New Yorkダウは米銀パックウェスト・バンコープの株価が29%急落し、同行の株式売買は再び停止されている影響からか、大幅安で推移しています。一方昨日の日経平均株価は前日安値を切り上げる展開が続いた。昨年8/17高値(29222円)を一時上回る場面もあった。3/16安値(26632円)を起点とした短期波動は3段上げ目に入っており、米株が軟調に推移すれば、目先の上昇一服があっても不思議ではない。只、中期的には円安、株高の流れが続きそうです。
翌日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、利上げの長期化への警戒感が意識される中、前日にイエレン米財務長官長が、政府の資金繰り策が「6月1日にも行き詰まる可能性がある」と警告したことや、地銀株の経営不安が高まったことでリスク回避の動きが強まった。ダウ平均は軟調にスタートすると、一時615ドル安まで下落し、367.17ドル安(-1.08%)で終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.16%安、1.08%安で終了し、主要3指数がそろって2日続落した。