絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

独自の理論

2006年07月21日 10時59分34秒 | Weblog
いろいろな業界で、これまたいろいろな不祥事が次々と明るみに出て
「いったいどうなっているんだ!」「今の日本はおかしいゾ!」
などと思う方も多いと思います。

マスコミがさまざまことを「これ、こんなふうにひどい!」と
暴いてくれるので、ますます国民のだれもが「そうだ!みんな国の責任だ!」
などと世論も高まってきます。
しかし「国の責任」とは何か、「国が責任を取る」とはどういうことか
といえば、すなわち国が賠償するということであり
それに税金が使われるということであります。

そして、国民が「こんなことをしていたのか!」と驚くようなことが
実はその業界では『一般的』『日常的』に行われていたりして
逆に「えっ!いままでずっとこうしてきたのに、なんで急に駄目なのか?」と
その世界の人は思ったりする。。。

いろいろな小さな社会の中で、独自の理論がまかり通っているのは
いまに始まったことではないと思いますが、こんなに不祥事が多いのは
情報がさまざまなかたちで明らかにされて
それがかつてのようには隠し切れなく?なってきたのではないかとも
思えます。

情報開示によって、特殊な「独自の理論」が世間一般の常識に
さらされて変わる、そういう時代になってきたということなんでしょうか。

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