絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

現実

2006年02月25日 08時23分03秒 | 子ども
荒川静香の荘厳な美しさに、国民が酔いしれた昨日
わたくしめの現実は、子どもの授業参観日でした。

午前中の4限のどれを観てもらってもいいですよ、というスタイルでした。
で、1,2限とそのあとの20分休みの様子をみて、帰りました。

いろいろ教育問題を取り扱った番組が放映されますが、
やはり、インパクトのあることばかりセンセーショナルに取り上げられて
本当のところはどうなんだ!?と(地域によっても違うので)
みな、思っているのではないかと思います。
あるいは、当事者である、義務教育を受けている子どもの保護者たちは
案外、特別何も考えていないのかもしれないな、などとも思います。
親たちは、漠然と子どもも自分の歩いてきた道と同じ道でいいのだと
あるいは、漠然と自分の子どもの頃と同じような勉強をしていると
考えているのかもしれない。現実は全く!違う・・・

昨日のうちの小学校の現実をみると、
本当に「公教育は崩壊寸前」と言われても仕方ない様相を呈していました。
子どもの学年は大丈夫のようでしたが(いつもは騒がしいと子どもは言っています)
隣接する教室の3年生は、ひどいことになっていました。
担任ひとりでは抑えきれず、補助の講師?が2人も付いていた!
そして、2限目には授業中何人かが逃げ出し、それを補助の人が追いかけていた。
(それは、日常茶飯事のようだった、だから補助をつけたと先生がおっしゃっていた)

おととしは、チャイムが鳴っても教室になかなか戻ってこない子どもが多く
(PTAでよく学校に行っていた為、目に付いた)
「いつもこんなのですか?こんなんでいいんですか?」と教頭に言ったら
「そういうのが何クラスかある」という返事で、<きまりを守らせる>ということを
徹底させる姿勢そのものの欠如を目の当たりにした。
だから、いまのこの状況が唐突なことではないのだった。

これは、生活面のことですが、勉強面に至ってはさらに「すごい」ことになって
いるのですが、それは次書くことにします。
ちなみに、うちの地域は県下では有数な文教地区と呼ばれている地域です・・・
(もう、違うんじゃないの???)

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