バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

チーム競技の大切さ…

2012-07-23 00:17:31 | やっぱりミニバス!
平成24年7月23日 月曜日
 
「チーム競技の大切さ…」


私が小学5年のころだったと思います。

ある日、友達と、遊びで野球をしていて、疲れて先に家に帰ったところ…

親父から、 『お帰り、早かったな』と言われたので、

『はい、疲れたから帰って来ました。』
〔親父は、昭和一桁生まれの、典型的な雷オヤジで目上の人に対する言葉使いも躾られました〕


そう答えた途端に、『戻れ! 仲間のところに戻れ!』と一喝され、泣く泣く、訳もわからずに友達のところに戻りました。


野球も終わり、家に帰って、親父に説教されたことを、はっきりと覚えています。


『たとえ遊びの野球だろうと、仲間がいるから野球のチームになるんだ! お前の勝手で抜けたらチームにならないだろう!』


チーム競技における個人の責任の大切さを親父から叩き込まれました。



さて、ミニバスも同じです。

私は、練習試合を組む時は、子供達の参加状況を確認して全員が参加できるならば、練習試合を組みます。

特にレギュラーメンバーが欠けては練習試合になりません。

練習試合の日時が決定してから、実は家の用事がてきたので、子供を欠席させます…で終わり。

『それは仕方ないので、家のことを優先させてもらいます。』
〔たかがミニバスでしょう!〕


私から言わせれば、されどミニバスなのです。

レギュラーメンバーになったら、チームに対する責任を持つのです。

確かに、今の子供達は習い事もあり、そちらを優先させなければならないでしょう。

だから練習試合を組む時に確認しているのです。

その確認をしてから、事情ができたから欠席します!?


事情にもよりますが、基本的に押さえて欲しいことは、チーム競技における個人の責任の重さです。

特にレギュラーメンバーなら なおさらです。

安易に休めると思われているなら、練習試合を組むことは出来ません。

何故なら、自分達チームのことではなく、相手チームに失礼だからです。

相手チームは、うちのレギュラーメンバーのチームと試合をするために練習試合をしてくださるのです。

練習試合に来てみたら、呼ばれたチームから…

『すいませんが、レギュラーメンバーが揃いませんでした…申し訳けありませんが、中学年以下も入れて、なおかつ今日来ているレギュラーメンバーを連続して出していいですか?』と言われたら、


相手チームは、内心…はあぁ~?と思いながら、いいですよと言うでしょう。

それが安易に続く…そういう考え方を親御さん達がされているなら、

それは違うと思うし、子供に遊びではない、チーム競技をさせているならば…

チーム競技における個人の責任の重さを教えて欲しいのです。


うちのチームは、全国大会に出場 することを目標にしているチームではありません。

ひとつひとつの試合を、あきらめないでやり切るチーム、そして、子供達が自立し、自律できる心を育むことを目標にしたミニバスクラブです。

自分を活かし、仲間のために、全力で、集中してバスケをプレーし、

そこから大切なことを学んで欲しいのです。

勝つためのチームであろうと なかろうと、チーム競技をしている者にはチームに対する責任…

さらに、相手チームに対して、全力でプレーする責任があると思うのです。

そのことを子供達に教えることは、親なり、子供達の育成に関わる大人達の務めではないでしょうか!?

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