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>内弁慶返上、最重量級エースに名乗り…柔道・高橋

2009年12月14日 05時17分25秒 | 社会
ようやく若い力が出てきました・・。

>以下抜粋

>内弁慶返上、最重量級エースに名乗り…柔道・高橋

男子100キロ超級決勝、鈴木桂治(下)に一本勝ちした高橋和彦=吉岡毅撮影 柔道・グランドスラム東京最終日(13日・東京体育館)――北京五輪を最後に世界で勝てなくなったエース不在の状況が1年以上も続く日本の男子最重量級。

 そんな中、高橋が大きな国際大会を初めて制し、代表争いに名乗りを上げた。

 決勝は、国士大の先輩でアテネ五輪金メダリストの鈴木が相手。大学時代は子ども扱いされた大先輩との初対決にも臆せず、5年後輩の高橋は試合前、「思い切って行かせていただきます」と宣戦布告した。

 それが虚勢でなかったことは、豪快な試合運びと勝ちっぷりで証明。強気に攻め続けた残り1分。左から大外刈りを強引に仕掛けると、鈴木の体は勢いよく倒れた。「完敗です。ボコボコにされた」という鈴木の嘆きが、24歳の高橋の成長ぶりを物語っていた。

 全日本選抜体重別と講道館杯を制すなど、今年は国内の大会で結果を出してきた。だが、海外に出るとさっぱり。内弁慶さがもどかしい男だが、今大会は「気持ちで劣っていた」という反省点を強く意識し、気迫を前面に押し出した。準々決勝では世界選手権銀メダルのキューバ選手から一本を奪うなど、外国勢から4勝。「やれば出来る」という自信を深めたなら、何よりの収穫だろう。

 大先輩をけ落として得た栄冠をどう生かすか。ニッポン重量級に巣くう「本命不在」の言葉を、自分の力で打ち消してこそ真の恩返しとなる。(下山博之)

(2009年12月13日22時52分 読売新聞)