バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

負けた後…2013

2013-04-18 05:28:35 | やっぱりミニバス!
平成25年4月18日 木曜日
 
「負けた後…2013」


試合に負けた後は、誰もがうなだれているでしょうね。

しかし、そのうなだれ方にも色々あるでしょう。

特にプレイヤーは、接戦で惜敗したときは、悔しさにあふれているでしょう。

一方で、実力的に圧倒的に劣るチームに惨敗したときでも、負けて当然とは思わずに…やはり、ベンチにはうなだれて戻ってくるでしょう。

ましてや勝てると思い、いざ試合をしてみると相手チームの気迫が勝っていて…

相手チームの土俵に乗ってしまったときに、自分たちのプレースタイルを発揮しはじめたときは、時すでに遅しなのです。

こういう負け方は、悔しいよりも…茫然自失です。

何があった!?…という思いにチーム全体が包まれて、次に向かうきっかけさえ見当たらないのです。

コーチは…私の場合ですが、心のうちは、子供達と同じ状態です。

語るべき言葉が見当たらないというか、呆れた想いなのですね。

まさに、コーチ失格です。

子供達に呆れることは、あってはならないことですが、子供達が一番ショックなときに、

コーチは言葉をかけない、というか…あえて言葉をかけないのです。

なぜなら、かける言葉がないのですからです。

しかし、敢えて言わせてもらうならば…それも人間味あふれたコーチなのではないでしょうか?

問題は、コーチがその状態をいつまで引きずるのか…なのだと思います。

チームをそこから引き上げるのは、やはり、コーチですから!

コーチの気持ちのトランジションです。

それがないと、特にミニバスでは子供達は次に向かうことができないのです。

だから、コーチという存在の大きさを自覚します。

そのままの想いで子供達のミニバスを終わらせたくはないですから、

コーチが気持ちを切り替えて、チームに明確な目指すべき具体的な形を語り、練習を創造し、ホットハートの熱き想いを持たせて練習に臨むのです。

次にどんな結果が待っているかわかりません。

しかし、強い想いを持ってコートに立たなければならないのです。

その瞬間は、自分と子供達を信じるしかないのです。

結果を怖れることなく、成すべきことを為して行くように、コーチは語り行動するしかないのです。

子供達は自分たちの想いでやりきろうとしています。

しかし安定しません。練習でやったことを試合で出し切れない状態です。

何のための練習なのか?…私自身、悩みます。

それでも繰り返していくしかありません。

私は名コーチではありませんから、学びながら、粘り強く指導していくしかありません。

『子供達は成長する』ことを信じて指導していくことですが、正直、キツイのも確かです。

それでも、それが生きがいなのです。