バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

コミュニケーション技術…2013

2013-04-29 06:39:50 | やっぱりミニバス!
平成25年4月29日 月曜日
 
「コミュニケーション技術…2013」
(“スポーツコーチング学”から一部抜粋編集)


コーチングは対人的な仕事で、優れた指導者は人間から多くを学ぶ、

優れたリーダー…つまり優れた指導者として、

周囲の人間にやる気を起こさせる対人関係の技術を習得しなければならない。

話し、聴き、交渉し、励まし、慰める、叱咤するなどの周囲の人々とのコミュニケーション技術は指導者にとって不可欠なものである。

マラソンでコンディションづくりの技術が重要であるのと同じくらい、指導においてコミュニケーション技術は大切である。

優秀なチーム…優秀なチームがどのようなチームか?を考えなければならないが、

優秀なチームは、将来実現できるというビジョンを持ち、それを人に実現させる能力を持つという“特別な技術”を持った人のリーダーシップによってつくりあげられる。

“特別な技術”は、指導者自身が指導のために準備をし、一生懸命に指導することで培われる。

特に、指導するときは一方的に語るだけではなく、選手と会話し、理解を確認し、実際にやってみせ、実際にやらせて、

できなくても怒ることなく、かといって注意が散漫なら叱り、緩急をつけて忍耐強く繰り返しながら、少しでも出来たら、誉めて、やる気を持たせながら行っていく。

まさにこれが、指導者が持つべき選手との“コミュニケーション技術”の大事なひとつであろう。

大事なひとつということは、他にも大事なコミュニケーション技術がある。

技術以外のことでの選手とのコミュニケーション。

スタッフとのコーチングに関する理解、意志疎通を図るコミュニケーション。

ミニバスにおいては、保護者とのコミュニケーション。


これらのコミュニケーション技術を向上させることことで、指導者自身の個人的目的も達成させることができる。

そして選手の精神的、社会的成長という利他的目的も達成することができるのであろう。