お疲れなのか 午前7時に起きてきた 長女夫婦
無芸たちは仕事なので いつも通りに
が
午前7時過ぎ
無芸が ゴミ出しに出ると遠くから サイレンの音
最初は サイレンしか聞こえなかったので 事故かな?
と思ったら ウ~ウ~ カ~ン カ~ン 火事?
だんだん 近づいてきた え? 高速道路だ
高速道路で来る場合は 間違いなく 無芸担当地区 ヤバイ
走って 帰って 携帯に飛びついたとたん 着信 メールも入ってる
電話は防災係長
『〇〇町(無芸たちの町)〇〇〇番地〇〇宅で建物火災です 出動 お願いします』
近所じゃん!
の音は すぐ近くまで来ている
近い!
家の裏手の畑に出てみる 直線距離で100メートルくらいの家
が止まり消防隊員が右往左往している
窓から出ている煙は少ししか見えない
とにかく 消防服を着て飛び出す
着いたときはすでに消火作業が始まっていて
隊長から 住人の安否確認中です 報告を受ける
『車いす生活をしている男性がいるはずです』と伝える
『デイサービスを利用していらっしゃるので すでに不在の可能性もありますが
時間帯が早いのでまだ いらっしゃるかもしれません』
隣のおばちゃんを見つけたので 隊長に『あのおばちゃんが隣の方ですから聞いて下さい』と伝え
その間に 『隊員が突入します』と 言って 屋内に入って行って すぐに 倒れていた家の人を発見
シートに包んで 屋外に運びだした
救命処置を始めたところで 地元の消防団が到着
(今回は出動メールが届いたのが消防本部が到着と同時くらいで少し遅く感じた)
団員に 消防本部のホースライン(何本も交差しながら走っているホースの線)の延長補助と
交通整理を指示
無芸は後続の消防車両
と救急車
が入って来る交差点で待機
サイレンの音を聞きながら入ってくる直前に交差点に入って来る一般車を止め
を誘導する
無芸が現場に到着して
が到着するまで約15分くらいに
目まぐるしく 現場周辺で走りっぱなし
火災はすでに 収まっていて 鎮圧状態(火災が収まりそれ以上火勢が強まらない状態)
が搬送の為に現場を離れたころには
隊員が室内に入り 細かく放水をしていて
やっと落ち着いた 団長も到着し 無芸から状況説明をする
出動から30分後 鎮圧確認
午前8時 煙は止まり 後続の
応援部隊の撤収が始まる
そして 午前9時前 鎮火発表
検証のための消防隊員3名を残し 本部車両は撤収開始
消防団員はホースや機材の撤収を手伝いながら
再出火に備えてのホースライン配置の準備
(消防本部は撤収するので 再出火に備えて消防署の機材と交換するため消防団のホースや筒先を配置する)
その後 警察と消防署で現場検証が始まり
無芸たち消防団員は現場の周りで待機
落ち着いたので 無芸は いったん家に帰ってみたけど 長女夫婦はすでに帰っていた
(検証が終わるまで 中には入れない・・・・大きな火災の場合は燃え残りなどを排出する手伝いはするけど)
燃えた場所はほとんど部屋一つ分だけなので 現場検証も早く終わった
と言っても終わっのは正午過ぎ
警察と消防署員が撤収したのが 午後1時前
消防隊の隊長が2時間おきに 見回りに来ますのでと言って撤収
消防団は再出火に備えて現場で監視をしなければいけない
交代で 遅い昼ごはんを食べる
地元なので 無芸は出身分団の計らいで 分団倉庫で弁当を頂いた
で 結局午後5時過ぎ に最終見回りが終わってから 撤収
機材の片付けをして帰ったら午後6時だった
昨年4月にも長女夫婦(まだその時は結婚してなかったけど)が帰ってきて
彼氏君から『結婚の許し』を聞いた日に 家内の実家のある隣町で建物火災(全焼)
二人をほっといて出動
今回も さよならを言えずに出動
無芸の担当地区(6町)内でも年に一度あるか無いかの建物火災
それに2度も当たってしまった長女夫婦
びっくり でしょうね
無芸も またぁ?
でも 助け出された人は重症らしいけど なんとか助かったみたい
住宅がつながっているので延焼の心配もあったけど
半焼ていどで収まったから まぁ 良かったかも