無芸大食の秘密基地Ⅱ

いらっしゃいませ

クタクタで

2021-08-16 06:56:47 | 日記

一昨日 お昼前 無芸担当の奥部の2つの町が土砂災害警戒で消防団巡回となった

なので 無芸も奥部の町へ 

団員6名が避難所になっている現地の対策本部に集合 2班体制で 巡回に出発

(団員の中には 集合場所までの道が通行止めになり

大きく迂回して30分以上余分にかかって集合している者もいた)

無芸は避難所で情報収集 巡回班は1時間ほどで帰って来たけど

特に異常無しということだった 1週間前の大雨の時

孤立してた集落は大きく迂回(山越え)すれば 回れるようになっているとのこと

そして もう一つの町へ移動 ちょうど巡回班が帰って来ていて いったん解散するところだった

こちらも特に異常無しということで 無芸も帰宅することに

お昼ご飯は 要らないと出て来たので コンビニでおにぎり買って食べ そのまま帰宅

午後は 最初の町の消防団は2度目の巡回をするという事で

午後3時にもう一度 奥部の町へ

夕方帰ってきたら 災害対策本部から電話が・・・

中部地区の大きい川の下流域の分団より応援要請が入っていると・・・

比較的被害の少ない 無芸担当地区の分団に応援が出来るかどうかの問い合わせ

日中土砂災害警戒で出動していた奥部の2つの分団以外の4つの分団に

応援要請することにした

すでに  夕方になっていて 作業開始となると 暗くなってからの作業となるので

照明等の準備もするように連絡

午後7時 次々と集合する4分団 さらに 中部の一番端の分団も合流

合計5つの分団から約50名が集合した

が 集合場所一帯も 道路が冠水していて 早く排水始めないと 

動きがとれなくなりそうな状況

現地の消防分団長と作業の打ち合わせをしたけど

結局 辺り一帯の水が集まる 水門(樋門)での排水が良いだろうという事で

(樋門・・・本流の水が逆流しないように閉めることが出来る水門)

(但しポンプアップしないと あたりの水は溜まるいっぽうになる)

集合した全分団が同じ場所で集中して排水作業開始とすることになった

すでにその場所には 大型の排水車両が朝から排水作業をしている場所

排水車両↓(借りてきた写真)

毎分30屯排水だけど まる1日動かしていても 広範囲の水が集中している場所で

なんとか微量に増えている状態に保つのが精一杯の状態

↑当日消防団が応援する前(日中)の現地の排水作業車による排水状況

直径30センチの排水ホース4本(これでも 焼け石に水の状態)

午後8時 消防団応援隊による排水作業開始

水門付近にポンプ5台を並べ排水開始

5台でも 大型排水ホースの1本分くらいしか排水出来ない

2時間ほどで 予備の燃料も少なくなり

各分団の携行缶集め まだ開いているスタンドへ補給に走る

携行缶も不足しているので 持ち合わせてる分団に借用しに行ったりと

走り回っていた

ポンプ・ホース設置排水開始後は団員も時々燃料補給するだけで

特に作業は無いので交代でコンビニおにぎり買ってきて

路上で腹ごしらえ 雨は小雨だったので 座り込んでパクついていた

一緒に指揮を執っている地元の中部副団長と協議

(団長がいる奥部の町は孤立しているので団長は動けない状態)

午後11時 とにかく あるだけの燃料使ったら いったん 休止することにした

目に見えて 水量も減らず かえって微量に増えている感じ

作業ははかどっていないけど いったん解散しようということにしたら

空腹感が起きて来た 近くのコンビニに走り おにぎり買って

ちょっと落ち着く

午後0時 団長に いったん中止する旨 報告して

5人の分団長を1カ所に集め中止の連絡と今後の事について指示する

いったん ポンプ・ホースを撤収し 解散とする

翌日(といっても すでに日付は変わってるけど)の作業再開については明朝連絡するということにして

解散

午前1時に帰って来て シャワー浴び一息

5時までには起きないと と思ったら

なかなか眠れず かえって シャキッ と目が覚めてしまった

3時頃になってやっと 寝たのかな? が

次々入る防災メールで目が覚めたら4時半

ボーッとしてたけど とにかく 着かえて準備

6時から現地の状況見て 様子を見るか 又は 

再度召集かけ 排水作業再開始とするか判断することになっていた

再度排水作業開始となると

早いうちに連絡しないと出動する分団も準備が大変だろう

しかし 午前1時に帰ってからだから そんなに早くも 無理だろうからってことで

午前8時現地集合 作業開始とすることにしていた

(それでも 召集かけて準備となると6時半には各分団では集合となるだろう)

午前5時半 家を出ようと思ったら 現地の近くの分団庫で仮眠を取っていた

中部の副団長から 現地の様子の写真が送って来て 昨夜より少し増えてる状況とのこと

結局 電話だけで協議をし 再度排水作業実施することになった

無芸は現地へ行く途中で市役所に立ち寄り 給油チケット受け取り現場へ

現場に着くと 多少水量が減ったのか くるぶしまであった道路も水が無くなっていた

前夜ポンプを設置した近くの住民の方から 早く水門開けてもらえないか?

と来られたけど 無芸たち消防団には 水門開閉の権限はない

一番低い宅地は脛辺りまで浸水していて 車庫には水も入っている

午前7時 市役所職員が来て 水量確認など始めた

本流と水門内の水面高さの高低差により 水門の開閉が決まっているようで

慎重に判断しないといけないらしい

開けても 水流が弱いと本流の勢いに負け 土砂・石などが水門に入り込み

作動しなくなる恐れがあるんだそうだ

 

結局応援隊が集合する30分前に水門開くことになり

水門が開くと ごうごうと音を立てて 溜まった水が流れ出す

15分もすると1メートル近く水位が下がった

そのころから応援隊が続々集まってきたど

状況が一変し 排水作業は必要が無くなったようだったので 機材は降ろさずに

待機するように指示

近隣で 冠水状況が改善しているかいないか確認した後

解散することにした

団長に解散の報告をすると 連日休み無しの奥部の分団も 今日は体を休ませることにしたと

連絡員だけ置き いったん帰宅させるという事だった

団員の中にも自宅が浸かっているところもあるらしい

 

午前8時半 排水作業は実施せずに 帰ってから 機材の洗浄をしたのち 解散するように指示

中部の副団長は 管轄地区でまだ排水作業をしている他の分団もあるので

そちらに向かうと 

 

という事で 応援隊は撤収 無芸は 残った燃料などの返却などしながら

担当地区を巡回しがてら帰宅

なので お昼前から とにかく睡眠 睡眠 睡眠

昼食 少し食べてから又

 

とにかく 夕方までグターっとしてました

 

今朝の情報では大きい川の水量も減ってきているので

ちょっと一安心かな

 

 

 

 

 

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2 コメント

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こんにちは (larala30)
2021-08-16 13:27:50
大変でしたねー
ご苦労様でした。
いつまで降るのか、大変な雨ですねー。

無芸さんの記録を読んでいると、いかに私達の生活が守られているのかと、感謝の気持ちで一杯です。

確かな訓練、確かな判断、健康維持、自分の時間をこうして地域安全活動に費やす、なかなか出来ない事です。
お疲れ様でした。
ゆっくり出来るといいですね。
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こんにちは (無芸)
2021-08-16 15:53:09
ラララさんこんにちは
無芸の管轄地域はさほどではなかったですが
大きい川の周辺は またか! と言われるほどの被害だったようです
堤防のかさ上げなど進んではいますがまだまだ
お盆休み返上で頑張ってくれている団員たち
今日はつかの間の休日になったと思います
無芸も ここ一か月間で一番ゆっくりしてたかも
返信する

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