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>年金支給「明らかに不合理でなければ」…第三者委が決定

2007年07月09日 23時25分16秒 | 社会
これはスゴイ!! 「一応確からしい」でOKとは!! 四角四面のお役所仕事では画期的な事です。

>以下抜粋

>年金支給「明らかに不合理でなければ」…第三者委が決定
 政府の「年金記録確認中央第三者委員会」(梶谷剛委員長)は9日、社会保険庁に納付記録がなく、領収書などの証拠もない人に、年金支給を認めるかどうかの基準などを定めた「基本方針」を決定し、菅総務相に提出した。

 年金支給を認める判断基準を、年金保険料を納付したという申し立てが「社会通念に照らして『明らかに不合理ではなく、一応確からしい』こと」と明記。保険料の領収書がない申し立ては門前払いしてきた社保庁の方針を大きく転換した。

 基本方針は、年金記録漏れ問題を、「社会保険庁等関係行政機関の管理に起因する問題」とし、「国民の側に不利益を及ぼしてはならない」と明記した。判断にあたって第三者委員会は、<1>行政機関や企業などからの関連資料の収集<2>申立人からの聴き取り――などを行うとした。証拠や申し立て内容などから総合的に判断して支給を認めるとしている。

 一方、厚生年金で、本人は事業主に対して保険料を納付したが、事業主が国に納めなかったケースへの対応は、「政府の対応を待って検討する」として、基本方針には盛り込まなかった。事業主の着服などの可能性があるため、「解決には、新たな立法措置が必要」(梶谷委員長)と判断したためだ。

 梶谷委員長は、会合後の記者会見で基本方針について、「国民の立場で、性善説を前提に判断したい。ぬくもりある対応をする」と述べた。ただ、虚偽の申し立てには、「厳正な措置を取りたい」として、告発などもあり得るとの考えを示した。

(2007年7月9日21時36分 読売新聞)