絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

児童会がない

2006年07月22日 02時11分48秒 | 子ども
小学校つながりで思い出しましたが
うちの学校には児童会がありません。

前々校長の時代に「人気投票になっている」という理由で
廃止になったそうです。(ほんとにこの理由かなあ…?)
ちょっと異常な感じがします。(これも「独自の理論」てやつかも?)

ですから、子どもたちは民主主義の一番低レベルの形式すら経験できずに
小学校を終わります。(嘘のようなホントの話!)
社会で議会政治とか習っても、「話し合い」によって決定していくことや
意見を闘わせることがどのように実際行われるのか、経験しないわけですから
ほんとに、『絵空事』に過ぎないことになります。

子どもたちが自分自身で考え行動する、ということを世の中をあげて
言っていると思うのですが、現実にはこんな小学校が存在します。
仕組みとして、子ども自ら、ということを排除しているわけですから
そんな自主的な人を育てられるわけもありません。

また、3年前には、運動会においての紅白応援合戦も
廃止されました。
6年生の子どもが応援団長になって、紅白それぞれエールを送るものです。
これも、意味がない、ということで無しになりました。
こういう場面で、俄然張り切る子どもとかいると思いますが
活躍の場は失われました。(目立つことはいけないこと?)

学校も、口で言っていることと実際の行動が合致していない世界です。
ある種独特の理屈で回っている、それで済んでいく(特に小学校)
そういう社会であります。(多かれ少なかれ)
立ち行かなくなるのは『上』(市教委、県教委)がでてきたときだけです。

新聞の「ひろさちや」氏の記事に、「ほんとうのことはいうな」と書かれていて
「真実を言うことは相手を傷つける」とありました。
ほんとうにそうなのか?どんな場合も「真実は人を傷つける」だけなのか?
私には理解不能であります。。。
現実にこんな学校が存在し、自分の子どももそこで育つのです。
(学校とは、だれのために存在するのでしょう?)
ほんとうにこのままでいいのでしょうか?


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