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光ファイバーの天敵はカラス…ストレス解消の遊びか

2006年06月12日 05時52分38秒 | 社会
ハイテクも自然界には思わぬ敵がいるようですね、今朝の新聞で見つけました。
それにしてもカラスは頭が良いらしい・・。ウチの犬よりは絶対そうだと思うのであります。

>以下抜粋

>光ファイバーの天敵はカラス…ストレス解消の遊びか
> インターネットで大量の情報をやり取りできる光ファイバーをカラスが切断してしまう被害が増えている。

 巣作りのために食いちぎろうとした行動がエスカレートし、ストレス解消の「遊び」になっている可能性もあるという。

 首都圏で電柱を利用した光ファイバー網を保有している東京電力によると、カラスによる被害は昨年689件。繁殖期のカラスが巣作り用の小枝を集める3、4月が特に多く、今年も3、4月だけで407件にのぼった。NTT東日本でも、一昨年の3~5月に約700件の被害があった。

 光ファイバーは、ガラスの繊維などでできており、ワイヤで補強、ビニールで被覆されているものの、断面は縦5ミリ、横2ミリほどしかない。太い電線や電話線と異なり、くちばしで引きちぎりやすい。特に、幹線から家庭用回線を分ける分配箱の周辺が狙われやすく、20本の回線のうち14本が切断された例もあった。

 東京電力は、ファイバーにチューブを巻くなどの対策を講じているが、利口なカラスが相手なだけに被害はなかなか減らない。

 被害にあっても、「パソコンの調子が悪い」と思いがちで、プロバイダーやメーカーに何度も連絡して、設定などを変更したあげく、カラスの仕業と判明するケースが多い。回線は1本1本確認しながら修理する必要があり、利用者の訴えがないと、回線が切れたままになってしまう。

 宇都宮大学の杉田昭栄教授(動物形態学)は「最初は巣作りの材料集めだったのが、だんだん遊びの要素も加わったのでは。繁殖期のカラスは神経質になるので、ストレス解消の意味もあるかもしれない」と話している。

(2006年6月12日3時6分 読売新聞)