木曽Now

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お辞儀をする草。

2017年09月30日 08時45分26秒 | 日記

最近見なくなった
植物を見つけた。

オジギソウだ。

昔は近所で
時々見かけて
大人げなく
葉をツンツンしたものだ。

久しぶりに
葉をつついてみた。


ものの見事に
葉柄が垂れ下がり
小葉も閉じた。
一瞬の出来事だ。


閉じる訳は
人の体でいう関節
葉枕(ようちん)と言う部分の
水の移動でおこる。

葉が刺激を受けると
電気信号が葉枕まで伝わり
葉枕内にある水を
下のほうから上に
向け移動させる。

水が抜けた下の部分は
しぼんで小さくなり
下に折れ曲がる訳だ。

オジギソウは
子ども達を
楽しませるために
おじぎをする
わけではない。

雨が降ったり
強い風が吹いたり
したとき
枝を下に垂れ
葉を閉じて
自分を守っているのだ。


それだけではない。
茎や種子には
鋭いトゲがあり
食害からも身を
守っている。



尻深樫

2017年09月29日 07時41分16秒 | 日記

アラカシの樹が
植えられている
お屋敷に
一本だけ
毛色の変わった
樹があることに
気がついた。

葉の様子も
ドングリの様子も違う。


何よりこの時期に
花が咲いている。


秋に花を咲かす
ドングリは
シリブカガシだ。


このドングリの樹は
昔から知っているが
長い間シリブ ー カガシ
だと思っていた。

植物名は普通
カタカナで表す。

どこで切るかは
なかなか難しい。

シリブカガシを
漢字で書けば
「尻深樫」
これだと
間違うことはない。

他のドングリより
明らかに
お尻が凹んでいる。
なるほど尻深だ。


シリブカガシの
ドングリが
粉をふいたように
見えるのは
ロウ状物質が
おおっているためだ。

ウォーキング中
ポケットに入れていた
ドングリはロウで
ピカピカになっていた。


果実が早々と!

2017年09月28日 07時48分35秒 | 日記

川沿いの
アオギリの果実が
成熟してきました。


葉はまだまだ
青々としているのに
気が早いことです。


果実は5つの
舟のような形(心皮)に
分かれています。


中から
シワのある種子が
のぞいています。


風が吹くと
舟形のものが
一枚ずつ
飛ばされます。


以前に
舟の形のまま
くるくると
回転しながら
ゆっくりと
舞い降りるのを
見たことがあります。


このアオギリの舟が
うまく水の上に落ちたら
舟のようにちゃんと
浮かぶのでしょうか?

もう少し季節が進んだら
試してみたいと
思っています。

最近見ていなかった!?

2017年09月27日 07時49分16秒 | 日記

大阪の拙宅では
ダイヤル式の
黒電話が現役
ネット環境なし。

その為
タブレットで
毎日のブログを
アップする。

そのタブレット
電池劣化
まだ月末まで
1週間あったのに
速度低下で
通信速度が
極端に遅い。

タブレットで
ブログ訪問すると
写真が開くまで
時間がかかりすぎ
イライラが始まる。

そんな理由で
自分のブログを
アップするだけで
訪問もコメントも
失礼しています。

ドコモ光を
申し込んだため
10月初旬まで
あとしばらくの辛抱。

ウォーキングで
珍しい蝶に出会った。

珍しいと言っても
普通種なのだが
ウォーキングコースでは
滅多に見ない蝶
モンキチョウだ。


食草は
シロツメクサ
公園にはたくさん
生えているのに。

大阪では
淀川や大和川の土手
街中より少し郊外では
たくさん発生している。


なかなか
止まってくれず
苦労したが
何とか数枚写せた。

すぐそばに
ウラナミシジミ
来てくれたので
パチリ!



このキノコ?

2017年09月26日 07時29分00秒 | 日記

このキノコの名前
知ってる!


オオシロ・・・
あとが出てこない。

熱帯地方のキノコで
40年ほど前から
公園や土手で
見られるようになった。

今では一番都会で
メジャーなキノコ!

写真を撮ってから
公園のUターン場所まで
行って戻ってきても
まだ出てこない。

長居植物園の
佐久間先生に
教えてもらったのに!


そこまで覚えていて
名前が出てこない。
モヤモヤして
気持ちが悪い。

歩きながらも
ずっと考えていた。

顔見知りの人と
挨拶を交わした途端
オオシロカラカサタケ!
思い出した。


胸のつかえが
とれたようで
ペダルも軽くなった。


タブレットの調子が
悪いためブログ訪問
コメントできません。
ブログアップがやっとです。
申し訳ありません。


第3回 京都一周ぶらり旅

2017年09月25日 06時43分47秒 | 京都一周ぶらりウォーキング

よい天気に恵まれ
京阪出町柳駅を
10時半に出発
下鴨神社に向かう。

下鴨神社は
正確には
賀茂御祖神社と言う。


参拝を済ませ
糺(ただす)の森で
行われていた
「森の手づくり市」
をのぞいた。


アクセサリー
木工品
布の小物など
女性が好みそうな
店が並ぶ。

ぶらりと
のぞいたあと
御蔭橋

叡電の線路を渡り
東大路通りに出た。

お昼を過ぎたので
昼食場所をスマホや
タブレットで
探していると
通りかかりの方が
声をかけてくれた。

昼食場所を
探している
と言うと
中華料理の
華祥さんを
教えてもらった。

10分ほど並び
「あんかけ焼そばセット」
を注文した。

京都大学に近いせいか
量も多くおいしかった。

昼食後
田中神社の前を通り
疎水を渡り
京都造形芸術大学に出た。


山際を進むと
芭蕉と蕪村ゆかりの
金福寺だ。


お庭から
茅葺き屋根の
芭蕉庵が見える。




舟橋聖一さんの
花の生涯のヒロイン
村山たか女の
終焉の地でもある。

その後
詩仙堂丈山寺の
お庭を眺めながら
足を伸ばして
疲れをとった。




およそ15分ほどで
天台五門跡のひとつ
曼殊院門跡に到着。




国宝の不動明王に参拝
狩野探幽・永徳の襖絵など
見学して
叡電修学院駅
16時15分着
出町柳駅に出て
帰路についた。

総歩数 13,562歩

ゴイサギの狩り。

2017年09月24日 06時07分51秒 | 散歩道の鳥たち

今日は
久しぶりに
ゴイサギがいた。


いつもの定位置とは
違う場所
川の柵の上を
歩いている。


慎重に脚を
運んでいるが
鋭い目は川面を
にらんだままだ。


ひとしきり
のぞき込んだあと
決心したように
ふわりと川中の
石に舞い降りた。

残念ながら
こちらに背を
向けているため
表情まで分からない。


突然水中に
銛のように鋭い
くちばしを突き刺した。


くちばしの先には
魚がキラリと光る。
見事一発で仕留めた。


近づいてきていた
魚たちが逃げたのか
向きをかえた。

今度は
大きな鯉が
泳ぐ水面を
身じろぎもせず
眺め続けている。


大きな鯉の間に
小さい魚が
見え隠れしている。

2度ほど狙いを定め
水中に銛を突き刺すが
やはり大きな鯉が
邪魔になるようだ。


次に向かったのは
水面に沈んだ
石の上だ。


この石に移った瞬間
一瞬の早わざで
魚をとらえた。


5分ほどの間に
三匹の魚が
ゴイサギの
餌食になった。


今日はこれから
京都一周
ウォーキングです。



カタバミ再認識!

2017年09月23日 07時47分36秒 | 日記

相変わらず公園で
しゃがみ込んで
ヤマトシジミの
幼虫を探している。

いっ時に比べ
成虫の数は
多くはないが
必ずいるはずと
カタバミの葉裏
根元を探す。

これほど
見つかりにくい
幼虫も珍しい。

先日は諦めて
カタバミの花の
写真を撮った。


黄色い小さな
5弁の花をつける。


雄しべは
長いものと短いものが
5本ずつ。


真ん中の雌しべは
5本にわかれている。


カタバミは
地面を這うように
広がり
至るところで
根をおろす。

繁殖力旺盛で
嫌われものの
厄介な雑草である。

あまりにも
ありふれた花で
今まで気にもとめず
カメラを向けた
ことがなかったが
なかなか可愛い顔だ。

もどってきたカルガモ。

2017年09月22日 06時23分07秒 | 散歩道の鳥たち

大阪に戻った
次の日から
歩いている。

さすがに
お彼岸前
汗のかき方が違う。


高原の爽やかさは
微塵もないが
空には秋の雲が
足早に流れ
彼岸花が
咲き誇る。


ドングリの木を見上げ
カタバミの葉裏や
根元を探す
ウォーキングは
いつも通りだ。

夏の間に
まったく姿を
現さなかった
カルガモが
集団でいた。


留鳥と聞くが
暑い間はどこで
過ごすのだろう?


これから
子育てする
来年夏まで
私たちの目を
楽しませて
くれるのだろう。


若葉から根まで。

2017年09月21日 07時25分32秒 | 木曽Now

今回ももう一度
木曽での写真です。


かぶったポンチョから
しずくが足元に
滴り落ちる山道。

汗をふくため
立ち止まって
顔をあげた。

白く細長い花が
一面に咲いていた。

その辺りだけ
スポットライトで
照らされたように
ほんのり明るかった。

その花が
サラシナショウマだと
知ったのは
下山してからの
ことだった。

大昔
山に登っていた頃の
忘れられない思い出である。


山登りを
しなくなって
見なくなったが
ここ開田高原では
普通に見られる。


ブラシ状の花には
小さな花が
多数集まっている。


雄しべだけの
雄花が目立つが
雌しべも持つ
両性花には
気がつかなかった。


またの機会に
ゆっくり観察したい。


サラシナは
茹でて山菜に
することから。


ショウマは
根を乾燥させてつくる
漢方薬の生薬。

昔から
サラシナショウマは
若葉から根まで
利用されてきたようだ。


憧れの蝶。

2017年09月20日 06時10分13秒 | 木曽Now

無事大阪に戻りました。
今日のブログも
木曽で撮った
写真です。


大昔のこと。

中学時代
夢中になって
蝶を集めていた。

もちろん
網で採集
胸を圧迫して殺し
針をさし
展翅板で
翅を伸ばす
昆虫採集だ。

その頃
大阪府の能勢あたりに
いると言われていた
スジボソヤマキチョウが
憧れの蝶だった。


シロチョウ科の中では
大型で
独特の翅の形と
輝く黄色の翅が
とても魅力的だ。


初夏に羽化した
スジボソヤマキチョウは
暑い盛りの夏の間
夏眠して
秋に再び出現し
成虫で越冬する
生活を繰り返す。

夏休みが活動期である
学生にとっては
とても採集しにくい
蝶だった。

それでも
少ない小遣いを
はたいて
能勢の初谷あたりに
何度も通った
思い出がある。

結局一度も
網に入れることは
かなわなかった。

ところが
驚くことに
開田高原では
この蝶
ごく普通に
飛んでいる。


先日などは
5匹の雄雌が
入り乱れて
飛んでいた。


しばらく
写真を撮ることも忘れ
呆気に取られて
眺めていた。


捕虫網をカメラに
持ち替えてはいるが
この蝶に向き合うとき
今でも胸の高鳴りを
覚える。

トゲのある植物(3)

2017年09月19日 08時00分30秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温     7.4℃  昨日の最高気温  19.9℃
木曽町新開     午前8時の気温     9.0℃    今朝の天気   晴れ

もうひとつ
鋭い逆向きの
トゲをもつ植物
イシミカワ。

イシミカワは
花より実が
実に美しい。


苞葉に優しく
抱かれた実は
薄い緑色から紫色
そして瑠璃色へと
変身する。


お皿に乗った
お供え物にも
巫女さんの持つ
神楽鈴にも見える。


長い葉柄を持つ
葉は三角形。


その葉裏にも
葉柄にも
鋭いトゲを持つ。


イシミカワと言う
名の由来には諸説ある。

そのうちの一つ
大阪府河内長野市に
伝わるもの。


弘法大師さんを
家に泊め接待した
夫婦がいた。

大師はお礼のため
一夜のうちに
薬師如来を彫り上げ
中国から持ち帰った
薬草の種子と
秘薬づくりの法を
授けた。

そのため薬草に
この村の名前が
つけられたと言う。

打撲を治す薬だそうだ。

弘法大師伝説のひとつ
かもしれないが
今も大阪府河内長野市には
石見川という地名が残り
近くを流れる川は
石見川と言う。

今日まで
トゲ三兄弟を
紹介してきたが
ミゾソバを入れて
タデ科トゲ四兄弟
と呼んでいる。

この植物たちのトゲは
他のものに引っかけ
よじ登るための秘密兵器。

私見だが
一番鋭いのは
イシミカワ。

次がママコノシリヌグイ
アキノウナギツカミと続き

いちばん優しいトゲは
ミゾソバのような
気がする。

今日昼から
大阪に戻ります。
ブログ訪問
コメント投稿
できないかも
お許しを。

苞葉(ほうよう)は花のすぐ下にある葉の変形したもの。



トゲのある植物(2)

2017年09月18日 08時01分56秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温    14.6℃  昨日の最高気温  19.4℃
木曽町新開     午前8時の気温    15.5℃    今朝の天気   曇り
午前1時半ごろ
雨戸を揺らす
風の音で
目が覚めました。

朝外に出てみると
コスモスが倒れ
デッキに落ち葉や
枯れ枝が
散らばっていますが
何も被害は
ありませんでした。


この植物の名前も
一度聞いたら
忘れません。


ママコノシリヌグイと
同じ仲間
タデ科の花
アキノウナギツカミです。


ウナギが掴めるほどの
トゲがある
ということでしょうか。

葉は茎を
抱いています。


トゲは
ママコノシリヌグイより
細かく数が多いかも。


幼児虐待の
痛さより
ウナギには優しい
ようです。


「秋」と断る以上
春や夏のウナギツカミが
あるのかと
思いましたが
まったく見あたりません。


花だけ見せられたら
ほとんど区別は
つきません。





トゲのある植物。

2017年09月17日 08時01分22秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温    11.5℃  昨日の最高気温  14.3℃
木曽町新開     午前8時の気温    13.5℃    今朝の天気   小雨

とても
可憐な花である。


その顔に似合わない
鋭いトゲを
持つ植物。


タデ科の
ママコノシリヌグイ。


なんと強烈な名前を
持っているのだろう。


茎には
まばらに鋭い
トゲが目立つ。


葉の裏にも
鋭いトゲだ。


もちろん
このトゲで
お尻は拭けないが
この葉の大きさでは
無理であろう。(笑)


誰がつけた名前か
分からないが
なかなか
この名前を
思いつく人は
いないだろう。

それに
ママコノシリヌグイの
花言葉は
変わらぬ愛情
だそうだ。

どう言うこと?!



熊のいた道。

2017年09月16日 08時00分44秒 | 木曽Now
開田高原アメダス  今朝の最低気温     9.0℃  昨日の最高気温  20.2℃
木曽町新開     午前8時の気温    10.5℃    今朝の天気   曇り

7月12日に
熊に遭遇した
コースを
歩いてみよう!

車に乗り込む前に
決めていた。

そのため
先日買った
鳥よけのピストルを
取り出した。

引き金を引くと
8発連続で
大きな音がする。

農協のお兄さんに
熊には効かないと思う
と言われていたけど
無いよりはましだ。

何より
熊が同じ場所に
いる訳がない。

お気に入りの
場所だったとしても
今日もいるとは
限らない。

勝手なことを
考えながら
左手にピストル
右手にスイッチオンの
カメラを持って
歩きだした。


やはり
遭遇した時のことが
頭をよぎる。
左右と樹上を
くまなく
見ながら歩く。

炭焼き小屋を
過ぎたあたりで
突然草むらから
動物が飛び出してきた。
熊だ!!


一瞬
凍りついたが
可愛い犬だった。

首輪をしているので
飼い犬だろう。
震える足元で
じゃれている。

頭をなでてやり
川沿いの舗装道路まで
戻ってやると
走り去った。


カメラを持っていても
とっさの時
シャッターが
切れないことが
よくわかった。

人騒がせな犬だったが
何より熊でなくて
よかった。

足早に熊が登っていた
樹の下を通り過ぎ
乗馬センターに出た。


ここまでくれば
安心だ。


ゆっくり
キアゲハの
写真を撮りながら
車まで戻った。




家に着くと
今度は
コムソウダケが
置いてあった。


和名は
ショウゲンジと言う。


油炒めで
美味しく
いただいた。