絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

卒業式・後日譚

2008年04月26日 21時54分59秒 | 子ども
卒業した小学校の(在校生の)お母さんから
聞いた話では、うちの担任だった先生は
遠くの中学校の講師で出たらしい。
あれだけの騒ぎになって、教育委員会もあきれるほどの
不勉強ぶりだったから、さすがに近くにおいて置けなかったということか。
私達保護者からしたら、あんな人が「先生」と呼ばれる立場に
これからもいるということ自体が信じられないが…。
<教員免許>がありさえすれば、現在の状態がどんなのでも
雇ってくれるとはこれまたお慈悲のあることだ。

卒業式の翌日から旅行に行ったので、そんなに感慨深く
卒業式やらこの6年間について思いをいたすことが少なかったが
それで救われた面もある。
式が終わってから教室に入って、担任からおことばがあったのだが
それがまた何を言っているのかてんでわからないようなことだった。
お母さん達からも、何を言いたいのかよくわからない!?といわれ
とことん不評な先生だった。

もうこの先生のことは半ば諦めで、不運としか言いようがないのだが
わたしはそれ以上に卒業式のときの、校長先生の「お祝いのことば」が
いまだ忘れられない。
というのも、この先生のことばに子ども達の卒業を祝っている、
暖かい感じがまったくなかったのである。
これにはさすがに衝撃を受けた。
実に寒々として、心の中がすう~っと冷えていった。。。

教育委員会のお祝いのことばを読んだ人や
祝電をこころをこめて暖かく読んでくれた教頭先生のことばには
みんなに対する「おめでとう!」の気持ちがいっぱいあったのに…
それはほんとに悲しいことだった。
うちの担任が問題を起こして校長を悩まし
親たちの突き上げで苦しんだかもしれないが
そのことで、この学年の子ども達への祝う気持ちはなくなるものなのか?
それとなく他のおかあさんに聞いてみると
やはり同じ感想を持ったようだった。
この校長も転任して行き、いまはいない。

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