週ニューヨーク株式相場は、良好な米雇用統計を受けて利上げペースが加速するとの思惑から大幅反落。ダウ工業株30種平均は前日終値比665.75ドル安の2万5520.96ドル(暫定値)で終了。1日の下げ幅としては2008年12月以来の大きさとなった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は144.91ポイント安の7240.95で引けた。ダウは上げピッチが速すぎたので、しばらく、調整が続きそその後上げる展開予想です。❷ビットコインも昨年高値の半値以下になり、しばらく投資家心理は冷え込むでしょう。
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アメリカ労働省が2日発表した1月の雇用統計で、景気の現状を敏感に反映する「非農業部門の就業者数」は、前の月と比べ20万人増加し、市場予想を上回りました。失業率も前の月と変わらず4.1%と、低水準を維持しました。中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が重視している賃金も前の年の同じ月と比べ2.9%の増加と、2009年以来の高い伸びとなり、好調なアメリカ景気を裏付ける内容となりました。
❷代表的な仮想通貨とされる「ビットコイン」が2日、一時1ビットコイン当たり90万円を割り込んだ。海外で仮想通貨に対する規制強化の動きが出ていることに加え、金融庁が同日、巨額流出問題の起きた取引所大手コインチェック(東京)に立ち入り検査を行ったことなどが影響したとみられている。
ビットコインは約1年前に10万円程度で取引されていたが、昨年12月中旬に200万円超に上昇。その後1カ月半で半値以下まで下落し、投資家心理の冷え込みが顕著になっている。