絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

ちょっとまってちょっとまって・・・

2015年03月12日 18時10分12秒 | Weblog
慌ただしく毎日を過ごしています。
事務処理能力永遠にゼロの自分にとって、毎日が地獄です。

あれっと思った瞬間、もう遅い。ポカが次々と・・・

そんなときでも、やっぱり、見過ごせないことってあるんですね~
それは何かといいますと・・・
上の子の時にはなかった、大学の生協が売りつけてくる「ミールカード」です。
10年経つと世の中様変わりしたんですね。

旅行などで、あらかじめ設定したものを現金出さずに食べられる「ミールクーポン」などは
昔からありましたね。あれも購入金額に入っているのに使わず別のものを食べる人がいて
業者は丸儲けになる仕組みでした。

この「ミールカード」も似たようなものですが
もっと消費者にダメージを与えるものと思います。
大学によって違いはあるけど、おおすじ変わらない、いわゆる『元本保証のない商品』です。
元が取れないんです。すごーく、がんばらないと
払ったお金分、食べきれないんですよ、なんでこんなもの売るのでしょう?

普通のプリペードカードじゃないんです。
一年たつと使わなかった分は、十万単位でもお金が無くなってしまうんです。
商品を買ってないのに、お金がなくなるんですよ。どういうこと?って感じ。
それを防ごうとすれば、さらに手数料を払って更新しなければいけません。

使い切ろうとしても制約が多く(一日の使用金額が決められている)
まったくばかばかしい商品と思います。
10万円を現金で持っていれば、盗まれない限りマイナスにはならないけど
この商品をいったん買ってしまうと、学校のある日を全日程生協で食べないと
お得にならないばかりか、マイナスになる、つまり損する仕組みになっているんです。
またこの金額が最低十万円以上の設定でした。

こんなものを冷静に考えれば誰が買うのか?と思いますが
そこのとこ、どういって保護者に買わせているかといえば
それは「子どもの健康」とか「栄養バランス」をうたっているんです。

旅行先で、何回も来れないからミールクーポンあってももっと違うもの食べたいと
損してもやってしまうのと同じく、
入学のごたごたで平常心を失っている保護者の「子どもの食事への不安」に
つけ込むやり方で、すごく不快です。

説明を聞いて「うちはいいです」と断ったのにしつこく薦めてくるので
「これは消費者が必ずといっていいくらい損する仕組みの商品ですよ」と言ってしまった。
(そこまでいわせるな!大人が結構ですと言ったら引き下がればいいのに)
こんなものを、大学生のバイトに(インプットして)マニュアル通り説明させているのはいかがなものか?
悪徳商法では?
入学で不安な保護者につけ込むのは良くないと思います。

でもひょっとしたら、売ってる人たちも、相手に損させてるって感じてないかも。
わかってるのは、これを売って儲けを出そうとしてる仕掛け人だけなのかもしれません。
一般的なプリペードカードだって、使う前からお金を払うばかばかしい仕組みですが
その分消費者が支払い分より多く購入できたり割引があったりするから、これに比べたらまだ良心的です。

ちょっと待ってちょっと待ってお母さん!ミールカードに気を付けて。。。

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