少し歩いて
「おめん本店」で
お昼をいただいた。


今出川通りを右折して
参道を上がると
銀閣寺だ。
正式には
東山慈照寺
と言うそうだ。


庭園の上の方は
「観音堂」を望む
展望台になっている。


この一方通行の道も
外国の方の
記念撮影で大渋滞。


ようやく外に出ると
土産物を売る
参道の方が
空いていると感じる。

銀閣寺前バス停から
京都駅行きのバスに乗り
帰路についた。

合計13,753歩

宝塚と言う名前。

2017年08月27日 06時02分37秒 | 日記
最近
日が射していると
よくクマバチが
吸蜜している花
デュランタ。


Kazuyoo60 さんに
デュランタ・宝塚 だと
教えていただいた。

蜜がたくさん
出ているのだろうか?


不思議に思って
花をルーペで
のぞいてみた。

白い縁取りが
レースのように見える。
筒状の花で
5裂している。


中心は黄色い。
蜜標なのだろうか?


取り立てて
虫たちの好みそうな
感じはしない。


奥の方には
たっぷりの蜜が
光っているのだろう?!

花を二つに
割ってみた。

雄しべは4本
雌しべは意外に小さく
たっぷりの蜜はない。


結局疑問は
解決できなかった。

ちなみに
タカラヅカ以外 
デュランタには
アルバ
ライム等の
品種があるそうだ。

ハデゴリラノコシカケ!?

2017年08月26日 06時15分07秒 | 日記
ウォーキングコースで
反対側の公園を
1週間ぶりに歩いた。

先週歩いた折りに
去年と同じ場所
同じケヤキで
コフキサルノコシカケ
見つけておいた。


写真を撮った時
猿の縫いぐるみでも
置いてみたいなと
漠然と思ったのだが。


おっさんの家
いや老人の家に
可愛い猿の
縫いぐるみなど
ある由も無く
諦めていた。

1週間後の今朝
きっとやんちゃ坊主に
壊されているだろうと
行ってみると
驚くことに立派に
健在ではないか!

ちょうど
小学2年生くらいの
二人ずれの女の子が
派手な縫いぐるみの
お腹を押して
「ギャハハ」と
笑わせて
本人たちも
ゲラゲラ笑いながら
ベンチにいた。

おっちゃんは
不審者ちゃうでー。
と心で言いながら
その人形貸してくれへん?
と頼んでみた。

一瞬二人とも
怪訝な顔をしたが
案外素直に
差し出してくれた。


サルノコシカケの
上にゴリラ?!を乗せて
何枚か写真を撮った。


二人は
一部始終を見ていて
先ほど以上に
不思議そうな
顔になっていた。

これは
サルノコシカケという
キノコで
お猿さんでも
座れるため
名前がついたんだ。

それで
お猿さんを
乗せたかったけど
これを代わりに
させてもらったと
説明した。

二人とも
妙に納得したように
また遊び出した。

サルノコシカケならぬ
ハデゴリラノコシカケに
なってしまったが
満足して帰路についた。

鳥ウォッチング。

2017年08月25日 05時48分18秒 | 散歩道の鳥たち
久しぶりに
鳥を撮影しながら
歩きました。

鳥を撮影。
と偉そうに
言っても
相も変わらず
お馴染みの
鳥ばかりです。


季節の移ろいを
敏感に感じているのか
最近見かける
鳥の数が
増えてきたように
思います。

流れの急な
橋の下には
毎日のように
ゴイサギが
来ています。


ゴイサギを
見ないときは
ちゃっかり
コサギが
場所取りしています。


たくさん
架かっている
橋の下には
アオサギが
陣取っています。


柵の上では
鋭い目で
魚を狙っている
コサギもいます。






ベンチの横では
餌をねだるように
スズメの群れが
近寄ってきます。




鳥を撮影しながら
汗をふきふき
歩いています。

ちなみに
カルガモは
全く見かけなく
なりました。


火伏の木。

2017年08月24日 06時23分09秒 | 日記
1週間ほど前から
公園の樹木で
赤い果実が
目立つようになってきた。


サンゴジュだ。


ウォーキングコースで
赤い果実と言えば
ハナミズキ
クロガネモチ
ピラカンサ
ナンテンなどあるが
まだまだ色づいていない。


一番早く赤く
色づくことで
鳥にアピール
しているのだろうか?

サンゴジュは
珊瑚樹と書く。
房状の果実が
珊瑚細工のイメージ
なのだろう。


イチョウが
防火目的で
神社などに
植えられるのと同様
サンゴジュも
水分が多く
火伏の木としても
有名です。

命をつなぐ。

2017年08月23日 06時16分48秒 | 日記
公園を歩いていると
二匹の小さな蝶が
じゃれあうように
飛んでいる。

最近とんと見なかった
ヤマトシジミだ。

多分雌だろう
追い詰められて
止まると翅を広げ
腹部を立てる
交尾拒否の姿勢をとる。

雄が近づくと
すぐ飛び立ち
もつれ合いながら
飛び回る。


そんなことを3度ほど
繰り返し止まったあと
すぐ交尾を始めた。


あの交尾拒否姿勢は
何だったのかと思ったが
先ずはめでたしめでたしだ。


季節の移ろいを敏感に
感じ取っているのだろうか。

これから秋にかけて
ヤマトシジミの交尾
産卵が繰り返され
命を繋いでいくのだ。

日課です。

2017年08月22日 06時56分45秒 | 日記
暑いです。
昨日の最高気温は
34.6℃。

いつも通り
朝9時半頃
自転車で
延命地蔵尊まで走る。

お賽銭を
お供えして
お線香をあげ
般若心経を唱える。


脇から汗が一筋
ツゥーと流れる。

一礼して
お堂前から
歩き始める。

いつもの公園で
Uターンするが
もう汗が
吹き出してくる。

花の少ない
この時期に
真っ赤な花を
つけている
ハイビスカス。


一日花だが
毎日忘れず
咲いてくれる。


5つアンテナを
伸ばしたような
雌しべが
柔らかそうだ。


雄しべは
モコモコと
虫たちを待つ。


最近は
この花を見て
残り半分頑張ろう!
と元気をもらっている。

無事歩けたことを
お地蔵様に報告して
お堂をあとにする。

大阪にいる時
こんな朝を
もう9年ほど
続けている。

カーペンター・ビー

2017年08月21日 06時04分23秒 | 昆虫
藤の花が
咲く頃
喧しいくらい
羽音をたて
飛び回っていた
クマバチに
久しぶりに
出会った。


デュランタの花に
たくさん集まっていた。


クマバチは
体も大きく
ブンブンと
大きな音をたて
飛び回わり
その名前まで
クマとハチのため
攻撃的な蜂だと
思われている。


実際は
その性質は温厚で
人を襲うことも
刺すことも
ほとんどない。


スズメバチの仲間は肉食で
蜜蜂の巣などを襲うが
クマバチは
昆虫を襲う事もなく
花粉や蜜が主食なのだ。


この花に集まっている
クマバチは
すべてメスだった。

8月頃
2度目の子育てをすると
言われているので
お母さん蜂が
蜜や花粉を
一生懸命集めている
最中かも知れない。


カーペンター・ビーは
クマバチの巣作りから
大工と名付けられました。

危険な植物。

2017年08月20日 06時47分31秒 | 日記
2日目も
頑張って
歩きました。

朝から青空が
広がって
気温がグングン
あがっています。

Uターンする
公園まで来ると
上着にまで汗が
滲んできます。

木曽にたつ前
チョウセンアサガオの花を
アップしましたが
今日見ると
果実が目立っていました。


トゲトゲの
ゴルフボール
くらいの大きさです。


口が開いて
種子がのぞいている
果実もあります。


種子はゴマ粒を大きく
扁平にしたような形で
ぎっしり並んでいます。


どのような中毒が?と
お尋ねがありましたので
詳しく調べてみました。


根がゴボウに
似ているため
誤食する。


蕾がオクラに
似ているため
誤食。


居酒屋の店主が
確かアルバイト店員に
賄いの食事に
種子をまぜて
食べさせた。

幻覚症状を
起こした店員の入院
と言うニュースが
関西ローカルで
昨年流れていました。

犯罪に使われる
こともある危険な
植物なんです!


大阪でも蜜酒場。

2017年08月19日 06時11分42秒 | 昆虫
久しぶりに
暑い大阪の
川沿いを
歩きました。

たった1日大阪で
寝ただけなのに
もう夏バテ気味。

心を鬼にして
ウォーキングに
出かけました。

「暑いね!」
「顔見なかったけど元気?」
等声をかけてもらって
元気がもどり
背筋を伸ばして
歩きました。

公園では
大阪の
昆虫酒場が
大繁盛!

ヤブガラシの
甘い蜜酒場。



アゲハチョウや

アシナガバチも

カメラを気にせず
お食事中。


そんな中でも
アオスジアゲハ君だけは
セカセカ忙しそう。

なかなか
カメラの真ん中に
収まって
くれませんでした。

昆虫酒場。

2017年08月18日 06時13分39秒 | 昆虫
無事
暑い大阪に
もどりました。

8日間で
涼しい気候に
なれた体に
大阪の暑さが
こたえます。

昨日の木曽は
朝から晴れ間がのぞき
車に乗る前
久しぶりに
気温は25℃でした。


敷地内に
ヤマウドが
2本あります。




冬に地上部は
完全に消えて
しまいますが
この時期には
「ウドの大木」と
言われるように
樹木と見間違うほど
大きくなります。

花はヤツデに
そっくりです。


この花にも
たくさんの昆虫が
やって来ます。






帰る間際だったため
しっかり観察
できませんでしたが
二種類の花が
あるようです。


たくさんの昆虫が
集まっていました。


おもしろそうなので
今後じっくり
調べてみます。

パイオニアプランツ

2017年08月17日 08時01分44秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温    18.5℃  昨日の最高気温   21.0℃
木曽町新開     午前8時の気温    20.5℃    今朝の天気   曇り

昨日は一日雨。
最高気温が
21.0℃。

東北の太平洋側では
きっとやませなのだろう。

サムサノナツハオロオロアルキ
にならないように願う。


大阪では
全く見ない花が
ここ木曽では
庭先で咲いている。

背が高く
遠くからでも
よく目立つ
ヤナギランだ。


山火事が
起こったあとに
真っ先に入り込んでくる
パイオニアプランツとして有名。


この花が咲きだすと
秋の気配だと
大昔尾瀬で
教えてもらった。

花は花弁が4枚
アカバナ科の
顔を持つ。

8本ある雄しべが
目立つが
雌しべは見当たらない。




雌しべは雄しべの
機能が終わった後
伸びてくるようだ。


4裂した雌しべが
目立つ花は
雄しべがすべて
枯れかけている。


雄性先熟の
典型的な花だ。

夏の終わりかけ
尾瀬の木道を歩いたことを
思い出しながら
写真を撮らせてもらった。


なかなか
自分の時間が持てない
木曽滞在だったが
今日昼から
大阪に向かいます。