絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

ご質問があれば・・・

2006年02月14日 21時55分50秒 | 一絃琴
一絃琴について、お稽古メモ程度のことしか
書いておりませんが、もし、何か聞いてみたいことなど
おありでしたら、どんな小さいことでも、どうぞ
コメントに書き込んでくださいませ。
私が持っている情報でよろしければ、
いつでもお返事させていただきます。


ほんとにこの琴については、奏者が少ないのはもとより
研究や調査そのものがあまりなされていないのかもしれません。
情報量が極端に少ないですね。
あと、非常に閉鎖的な一面があるのは否定できないです。

最近は、落語でも東西にかかわらない活動がありますよね(六人の会)。
また、三味線でも流派を越えて合同の演奏会など
東海地区で行われていました。
(互いに研鑽して非常に風通しが良くなるでしょう)

一絃琴も、流派を越えての合同演奏会などあれば
とてもお互いが活性化していいのではないかと思います。
(関東で去年、何社中かでされたようですが)
今のままですと、先細りで技術も磨かれず
それぞれの地域で「井の中の蛙」と化し
進歩も無いのではないかと、僭越ながら思ったりします。

一絃琴の場合、最初に琴と芦管(ろかん)を購入すれば
すぐ始められますし、1ヶ月に2回で(1回2千円が大半)なので
ほんとに和もの稽古としては、お金要らない方だと思います。
つく先生によっても多少の違いはあるかもしれませんが。

メンタルケア、とかヒーリングとか、
今の時代、自分自身のメンタル面をどうコントロールしていくかが
とても大事なことになってきているようです。
そういう意味で、この琴は、人間の内なる苦悩を浄化していく、
そんな効果があるのではないかと感じています。
(弾く人もそれを聴く人も)
…宣伝してるわけではありませんが

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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
神おろし (オオバ)
2006-02-15 01:27:03
琴音さんのブログに良く書かれていますが、古来楽器を奏でるのは神おろしを兼ねていたと思っています。

それが、日本古来の音に近ければ近いほど日本人としてのDNAが音に反応するのは当然と思っています。言葉も言霊と言われるだけあって音なのですから、同じだと思っています。

音の本質は、波ですよね。空気の中を伝わる波が音となって耳に届くのですから、体内に宿す水分が波を受けて沈静、浄化は可能だと思っています。

すばらしい楽器と出会いの縁を結ばれているのですから、どうぞ大切になさってくださいね。

でね、ワタシの地方でも生音を聞ける場があるのでしょうか?ご存知でしたら教えていただけるとうれしいです。
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オオバさんの地域で・・・ (琴音)
2006-02-15 11:28:09
う~~~ん、いまのところわからないですね、

わたしの知っている限りでは、ないかなあ。

ひょっとしたら奏者がいるかもしれないのですが

ネット上に情報が出てこない場合が多いのです。



地域情報誌をよくみていて判る場合もあります。

(公報とか、ミニコミ誌とか)



この間の、演奏会の峯岸さんだって

ほとんど演奏会ないのですよ。

宗家なんだから、絶対指導されていると思うし

その発表会とかがあるはずなんですが…。



東京では、三越劇場で

愛知一紅さんの発表会が、毎年11月にやってると

思うのですが、去年はどうだったかなあ。

でも、それも、マイク使うし合奏だけだしね。



あと、横須賀市の文化財の指定を受けた方が

千葉大学の教授で「新倉涼子」さんとおっしゃるんですが、この方も、どうしてみえるのやら。。。



愛知県はわからないですね。

豊橋から通っていた京都山水会のお弟子さんが

もし、独立して指導なさっていたら、

近いですよね、今度、お稽古のときに

うちの先生に聞いてみますね。



ま、でも

「踊る阿呆にみる阿呆(阿呆じゃないけど)

同じ阿呆なら、踊らにゃ損損」と言いますように

一絃琴も、他人の下手な(失礼!)演奏聴くより

自分で弾いた方が「絶対」面白いよ!!

声出すから(つまり歌)ある種発散にもなります。

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Unknown (オオバ)
2006-02-15 22:07:10
丁寧な説明ありがとうございます。

ワタシの地域ですと、なかなか生音に出会うのは難しいのが現状なのでしょうね。

ワタシが読んでいるメールマガジンで、先日の豊田市の演奏会の事が書かれていました。

が、奏者の名前はあったのですが、それが一弦琴の奏者とはまったく分かりませんでした~

ワタシには繊細な楽器は合いません~
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すみません (琴音)
2006-02-15 22:41:21
お役に立てず、申し訳ない

また、新しく情報が入り次第

お知らせいたしまする。



最近知ったことでは、

高知に、江戸時代の芸風(この表現も変だけど)

が色濃く残っているというので、

俄然、高知に行きたくなってきまして…

あと、音はどうかわからないけど

ふる~~~い一絃琴とか弾いてみたい



だれかが蔵とかから出てきた琴を

「姉さん、こんなもんで良かったら持っていきな」

な~~~んて。(時代劇見すぎ)

そんな虫のいい話、あるわけないってば、ね!
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Unknown (オオバ)
2006-02-16 01:51:35
一弦琴のイメージってHNKのドラマしか分からないのです。

あの話は高知でしたっけ??(すんません、ホントこの程度の知識なの)



姉さん持ってきな…は、願えば叶うって言うのですから願っちゃいましょう~

返信する
さっき先生にお聞きしました (琴音)
2006-02-16 17:18:23
さき、先生から電話がありましたので

例の、豊橋から通っていたという方のことを

聞いてみましたら、豊橋ではなくて「岡崎」でした。

その方は、71歳(たぶん女性)だそうです。



でもね、京都山水会で最後まで習ったかどうか

わからないそうです。

指導もされているようですが、

ごく個人的な教室かもしれませんね。

全く役に立たない情報で、すんません。
返信する
はじめまして (琵琶)
2006-03-07 09:13:08
一絃琴を検索していてこちらのブログにたどり

つきました。一絃琴ってお稽古にかよっておられる方の情報、あまりないのでとても興味深く拝見しました。

以前、京都の宝鏡寺という尼寺で、島原の太夫さんが一絃琴を演奏なさったのを拝見したのが私の一絃琴との出会いでした

(参考画像・・)http://www.geocities.jp/kurenai93jp/shimabara/syashin/ (下の方です)

指導されているのはどうやら会場に来ておられた大西先生という方だったようです。

その後、大西先生の演奏会に行ったら

高知の近森さんという方がゲスト出演されて

いました。

京都と高知には交流あるのかもしれないです。

返信する
つづき (琵琶)
2006-03-07 09:24:20
すみません、へんな所で切れて・・

その年はちょうどテレビで「一絃の琴」が

放映ちゅうだったので、それを記念して・・

ということもあったと思います。

でもこちらに来るまで、一絃琴の教室同士

でそれほど交流が少ないなんて思いもかけなかったです。

流派の違いとか関係してるのでしょうか・・

風通しが良くなるといいですね。

私も一絃琴に興味があったのですが、

ちょっと難しい・・?お金がかかりそう・・

と思って躊躇してしまいました。

今は新米主婦なので、お稽古代を出して

もらうのがまず考えどこなのですけど。
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おはようございます! (琴音)
2006-03-07 10:21:18
はじめまして!

そして、書き込みしていただき、すごくうれしいです

一絃琴関連では、どのくらいの方が見て下さっているのか

全然わかりませんでした。

書いていても、ひょっとして誰もこんなマイナーなものは

興味を持ってはいただけないかと、正直思っていました。

でも、この琴で検索してくださってほんとにうれしいです。



ずっと読んでいただいたらわかりますように

私自身、まだ始めて2年半ですので、

分からないことの方が多いのですが、でも

これを習っている方で、いろいろ調べたりする人は

少ないようなので、何か参考にしていただけるかもしれません。(僭越ですが)



いや~~、なんかすごく楽しくなってきました

大西先生は、私の先生が10年ほど教えてもらった方です。

この年配の先生方は、東京、京都、高知とも皆

昔のお知り合いだと思います。

いろいろと、あるみたいで、ここにはかけません。

(書くのもばかばかしいと言う気もしますし)



一絃琴はお茶などに比べると全然お金いらないと

思います。全国どの教室も、一回2千円の月2回

つまり月4千円です。

あとは琴と譜面台、琴台ですね。持ち運びの袋とか。

琴がその先生によって、少し値段が違うかもしれませんが。

でも、一台買えば一生それを使いますから。

(練習用とかそんなのじゃなく)

5万くらいから高くても7万しないと思います。



でも、重要なのは、どの先生に習うかということですね。

他の音楽みたいに、いっぱい先生がいらっしゃるわけではないし、指導者といえるのか???というような方も

いらっしゃいますので、実際に演奏を聞いてからにした方が

いいかも・・・。



いずれにしても、きてくださってありがとうございます。

これからも、お稽古メモ程度書いていきますので

よろしかったら、のぞいてみてくださいね。

返信する
Unknown (琵琶)
2006-03-15 12:33:11
レスありがとうございます!!



すぐに私も習いに行く・・という訳には

いかないかもですが・・ますます

興味がわいてきました。

カルチャーで教えておられる先生もおられる

みたいなので、そこから入ってみるのもありかもですね。



またまた宝鏡寺ネタですが(しつこい)

↓記事関連で・・

嶋原太夫さんが一絃琴を演奏された時、

日本の胡弓の伴奏が付いてきました。

その太夫さんも胡弓をされるようなのですが

その時はお付きの女性が胡弓を弾いていましたね。

一絃琴も胡弓も、哀愁を帯びた音色なので

合奏にむいているのかな、とその時は

思いました。

胡弓参考画像(ほんとしつこい)

http://www.kyototoro.com/kyoto/new_page_21.htm

http://www.tokyo-np.co.jp/00/mei/20051105/ftu_____mei_____004.shtml
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