木曽Now

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おいおい 食べるのはクチナシだろ?!

2018年10月31日 07時14分02秒 | 昆虫

(苦手な方スルーしてください)

 

朝から少し風が強い

帽子が飛ばされないよう

頭に手を置いて

前かがみで歩く。

 

ふと顔を上げると

目の前のウメの枝

揺れ方が異様だ。

 

ほかの枝より

大きく波打つように

揺れている。

 

近寄ってみると

大きなオオスカシバの

幼虫がいたのだ。

 

おいおいこれはウメ

お前が好きなのは

隣のクチナシだろ!

 

声をかけても

分かる由もなく

モグモグ見る間に

葉柄だけにした。

 

カメラに気づいたのか

食べるのをやめ

前脚を枝からはなした。


まるで

「もう食べません

許してください」

祈るようなポーズをとる。

 

かわいい奴

早く太らないと

もうすぐ冬

土の中に潜れなくなるぞ!

 (クチナシの葉を食べる幼虫)


(kazuyooさんからモモスズメかも?とコメントいただきました。ウメとクチナシが重なるように植えられている場所なので、オオスカシバと思い込んで記事にしましたがモモスズメかもしれません。まったく自信はありません。その点、了承してお読みください。)

 

 

 


ツワブキ この花が咲くと

2018年10月30日 07時20分56秒 | 日記

大学の正門横

黄色いツワブキの

花が咲きだした。 

この花が咲くと

冬の訪れを感じる。

 

そう言えばいつもより

1枚余分に羽織って

玄関を出た。

 

花が少なくなるこの時期

濃い緑の葉と黄色の花が

ひときわ目立つ。

 

毎年守衛さんに声をかけ

写真を撮らせてもらう。

 

「もう咲きだしたのですか?!」

近くで仕事をしていても

気づかなかった

口ぶりだ。

 

この花のまわりだけ

華やかで幸せを感じる空間に

なっているようだった。

 

 

 

 

 

 

 


ギフチョウ こんなところで蛹に

2018年10月29日 07時41分01秒 | 昆虫

大阪にもどりましたが

本日も木曽の様子です。



晴れた朝は決まって氷点下

もうそんな季節になってきた。


朝起きたら石油ストーブをつけ

薪ストーブを焚くことが

日課になって来た。


当然薪をデッキの上に

運び上げなければならない。


乾燥した薪とは言え

年寄りにはかなりの重労働だ。


薪運びの途中

嬉しい発見があった。


駐車場の

雨が当たる場所に

積み上げてあった

薪を手に取った時

見覚えのある

黒い小さな塊を見つけた。


ギフチョウの蛹だ!


食草である

ヒメカンアオイの生える場所から

ゆうに10mは離れている。

 

蛹化する場所を探して

こんなところまで

歩き回るのか?


この場所から2頭の

蛹を見つけた。

危うくストーブで

燃やしてしまうところだった。

 

安全な場所に移して

来春までの安全を祈った。

(2018..4.26自宅にて撮影)


 


オオハナアブ 複眼の模様

2018年10月28日 08時00分39秒 | 昆虫

開田高原アメダス  今朝の最低気温   -1.7℃   昨日の最高気温    16.0℃

木曽町新開     午前8時の気温   -1.0℃     今朝の天気     晴れ(霧)

最低気温は-1.7℃

長野県野辺山に次いで

全国2位の寒さ

朝は濃い霧に包まれた。



拙宅の敷地に

やってくる虫の中で

断トツ多いのが

オオハナアブです。


写真を撮っていても

手に止まったり

服に止まったり

自由奔放です。


複眼が大きく

愛嬌がありますが

よく見ると

とても美しい

眼をしています。


幾何学的な模様が

何とも素敵です。


光の加減で

現れるのかと思いましたが

太陽が当たっていなくても

見えています。


ハナバチ

特にオオマルハナバチに

擬態していると

言われていますが

刺すことはありません。

(オオマルハナバチ ネットからお借りしました)


の威を借る

何とかですね。


アザミの花の中に

頭を突っ込んで

蜜をペロペロ

舐めているのでしょうか?


時々器用に

頭やお尻についた

花粉のお掃除をします。


見ていても飽きない

オオハナアブです。

 


 

 


ウメバチソウ その後

2018年10月27日 08時00分15秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温     8.9℃   昨日の最高気温    14.7℃

木曽町新開     午前8時の気温    10.0℃     今朝の天気     雨

(2018.9.28 撮影)

秋が深まり

風が吹くたび

落葉松の葉が寂し気に

舞い落ちています。

 

ウメバチソウの

花後が気になり

のぞいて見ました。

 

花弁はありませんが

受粉を終えた雌しべは

脂肪がぷっくり膨らみ

仮雄しべはまだ

ついていました。

 

成熟した果実もあり

上部が割れて

種子がのぞいています。

 

薄い褐色で長さ数ミリの

長細い種子です。

 

風が吹くと果実が揺れて

種子が近くに

ばらまかれるのではと

思っています。

 

 

 

 


イカリモンガ 蝶に似た蛾

2018年10月26日 08時01分17秒 | 昆虫

開田高原アメダス  今朝の最低気温   -1.1℃   昨日の最高気温    14.0℃

木曽町新開     午前8時の気温    2.5℃     今朝の天気     晴れ



毎年この時期

イカリモンガが

やってくる。

 

初めての出会いは

数年前になる。

 

ひらひら飛ぶ姿を見た時

テングチョウとばかり

思っていた。

(テングチョウ) 


花にとまった姿を

よく見ると

テングチョウとは違う。

こんな蝶いたか??

 

すぐ調べてみると

イカリモンガと言う

蛾だった。

 

よく蝶と蛾の違いが

話題になる。

 

蝶は「昼行性である」

「翅を垂直に閉じて止まる」

「触角が細く羽毛状でない」

などがあげられている。


このイカリモンガは

どうだろう?


昼間飛び回り

翅を垂直に閉じて止まり

触角が羽毛状ではない。


まるで蝶そのものだ!


ぱっと見は

小型のアカタテハにも

見えてしまう。

 

蝶か蛾かは人間が

便宜的に分けただけで

当の本人(本虫)にとっては

知ったこちゃない話なのだ。


ちなみに

蛾に似た蝶の代表は

セセリチョウの仲間。

(イチモンジセセリ)

 


庭にやってくる虫たち

2018年10月25日 08時01分00秒 | 昆虫

開田高原アメダス  今朝の最低気温    0.5℃   昨日の最高気温    14.8℃

木曽町新開     午前8時の気温    3.0℃     今朝の天気     晴れ

夜半まで降り続いた雨も

朝には上がり

久しぶりに

冷え込みのない朝を迎えた。


午前中から急速に

天気が回復し

青空が広がる。


今年の夏

拙宅の敷地は

草刈りができなかったため

幸か不幸か

たくさん花が咲いている。


花と言っても

アザミの仲間(タイアザミと思っているが?)や

ノギクの仲間だ。


陽気に誘われて

ひっきりなしに

虫たちがやってくる、


しゃがんでいると

疲れるので

椅子を出してきての撮影

何とずぼらなことか。


花粉まみれになって

花から花を飛び回る

ハナバチの仲間は

まるでカメラは無視だ。(虫なので!)

 

今年出会いの少なかった

ウラナミシジミや

モンキチョウ

キタキチョウ

キアゲハなど

次々やってくる。

ぽかぽか陽気で

気が付いたら

居眠りをしていた。




リンドウがまだ頑張っています。

2018年10月24日 08時00分30秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温    6.2℃   昨日の最高気温    13.9℃

木曽町新開     午前8時の気温    7.5℃     今朝の天気     曇り


「太陽や月がかさをかぶると雨」

と言われる通り

夕方から雨が

降り出しました。


それでも日中は

薄日がさしたり

曇ったりでまずまずの

お天気でした。


今朝の散歩は

農道沿いを歩きました。


この道の両側では

毎年リンドウが

たくさん咲いてくれます。


草刈りが入るのと

開田では霜が

数度降りているので

心配でしたが

たくさん咲いていました。


少し色あせた株も

ありましたが

美しいリンドウブルーが

迎えてくれました。


次の霜までは

何とか花も持ちそうです。

ちなみに今日(23日)は

二十四節気の霜降です。


紅葉前線 御嶽山から山麓へ

2018年10月23日 08時00分30秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温    -1.1℃   昨日の最高気温    14.6℃

木曽町新開     午前8時の気温     3.5℃     今朝の天気     曇り


ここ数日

開田高原は

朝の厳しい冷え込みが

続いています。


御嶽山の紅葉も

少しずつ開田高原に

下りてきています。


木曽馬の里を

乗馬センターまで

のんびりゆっくり

紅葉を写しながら

歩きました。


放牧場の木曽馬たちは

短くなった草を

鼻先をこすりつけるように

食べています。


ブルーベリーは

真っ赤に紅葉し

秋の日差しを浴びて

きらきらと輝いています。


所々で紅葉している

カエデの仲間が

目立ってきました。


シラカバの木肌と

紅葉がよく似合います。


御嶽山を眺めながら

木曽馬の里の散歩は

ゆったりとした

気持ちになれました。


夜は月暈(げつうん)

月のかさが見られました。

天気は下り坂のようです。




小野宿 しだれ栗森林公園

2018年10月22日 08時06分51秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温    -2.4℃   昨日の最高気温    15.4℃

木曽町新開     午前8時の気温     1.0℃     今朝の天気     晴れ

 

気持ちの良い青空に誘われて

辰野町の小野宿を訪ねた。

 

なぜ小野宿かと言えば 

先日ブロ友のワイコマさん

旧中山道ウォーキングを

2回にわたって

紹介されたからだ。

 

中山道と言えば

京都三条大橋から

東京日本橋まで

三年かけて

数年前に歩いた。

 

もちろん木曽から塩尻

下諏訪を通過したのだが

旧中山道のことは

まったく知らなかった。

 

機会があれば

旧中山道の宿場「小野宿」を

ぜひ訪れたいと思っていた。

 

国道153号線沿いに

江戸時代の面影を残す建物が

たくさん残っている。

 

その一つが

小野宿問屋(旧小野家住宅)。

小野宿の問屋と名主を勤めた

小野家の建物で

とても重厚だ。


建物内部は残念ながら

公開されていなかった。

 

国道から離れて

少し歩いてみたが

本陣や脇本陣と言った

建物は残っていないようだ。

 

伊那に向かっての帰り道

看板に誘われて

しだれ栗森林公園に

立ち寄った。

 

「シダレグリ自生地」は

国の天然記念物に指定され

およそ1000本のシダレグリが

自生している。

 

その昔

栗をとる子どものために

天狗が枝を垂らしてくれたと

伝えられているそうだ。

 

奇妙に曲がりくねったクリの枝は

自然の不思議さを

感じさせてくれた。

 

こんどはぜひ

旧中山道を

ウォーキングしてみたい。

 


快晴の木曽です。

2018年10月21日 08時28分46秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温    -3.0℃   昨日の最高気温    13.7℃

木曽町新開     午前8時の気温     1.5℃     今朝の天気     快晴


雨の大阪を出発して

木曽にやってきました。

 

つい先ほどまで

冷たい雨が

降っていたようです。

 

午後6時の気温は6℃

室温は12℃でした。

 

 

今朝は久々の快晴です。

しばれる寒さでした。

 

木曽開田高原は

北海道を押さえて

最低気温-3度は

堂々の全国一位です。

 

ぬけるような青空に

冠雪した御嶽山が

美しいです。

 

 


ヤノネボンテンカ 変な名前の花?

2018年10月20日 07時28分04秒 | 日記

散歩道の空き地に

目立つ白い花がある。

 

近づいてみると

ヤノネボンテンカだ。

 

どうしてこんな雑草が

茂るような場所で

咲いているのだろう?

 

ムクゲやフヨウの仲間だが

これらが落葉樹に対して

ヤノネボンテンカは常緑。

 

花は白色で

中心部分が濃い赤褐色で

美しい。

 

矢じりのような葉の形

ボンテンカの花に似ることから

矢の根梵天花と

名づけられている。

 

帰って図鑑で調べてみると

南米原産で

タカサゴフヨウと言う

別名もあるそうだ。

 

寒さに強いので道端など

野生化していることがあると

記載されているので

空地で生育していても

不思議ではない。

 


ナガエコミカンソウ この不思議な植物

2018年10月19日 09時53分21秒 | 日記

先日紹介した

コミカンソウと違って

これはあまりミカンの実に

似ていない。

 

コミカンソウに比べて

花柄が長いので

ナガエコミカンソウと

名前がついたようだ。

 

コミカンソウ同様

雄花と雌花があるのだが

花と実がバラバラに

ついている。

 

根元から順に

咲くわけではないのか?

 

小さいが星形の花が

美し過ぎる。

(雄花)

(雌花)

 

「日本帰化植物写真図鑑 全農協発行」には

低木または一年生草本とある。

大きくなると木質化して

次の春には

芽吹き始めると言うことか?!

 

また図鑑によると

インド洋諸島原産とあるが

別名は「ブラジルコミカンソウ」とある。

ブラジルって何だ?

 

花の咲く順番や植物名

草か木かにしても

この植物にとって

あずかり知らない話である。

 

それにしても

不思議がいっぱいの

植物である。

 

 

 


本当に減少しているの?

2018年10月18日 07時13分43秒 | 日記

先日のブログで

セイタカアワダチソウが

自分自身の毒(アレロパシー)と

土の養分が少なくなり

減少していると書いた。

 

ところが昨日

散歩道近くの

工場横を通ると

駐車場との空地は

一面真っ黄色!

 

セイタカアワダチソウで

埋め尽くされていた。

 

以前のコメントで

場所によっては

群生しており

場所を変えながら

生きながらえているのではと

教えていただいた。

 

いっときは高さが

3mを超えるような

大群落が見られたが

この群生はせいぜい1m。

 

やはりセイタカアワダチソウの

繁殖や生長は抑えられていると

言えるのだろう。

 

これからもしぶとく

生き残っていくのだろう!

 

 

 

 


痛い思い出 ナワシログミ

2018年10月17日 06時48分59秒 | 日記

散歩道の木陰で

ナワシログミの花を

見つけた。

 

以前うかつにも

写真を撮ろうと

手を突っ込んんで

指先をブスリと

トゲでついてしまった。

 

痛い思い出の木だが

今年も忘れず

花をつけてくれた。

 

ナワシログミの花は

花びらがなく

萼筒の先端が

4つに分かれている。

 

雄しべがが4本

萼筒にくっつくように

のぞいている。

 

萼筒の中から雌しべが

伸びって飛び出している。

 

2年前

たくさんの萼筒を外し

雌しべがすべて

ひん曲がっていることを

調べた。

 

果実はこれから5カ月ほどかけ

来年の4月には赤く熟す。

 

ナワシログミ(苗代茱萸)の名は

果実が「苗代」を作るころ

熟すことに由来する。

 

しかしこの木の果実を

いまだ見たことがない。