平成24年7月8日 日曜日
「メンタルとフィジカル…2012」
「メンタル」とは、「精神に関するさま、心理的」という意味です。
特に、「ファンダメンタル」という言葉がありますが、これは、そもそも経済用語で、「ファ ンド&メンタル」からきており、経済に関する 「基礎的事項」という意味です。
バスケットボールでの、「ファンダメンタル」 とは、プレーの基礎となる必要な技術で、 「シュート・ドリブル・パス」の基本的な技術 を言います。
しかし、「ファンダメンタル」のそもそもの用 語の意味から考えてみると、「基礎的事項」の 基本となるものは、「メンタル」…、
つまり、「精神に関するさま」、もっと言え ば、「心の有り様」を言うのだと思います。
ですから、まず、その本人の「心」が、技術を身につけるために「前向き」な状態にあることが大事なのでしょう。
一方、「フィジカル」とは、「肉体的なさま。 身体的。」という意味です。
これは、スポーツにおいては、肉体的な強さを 言い、いわゆる、スポーツに必要な「筋力・持 久力・俊敏性・跳躍力」などの視覚的に目に見える基礎的身体能力だと思います。
確かに、「フィジカル」は必要です。
この基礎的な身体能力を身につければ、技術力は向上するでしょう。
しかし、本番の試合という場面で、その「フィジカル」に基づいた、「技術力」が100%発揮できるかどうかは、すべて、本人の、そしてチーム全体の「心の状態」によって左右されると思います。
試合開始前の「メンタル」面における、「集 中」と「ゲーム・イメージ」は大切です。
まず、弱気になろうとする自分の「心」との闘いから始まるのです。
「弱気にならない自分」と「弱気になろうとする自分」の葛藤に勝ち、「心の有り様」をしっかり持つための、強い「メンタル」が必要です。
試合が始まった後は、相手チームとの勝負になりますが、
相手に押されている試合展開になっ たときに、それは相手の圧倒的強さなのか、それとも、自分達が普段通りに出来ていない、動けて いないからなのか、はっきり自覚する必要があります。
重要なのは、このときのベンチ・ワークでしょう。
コーチは選手達に、チームとして出来ていない 状況と、相手に如何に対処すべきか、自分達はどう動くべきか指示をするでしょう。
そして、最後に、「あきらめるな、まだ行け る。集中して、全力!」と言って選手達を再びコートに送り出すのです。
あとは、選手達自身の「心の有り様」です。
普段の練習通りやれば、できれば、「いける! いくぞ!」という思いを強く持ち、チーム・ リーダーが声を出すことです。
ここで、誰からもその声が出ないチームは、 チーム・メンタルが無いのです。
その時点では、これは選手達自身の自覚の問題であり、コーチの問題ではないと思うのです。
「メンタルとフィジカル…2012」
「メンタル」とは、「精神に関するさま、心理的」という意味です。
特に、「ファンダメンタル」という言葉がありますが、これは、そもそも経済用語で、「ファ ンド&メンタル」からきており、経済に関する 「基礎的事項」という意味です。
バスケットボールでの、「ファンダメンタル」 とは、プレーの基礎となる必要な技術で、 「シュート・ドリブル・パス」の基本的な技術 を言います。
しかし、「ファンダメンタル」のそもそもの用 語の意味から考えてみると、「基礎的事項」の 基本となるものは、「メンタル」…、
つまり、「精神に関するさま」、もっと言え ば、「心の有り様」を言うのだと思います。
ですから、まず、その本人の「心」が、技術を身につけるために「前向き」な状態にあることが大事なのでしょう。
一方、「フィジカル」とは、「肉体的なさま。 身体的。」という意味です。
これは、スポーツにおいては、肉体的な強さを 言い、いわゆる、スポーツに必要な「筋力・持 久力・俊敏性・跳躍力」などの視覚的に目に見える基礎的身体能力だと思います。
確かに、「フィジカル」は必要です。
この基礎的な身体能力を身につければ、技術力は向上するでしょう。
しかし、本番の試合という場面で、その「フィジカル」に基づいた、「技術力」が100%発揮できるかどうかは、すべて、本人の、そしてチーム全体の「心の状態」によって左右されると思います。
試合開始前の「メンタル」面における、「集 中」と「ゲーム・イメージ」は大切です。
まず、弱気になろうとする自分の「心」との闘いから始まるのです。
「弱気にならない自分」と「弱気になろうとする自分」の葛藤に勝ち、「心の有り様」をしっかり持つための、強い「メンタル」が必要です。
試合が始まった後は、相手チームとの勝負になりますが、
相手に押されている試合展開になっ たときに、それは相手の圧倒的強さなのか、それとも、自分達が普段通りに出来ていない、動けて いないからなのか、はっきり自覚する必要があります。
重要なのは、このときのベンチ・ワークでしょう。
コーチは選手達に、チームとして出来ていない 状況と、相手に如何に対処すべきか、自分達はどう動くべきか指示をするでしょう。
そして、最後に、「あきらめるな、まだ行け る。集中して、全力!」と言って選手達を再びコートに送り出すのです。
あとは、選手達自身の「心の有り様」です。
普段の練習通りやれば、できれば、「いける! いくぞ!」という思いを強く持ち、チーム・ リーダーが声を出すことです。
ここで、誰からもその声が出ないチームは、 チーム・メンタルが無いのです。
その時点では、これは選手達自身の自覚の問題であり、コーチの問題ではないと思うのです。