無芸大食の秘密基地Ⅱ

いらっしゃいませ

神頼み?

2021-12-06 06:11:37 | 日記

日曜日の昨日も 朝から作業場でお仕事

シロアリ被害のお宅の材料準備作業

敷居が食べられちゃってるので取り換え必要

先週の内に材料が入ってたので 敷居を仕上げる

他 修理しないといけない床材などの準備

お昼までに終わったので 山の上の神様のお祭りに行くことにした

↓このような神社

妙見神社沿革
鎮座地 〇〇市〇〇川町妙見山◇◇番地(海抜167m)
御祭神 本社(通称奥の社)素盞鳴尊(スサノオノミコト) 妙見大明神(ミョウケンダイミョウジン)
    中山社(〃中山権現)伊弉諾尊(イザナギノミコト) 伊弉冊尊(イザナミノミコト)
    山門社(〃麓の権現)大山祇神(オオヤマツノカミ)
宝物 力剣一振 備前長船(天正年間 〇〇名主寄進)
例祭日 12月最初の日曜日(かつては旧12月戌・亥の日)
由緒
創建不詳であるが、学者〇〇著「〇〇〇」に「妙見大明神 推古天皇の時勧請、文化12年迄1212年に成る」と書かれており、905年勅命により編纂された「延喜式」に書かれている「式内社 山辺神社」ではなかろうかとの学者の論がある。
慶長9年社領二石と八幡宮より社格も高かったが、明治6年一村一社の制により無格社となつたが、〇〇の守り神として今も人々の信仰が厚い。
御祭神の御霊威により、海の守護神・厄難除の神として霊験あらたかで神威を伝える伝説が多い。
〇賊が宝剣を盗んで逃げた、三坂峠で深夜枕元の宝剣が激しいつば鳴りをしたので、恐ろしくなって引き返し妙見神社に返したという。

(宝剣は普段厳重に保管されているが 今も年に一度の祭りの日に宝剣を山に揚げ本殿に奉納し参拝者に見ていただく)
〇妙見神社を望む沖を通る船は、帆を三寸下げ礼拝しないと船が前に進まなかったという。(本殿から遠くに日本海を望める)
〇民家近くの山にお移し(参拝することが不便なため)したところ、災害が続き元の山上へ帰りたいとのお告げがあったので、お帰り頂いた。

その他

〇申の刻(午後3時)以降 山に登ってはいけないという言い伝えがあるのに いう事を聞かず登った修験者が途中の通称『たたき岩』付近で死んでいた。(無芸は2度の改修工事の時は 山を下りるのは午後5時過ぎてからだったけど特に何もなかった)

平成8年12月吉日(これは 最初の本殿改修工事の完成時の文章だと思う)
妙見神社修復委員会・氏子中

 

午後1時 着かえて軽トラックで出発

登山口のところまでは軽トラックで行けないことは無いけど

手前の広場で止め 徒歩で向かうことにした

(河川改修の時(30年前)に川岸に軽トラックが一台ギリギリ通れる管理道が出来てるけど500メートルほど歩くことにした)

でも 直ぐ後から来た 役員さんの軽トラック 入口の鳥居まで載せてもらった

↓本殿に向かう山道の入口にある鳥居

(今では川岸を歩いて行けるけど 昔は川に仮橋を架けてお祭りの神事か行われていた)

ここから険しい山道となる

 

↓最初はジグザグに登っていく道(前回UPした写真)

 

↓そして少し(って言ってもけっこう急だけど)なだらかな直線上の山道(ちょっと一息入れて)

はるか先を行く人が見えて来た

修復工事の時はここに架線(ワイヤー)を張って ケーブルカーの様にして資材を運搬した

 

↓通称『たたき岩』年の数だけ 柴で岩を叩いてから登る(中間地点なので少し休憩しなさいという事らしい)

 

ちゃんと年の数だけ叩いて(年ごとに増えるので結構な数叩かないと) 又 登り始める

↓直後の難所の崖のような道

 

そして 又ジグザグの登山道

家を出てから約30分登り始めて20分

神事の始まる30分前に本殿に到着 20人ほどの当番の地区の人や役員(無芸のような奉賛委員)さんも来ていた

宮司さんや奏楽(笛・太鼓)二人と巫女さん(小学生の女の子)二人とその保護者

天気も良かったので 町の人も数人ほど参拝に上がってきていた

まず 本殿に向かって 4年ぶりの山の上の神社へ参拝

↓拝殿(10年ほど前に屋根替え工事)

 

↓神殿(25年前に屋根葺き替えや外壁修理ご神体の安置してある神殿内の修理等々)

建てられたのは

 

宝剣を奉納し 準備が整い神事が始まった 

責任役員・市議会議員・奉賛役員・当番地区・協議会・巫女保護者・町民のそれぞれの代表が

礼拝するんだけど 始まる前に 責任役員代表(従兄)から無芸に 町民代表で頼むと言われた

しかし 奉賛委員副委員長が神殿内に入るので(委員長は高齢で山の下で待機) やっぱり 奉賛委員代表を頼むと

そして 又始まる寸前になって 協議会の代表がいない って(会長他4人の副会長も不在) 

結局奉賛委員代表は一番年上の方(来るときにトラックに載せてくれた人)にやってもらって

無芸は協議会の副会長なので 代表ってことになった

(冗談で 一人三役しましょうか? なぁんて)

神事の途中 提灯の火が解け落ちたろうに引火 提灯の下部が燃え出すという事件が・・・

神殿内に板人が提灯を降ろし 外に持って出てくる

直ぐに無芸が受け取り 近くにあった貯め桶の水をかけて消火

(貯め桶・・・近くに水も無いので改修工事したときに 

雨水が貯められるように軒下にプラスチック製の大きな漬け物樽2つを設置していた)

防火用水にもなったわけだけど

幸い紙の部分には燃え移らなかった(底の板が少しコゲただけ)ので 提灯を新調しないといけない事態にはならなかった

40分ほどで 神事も終了

神殿内を片付けて みんなで 下山 あちこちに建てた幟などを片付けながら帰ってきました

 

久しぶりの山の上の神社への参拝

無芸が手をかけた神殿や拝殿は特に異常はなかったけど

隣接して建っている 通称『篭り堂』(昔 豊漁を願った網元などが泊まり込み祈願をした建物)が

かなり危なくなってきている 浦の庇部分は屋根が崩れ落ちていた

拝殿修理の時補強はしたけど

屋根もかなり傷んでいて(周りに樹木が多い為大きな枝などが落ちて屋根を壊す)修復は困難な状況だった

これ以上倒れないようになんとかしないとだなぁ

 

さあて 今日から同級生宅の外壁工事の続き 3日で終わらせたいところだけど・・・

明日明後日と雨予報

週末にはシロアリ被害のお宅へ行かないと

又週末には二夜連続の消防会議

今週もバダバタしそうだなぁ

 

 

 

 

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2 コメント

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おはようございます。 (larala30)
2021-12-06 06:35:02
凄い古い歴史ある神社なんですね~
これ程の歴史を持ち、それを崇め長い間守り抜いてきた地元の人達に敬意を表したいと思います。
険しい山道を登り、滞りなく行われて安堵したことでしょう。
ご苦労様でした。
返信する
おはよぉござます (無芸)
2021-12-07 04:54:13
ラララさんおはよおございます
街中にある八幡宮より昔は格式が高かったようです
険しい山道なので地元の人の若い方は
行ったことが無いという人もけっこういます
我ながらよくこんな所の仕事やったなぁとつくづく思いました
無芸の祖父も若いころは修理とかにたずさわったことがあると昔聞いたことが有ります
無芸の後は誰が?
そこが心配ですねぇ
返信する

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