木曽Now

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このアサガオ知っています!

2016年09月30日 06時01分26秒 | 日記
どうして今まで
気がつかなかったのだろう?
この花は知っている。
マメアサガオだ。


昨日のマルバアメリカアサガオから
数メートル離れた所で咲いている。


歩道もなく車も止まることがないので
ほとんど知られることなく
ひっそりと咲いている。

花は直径15ミリメートル
上から見ると五角形。


5本ある雄しべの葯は紫色で
ちょうどよいアクセントになっている。




葉だけ見るとマメアサガオも
マルバアメリカアサガオ
マルバルコウともによく似ていて
区別がつきにくい。

花を見ると一目瞭然だ。




散歩道のこの川沿いだけでも
たくさんの外国産アサガオが
咲いていることに驚かされる。

アサガオの仲間でした。

2016年09月29日 06時01分23秒 | 日記
いつも歩く川の対岸
歩道がなく車の通行が
激しい道路沿いに
薄紫色の花が
咲いている。

橋を渡り対岸へ
車に気をつけながら
近づくと
小さなアサガオでした。


葉はマルバルコウに似て丸い。

花はマルバルコウより
少し大き目。
見るからに帰化植物!
アメリカアサガオだったかな?



歳をとると忘れてばかり。
ひとつ覚えてもふたつ忘れる!

クラクションに
ヒヤヒヤしながら
写真を撮影。

花を2輪ほど
葉がついたまま
摘んで帰る。

帰化植物写真図鑑によると
マルバアメリカアサガオ
アメリカアサガオは葉が
3裂している。
そうだったそうだった。

5枚ある細い萼も
2枚ある苞葉も
かなり毛深い。


蕊を見ると雄しべもにも
毛が生えている。




道路沿いの植栽の時に
持ち込まれたのだろうか?
それにしても今まで
気がつかなかったとは。

近くにもう一種
アサガオの仲間が・・・。
明日調べてみよう。


自前の花です。

2016年09月27日 06時01分08秒 | 日記
今まで紹介してきた植物は
オトメツバキを除いて
すべて散歩道、公園や
よそのお宅の植物でした。

今日の花は自前です。
亡くなった母が植えていて
残っている数少ない植物
ヤブランです。


家の花ですので
誰に遠慮することなく
ゆっくりじっくり
観察できます。

見れば見るほど
不思議な花です。

どの花も
6本の雄しべが一ヶ所に
かたまっています。


雌しべは
あっち向いてホイのように
反対側に伸びています。

自家受粉を少しでも
防ぐためなのでしょうか?


もうひとつの不思議です。

ヤブランのように
穂状に咲く花は
下から順に咲くことが
多いのです。(ツルボ) ←クリック

ところがヤブランは
上、下や真ん中でも
花を咲かせています。

いつも花が咲いているのは
この為なんですね。

とても小さな花ですが
かわいくて
不思議な花でした。


ヒガンバナの仲間たち

2016年09月26日 06時29分17秒 | 日記
9月12日大きな手術を受け
何とか無事生還できました。
術後の傷跡もまだまだ痛く
なかなか日常生活が
取り戻せないでいます。

退院して
吹く風も
見る花も
秋そのもの!
浦島太郎状態で
少々戸惑っています。

昨日あたりから
朝の散歩を始めたので
ブログも少しずつ
再開したいと思っています。


帰ってきて
一番目につく花が
ヒガンバナです。


誰に言われるともなく
お彼岸の頃になると
一斉に咲き始める。
自然の不思議さを
感じずにはいられません。

日本のヒガンバナは
三倍体で種子はできませんが
中国には二倍体の
ヒガンバナがあるとか。

そのヒガンバナとショウキズイセンとの
交雑種がシロバナヒガンバナ。
何となく高貴な感じさえします。




すぐそばにタマスダレ。






サフランモドキも咲いています。




この三種は
ヒガンバナ科。

特徴は花より下に子房があること。
子房下位と言います。



ユリの仲間との
大きな違いです。


私たちaboutなんです!

2016年09月12日 05時23分11秒 | 日記
8月初旬
散歩途中寄り道をして
スクミリンゴガイホソバヒメミソハギ
観察した田んぼに
1ヶ月ぶりに寄ってみました。




異様な草の枯れ方です。
きっと除草剤ですね。
スベリヒユ
ホソバヒメミソハギも
すべて枯れています。

お米は大丈夫でしょうか?
他人事ながら
心配になってしまいます。

反対側に回ってみると
緑色をした植物がまだ
生きています。



チョウジタデです。

水田の雑草ですが
花弁が黄色で
整った美しさを持っているので
好きな花のひとつです。


チョウジタデは子房が棒状で
この形が丁子(ちょうじ)に
似ていることから
名付けられました。








タデ科ではなくアカバナ科の
チョウジタデの花は
萼も花弁も4枚
雄しべも4本あります。


ところが同じ個体に
萼も花弁も5枚
雄しべも5本ある
花が咲いているのです!




他の個体も調べてみましたが
半々くらいで両方
咲いています。


私はすぐ
花弁が〇枚
雄しべが〇本と
細かいことを気にしてしまいます。

また変わった性質を見つけると
変異と呼んだりしますが
このチョウジタデにとれば
4弁花も5弁花も
普通のことなのでしょう。

「我々植物は結構アバウトなんですよ!」
と言われている気がしました。

チョウジタデも除草剤で
なくなる運命なのでしょうか?


都合でしばらくブログお休みします。
再開しましたらまたよろしくお願いいたします。
ブログ訪問・コメントは時間を見てさせていただきます。

この花の名前は? ネット検索!

2016年09月11日 06時03分23秒 | 日記
散歩中の公園で見つけました。
この花の名前は ?
わかりません。




葉は羽状複葉。

花は漏斗状で濃いオレンジ色。
先は5裂している。
(ノウゼンカズラに似ている)

雌しべは上下に開いた
唇のようだ。
(トレニアやノウゼンカズラやトキワハゼも)


雄しべは4本。
両蕊とも外に飛び出す。
(ノウゼンカズラは両蕊とも天井にくっつき飛び出さない)
(雄しべの数がユリの仲間とは違う)


写真を撮って家に帰る。
園芸種なので
図鑑がない。
仕方なくネット検索する。

「オレンジ色 花 漏斗状 5裂」
ヒットなし。

「オレンジ色 花 長い 雄しべ 雌しべ」
またまたヒットなし。

「ノウゼンカズラ 似る 長い 雌しべ 雄しべ」
ヒットしない。
諦めかけたがもう一度。

「漏斗状 オレンジ色 花 葉 羽状複葉」
同じ花だ!
「ノウゼンカズラ科の花 おさんぽ花図ずかん HASMA」
「花図鑑 龍」のページにヒットした。

「ヒメノウゼンカズラ」でした。

ノウゼンカズラの仲間で
属が違うとか。
道理で蕊のつき方が
違った訳だ。

ひとつ勉強になった!


秋を感じて 忙しい!

2016年09月10日 06時01分21秒 | 昆虫
大阪の昨日の最低気温は22.9℃。
久しぶりに寝苦しくなく過ごせた。
週末から来週にかけては
季節の変わり目か
天気がよくない。
そして秋の気配が
漂うそうだ。
ありがたい限りだ。

昨日の散歩で
たくさんのチョウを見た。

ランタナの花のまわりを
忙しそうにアゲハチョウが
飛び回わり吸蜜している。

入れ替わるように

イチモンジセセリがやって来た。
動きは素早い。

キチョウはなかなか
止まってくれない。

カメラを構えると
すぐ隣の花に移動。
何度もシャッターを押す。

ヤマトシジミのすぐ横に
イチモンジセセリが止まった。

動じる気配もなく
熱心に吸蜜している。

ランタナの葉陰に
ツマグロヒョウモンのペアが!

これから産卵
やはり幼虫で冬越しなの?

隣のキバナコスモスでは
振られたのか?

ツマグロヒョウモンの雄が
脇目もふらず蜜を吸う。

突然ブーンと羽音が!

クマバチがやって来た。
さすがに乱舞していた
チョウ達も一時避難!?

せっかくモデルに
事欠かなかったのに!!

10分間ほどの出来事でした。


誰が落としていったのでしょう?

2016年09月09日 06時29分23秒 | 日記
どうしてこんな所に
ヒヨドリジョウゴ
生えているのだろう?

側溝の間から
茎を伸ばし花を咲かせています。


このお家は確か1年以上
空き家になっている。
雨以外この側溝に
水が流れることはないはずなのに
真夏の雨の少ない時期
どうしていたのだろう?


ヒヨドリジョウゴは蔓植物
今壁を上ろうとしている。


白い5枚の花弁は朝開くと



昼過ぎには反り返り
バドミントンの
シャトルのような形になる。




花筒の入り口に
緑色の斑点があり白い花の
よいアクセントになっている。


雄しべが雌しべのまわりを
取り囲んでいる様子は
ナスの花とよく似ている。
先端の穴から花粉を出しているのだ。


この植物も花より
果実の方が有名で
名前の由来にもなっている。
ヒヨドリが実を好んで食べ
赤い実をお酒に強い人(上戸じょうご)の
赤ら顔に見立てたと言われている。

では何故こんな所に?

私の推理は・・・
ヒヨドリジョウゴの葉は
アサガオに似ている。
間違って育てていたが
花が咲く頃に
アサガオではないと気がつく。
抜くのは可哀想だと
育てている間に赤い実が熟す。
その実をヒヨドリがついばみ
この上の電線で休憩をする。
ついでに肥料つきの種をポトリ!
それが芽生えた・・・。

少し考えすぎでしょうか???

とても目立ちますが・・・。

2016年09月08日 06時01分46秒 | 日記
散歩道から見えるお家の前に
赤い花が目立っています。
真夏には気がつかなかったのが
不思議です。
流れる汗を見ながら
歩いていたからかもしれません。
昨日思いきって辻を曲がってみました。

ブーゲンビリアです。
南国の花のイメージがありますが
この秋口に満開とは・・・。

と言っても
造花のように見える
濃いピンクの部分は
花弁ではなく苞(ほう)なのです。

苞は萼や葉に近くよく見ると
葉脈のような筋が見えています。


苞の主脈の途中に
筒状の本当の花が
ひとつずつついています。


苞が3枚ありますから
花も3個あります。


とても小さな花ですが
裏側には萼も見えています。


上からのぞくと
雄しべの黄色い葯が
かたまっているように
見えます。


筒状の花を開けてみると
7~8本の雄しべと
短い1本の雌しべが現れました。


こんな入り口の狭い花に
どんな虫が来るのだろう?
オオスカシバ等が
ホバリングしながら蜜を吸うの?
蝶が苞にとまって求蜜?
疑問は残ります。

お家の方に
お礼の声かけをしたとき
種はできますか?
と尋ねましたが
できないとのことでした。

なぜか妙に納得しました。

ヒガンバナより先に咲きます。

2016年09月07日 06時05分31秒 | 日記
お墓参りに行きました。
ユリの仲間ツルボ
日当たりのよい石垣の上で
咲いています。


ツルボは薄紫色の花が
穂状に下から順に
咲いていきます。


一つひとつの花は小さいですが
ちゃんとユリの仲間の特長を
持っています。

ユリの花は萼と花弁の区別が
つかないので花被片と呼ばれますが
ツルボも花被片が6枚
6本の雄しべがあります。


関西ではツルボの花が終わる頃
ヒガンバナが咲き始めます。

まだまだ暑いですが
季節は確実に
秋に向かっています。

センニンソウとボタンヅル

2016年09月06日 06時48分19秒 | 日記
よく似た植物が
たくさんありますが
センニンソウとボタンヅル
そのひとつだと思います。

両植物とも
キンポウゲ科の有毒植物です。

葉を見るとすぐわかるのですが
長い間花で区別するのは苦手でした。

そこで写真で違いを
比べて見ましょう。

センニンソウもボタンヅルの花も
4枚の花弁のように見えるのは
萼片で本当の花ではありません。


雄しべは多数あり
長い花柱の雌しべは
数本あります。

センニンソウの花





萼片と比べて蕊は短いです。



ボタンヅルの花





萼片と比べて蕊は同等か長いです。




センニンソウの葉は
鋸歯のない羽状複葉です。




ボタンヅルの葉は
鋸歯のある3出複葉で
ボタンの葉に似ています。(名前の由来です)




両植物とも果実に白い毛があり
仙人のヒゲに見立て
センニンソウと
名づけられています。

果実の違いも
後日紹介するつもりです。


センニンソウは琵琶湖一周のとき撮影
ボタンヅルは木曽で撮影しました。

エノキもかわいそう!

2016年09月05日 06時21分22秒 | 日記
ケヤキのある公園を出ると
川沿いにソメイヨシノの並木が
並んでいる。
その中に1本だけ
エノキが混じっている。


エノキはオオムラサキなどの
蝶の食草で馴染みのある樹木
通るたびに見上げている。

この木も毎年毎年強剪定され
丸坊主にされる。
「桜伐るバカ梅伐らぬバカ」
と言われる通り
さすがソメイヨシノの剪定はない。

だから余計に丸坊主のエノキが
目立ってしまう。

夏の間は気がつかなかったが
ここに来て異様に果実が目立つ。




これほどの果実をつけたエノキは
見たことがない。


ブナなどには成り年がある。
数年に一度野性動物が
食べきれないほどの実を実らせて
食べ残してもらって
子孫を残そうと言う戦術だ。

強剪定を続けられたため
エノキは命の危険を
感じたのではないだろうか?

たくさんの花を咲かせ
種子をたくさんつくり
子孫を残そうとしているのでは
ないだろうか?

考えすぎでしょうか?


かわいそうなケヤキ!

2016年09月04日 08時21分41秒 | 日記
散歩道の公園に
ケヤキの木がある。


久しぶりに裏側を通ってみた。

大きなコフキサルノコシカケを
見つけた。
「こんなのあったっけ?」


コフキサルノコシカケは
多年生のキノコで
年々成長する。


まだサルが座るには小さいが
子ザルなら十分座れそうだ。


キノコは自然界で
木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)として
枯れた木などを分解して
土に戻す大切な役割をしている。

コフキサルノコシカケは
造園・園芸家の人たちには
病害菌として嫌われている。

このケヤキも栄養分を
吸いとられ数年後には
枯れてしまう運命だろう!

このケヤキは毎年
これでもかと言うほど
強剪定され
ほぼ丸坊主状態になる。

台風対策?
落ち葉を減らすため?

その結果が病害菌
サルノコシカケなら
ケヤキがかわいそうだ!

わし、電柱とちゃうで!←クリック

この公園にもう一本
かわいそうなエノキがある。
明日紹介する。


カルガモの雛 仲よしです。

2016年09月03日 06時09分22秒 | 散歩道の鳥たち
久しぶりに
カルガモの5羽の雛の近況を
紹介します。

川へ降りる階段が5段。
一番下に並んでいます。
頭だけ見えています。
写真を撮るため一段降りると
首を伸ばして警戒!


こちらがとまると
頭しか見えなくなる。
もう一段降りると
「邪魔しないでよ!」
と言いたげに
水の中に。


今日は川の間仕切りの
コンクリートの上で
休憩中!


思い思いのポーズで
リラックス!
嘴で羽繕いしたり
脚をうーんと
伸ばしたり・・・。


橋の柵の間から
写真を撮るためしゃがんだら
またまた邪魔くさそうに
水の中に!
ごめんなさいね。

フウセンカズラと同じ仲間のムクロジ。

2016年09月02日 06時04分11秒 | 日記
ムクロジと言う樹木は
馴染みがないかもしれません。
昔からお寺や井戸の近くに
植えられることが多い樹木です。



散歩道のお寺のムクロジです。

種子が羽根つきの黒い玉として
使われていたと言えば
分かる方が多いかなと思います。


漢字で「無患子」と書くことから
「子が患わ無い」と言う願いが込められて
お守りにされることもあります。

飴色の果実の皮(果皮)は
サポニンを含んでいます。
水に入れると泡立つため
昔は石鹸として
使われていたようです。
それで井戸端に植えられていることも
多いのです。

昨年のムクロジの果実

今年の果実はまだ飴色にはなっていません。


草本のフウセンカズラの種子も
樹木のムクロジの種子も
大きさこそ違いますが
似ていますよね。






ムクロジの種子は
とてもかたいので
数珠にされることもあるようです。