バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

負けたのは誰のせい?…2013

2013-04-15 06:32:32 | やっぱりミニバス!
平成25年4月15日 月曜日
 
「負けたのは誰のせい?…2013」


勝てば、選手達が頑張ったから!

負けたら、それはコーチの指導が足りなかったから…と言います。

『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし。』とは、野村克也 元監督の言葉ですが、

負けた原因を明らかにして、次に向かうモチベーションを上げるのもコーチの務めです。

ただ、選手達の中には負けたことを自分のせいだと、強烈に思う者がいます。

同点で、残り5秒で、ターンオーバーして逆転されたような試合では、

その選手は自分のせいだと、悔し涙とともに、強く自分を責めるのです。

その時のチームメイトは…

さて、自分のせいで負けたと思うのは、チーム競技では誰にもあることでしょう。

それが自分だけでなく、周りのチームメイトもそう思ってると考えるのは疑心暗鬼に過ぎるし…

仲間を信じていないから、そう思うのでしょう。

仮に、そんなチームメイトがいるとしたら、全国大会どころか、普段の公式戦でさえ結果を手にすることは無理だと思います。

自分を責めるのはいいでしょう、いくらでも責めればいいと思います。

でも、仲間からそう思われている?…確かに、そうかもしれません。

人間だから、あの時のシュートを入れていれば、

あの時のフリースローを一本でも入れていれば、

あの時にターンオーバーしていなければ…という気持ちは、互いに持つのは当然のことだと思います。

しかし、それは仲間に対して思うとともに、自分に対しても思うことでしょう。

仲間に対して、それを責めても、負けた試合をやり直すことなど出来ません。

その思いを仲間と共有して、次に活かすことができる…それがチームであり、

自分も含めた、本当のチームメイトではないでしょうか?

だから、悔やんでもいいけれど、仲間をけなすのではなく…

仲間が一番悔やんでいることを理解して、自分のために、そして仲間のために前に進むしかないっしょ!

それがチーム一丸のチームだし、信じて進めるチームメイトだと思います。

いつまでも引きずらない!
ウジウジしない!
仲間のために!
自分のために!
前に進め!