バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

判断と行動…2012

2012-07-07 06:02:27 | やっぱりミニバス!
成24年7月7日 土曜日
 
「判断と行動…2012」


あなたは、決められらた時間の中で、何か達成しなければいけない事を与えられたとき、判断してから、行動しますか?

それとも、行動しながら、判断していきます か?

これは、どちらが正しいという答えはありません。

いってみれば、仕事に対する適正をみる質問… 適正質問みたいなものでしょう。

容易に予想できると思いますが、「判断してか ら行動する」のは、「慎重派」で、これは鈍重タイプ型です。


その特質は、与えられた目的を達成する可能性は、高いですが、決められた時間内に終わらな い可能性も高く、結局、決められた時間内に終わらないということは、「成功」と「失敗」という基準でみれば、「失敗」です。

ただし、決められた時間というスパンが長ければ、この鈍重タイプ型は、そういうものに対する適正はあるのです。

例えば、学者や研究者といった職業がそうで しょう。


一方、「行動しながら、判断する」のは、 「せっかち派」で、これは迅速機敏型で、最初 から、「決められた時間内に、やる」という意識が強いのです。

その特質は、決められた時間内に目的を達成する可能性は高いですが、その達成の度合いの完全性は低いことが多々あります。

しかし、いかなる度合いであれ、目的は時間内に達成されます。

「成功」と「失敗」という基準でみれば、とり あえず「成功かな?」という感じでしょうか。

決められた時間が、短い場合に、このタイプは適正があるといえるでしょう。

例えば、災害対処に従事する方々でしょうか。

消防士、警察官、自衛官などでしょう。

こういう人達は、俗に、「拙速を尊ぶ」とも言います。

大事なのはタイミングなのです、その一瞬の機会、チャンスを逃すことなく、目的を達成するには、まず行動することが大事なのです。


「事件は会議室で起きているんじゃない! 事 件は、現場で起きているんだ!」…けだし、名言ではあります。


さて、バスケットボールについてみれば、秒単位のスポーツですから、いちいちボールを止めてから、判断し、行動していては、相手にボー ルを奪われてしまいます。

私は、子供達に「ボールを持ったら、まず仕 掛けろ! ゴールをねらって、仕掛けろ!止ま るな!」と言っています。

…といいつつも、仕掛けた一瞬から、冷静な、 一瞬の判断が必要です。

そのためには、一瞬の広い視野が必要です。

考えてみれば、贅沢な要求ですよね。

これらを、次のように言っています。

「クール・ヘッド!(冷静な判断力)」
「ホット・ハート!(熱き心)」
「ワイド・ビジョン!(広い視野)」

だから、バスケは面白いのです!