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会津若松の重文盗難、実は「売り込み」男の犯行

2006年08月17日 03時55分46秒 | 社会
会津若松ではこれらの買取を決めたそうですが、一体どうなるのでしょう・・・?

>以下抜粋

>会津若松の重文盗難、実は「売り込み」男の犯行
 福島県会津若松市の鶴ヶ城内から盗まれた国指定重要文化財など3点が11年ぶりに発見されたことに絡み、文化財の買い取りを同市に求めていた関東地方の40歳代の元会社員の男が、会津若松署に公文書偽造容疑で逮捕され、この文化財を盗んだと供述していたことが16日わかった。

 男は、東北や関西地方などで同様の犯行を繰り返していたことをほのめかしており、被害額は数億円に上るとみられる。

 3点は、国指定重要文化財「白銅(はくどう)三鈷杵(さんこしょ)」(奈良時代=同県磐梯町の恵日寺所有)と同県指定重要文化財「銅造聖観音菩薩(ぼさつ)立像」2体(飛鳥~奈良時代)。3点は1995年3月、常設展示されていた鶴ヶ城内の陳列ケースから盗まれた。現在は同市が保管している。

 調べによると、男は昨年、同市に3点を買い取るよう求めた際、身分証明書代わりに提示した住民票を偽造した疑い。

 同署は8月上旬、男を逮捕。入手経路も追及したところ、3点を盗んだことを供述、さらに、東北、関西地方で数件の余罪をほのめかしたという。盗んだ品々はインターネットなどで売りさばくなどしていたとみられる。3点の文化財盗難事件は窃盗罪の公訴時効(7年)が成立しているとみられるが、県警は、男が文化財ばかりを盗んだものとみて余罪を追及している。男は古美術品の収集家で、自宅には多数の収蔵品があったという。

(2006年8月17日3時9分 読売新聞)