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キク科はすき間が好き?

2016年10月05日 06時01分35秒 | 日記
5月にアメリカオニアザミが群生していた
フェンスに囲まれた空き地に寄ってみました。
もちろんアメリカオニアザミは姿を消して
かわりにアキノノゲシが群生していました。




ハルノノゲシより上品な感じで
好きな花のひとつです。

アキノノゲシはキク科で
たくさんの花が集まって
ひとつの花に見えています。


タンポポと同じで
すべて舌状花(ぜつじょうか)からできています。
集まった雄しべの真ん中から
雌しべが顔を出して
先がY字型に開いています。





左はアキノノゲシ 右はセイヨウタンポポ

野菜のレタスと同じ仲間なので
ちぎると黄色っぽい乳液が出ます。

この乳液は舐めると苦味があります。
この苦味で昆虫の食害を
防いでいるのだと思います。

ちなみにレタスの花は
まるで黄色い小型の
アキノノゲシという感じです。

アメリカオニアザミも
アキノノゲシも
コンクリートのすき間に群生していますが
これらのキク科の植物はすき間好きなのでしょうか?

コンクリートのすき間は
植物が育っていく上で
条件が悪いように思います。

しかし競争相手が少なく
アルカリ土壌で
前の植物が枯れ落ち
養分になっているなど
よい面もあるのではないでしょうか?

勝手なことをいうな!
と植物に叱られそうですが・・・。