昨日は自主防災部主催の防災講習会
『自分の身は自分で守る』
『自助・共助・公助』について
消防署職員より いろいろDVDを使っての講習会を開催
今回は企画から段取りまで無芸がやったんだけど
まぁ 予想してたとうり 参加者は少なかった
希望としては7~80人は参加してほしかったけど
準備していた資料は50名
やはり ピンポ~ン でした
一昨年の水害の時には まだ自主防災部は立ち上げられてなかったんだけど
自治会や公民館関係者でなんとかきりぬけられた
今は無芸達消防団が自主防災に関わって活動を進めているけど
実際 災害が起きた時は消防団は
自主防災とは別の活動となる場合が多いと思う
大きな災害となると 消防団が指令を受けて直ぐに出動出来る箇所は限られてくる
一昨年の水害のおりも 次々と入ってくる 出動要請の電話
『了解ですが 時間はかかります』と応答せざるをえなかった
直接消防団へ電話してくる町民の要請にも
『今 手いっぱいなので 危険と感じたら 避難してください』と
伝える場合がかなりあった
たよりにされている消防団ではあるけど
東日本大震災の事をいろんなHPや資料で読んだ
自ら被災しながらも救助活動をする消防団員の話し
家族の安否もわからないでいるのに消防活動をしている消防団員の話し
堤防の水門を閉めに行って津波に飲まれた消防団員
高齢者を助けているうちに一緒に津波にさらわれた消防団員
避難の呼び掛けに回っていて消防車ごと流された消防団員
そしてその 仲間を捜索しなくてはならない辛い活動をしている消防団員
もちろん消防団員だけでなく 救助活動中の消防署の職員や
避難誘導中の警察官
そして防災に携わっている市の職員
津波がそこまで来ているのに
最後まで避難の呼び掛けをして津波にのまれた若い女性職員もいた
大災害においては 公的な救助を待つのではなく
まず自分の身を守る技術や知識を身につけて
いち早く命を守る行動ができるようにしていただきたいと思う
先日 過去の災害の事を探していてこんな事例をみつけた
雲仙普賢岳の大火災流で亡くなった消防団員や警察官
立ち入り禁止区域に入り
無謀な取材をしているマスコミ取材班に
避難を呼び掛けに行き火災流に巻き込まれた
出動命令が入れば 危険を冒すこともある
しかし 一人一人がいち早く災害に対して行動が出来れば
救助する側の被害も少なくなると思う
消防団も自主防災部が軌道に乗れば 防災講習会など
側面から協力ということになるだろう