バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

人は生きねばならぬ…2013

2013-04-16 05:48:22 | やっぱりミニバス!
平成25年4月16日 火曜日
 
「人は生きねばならぬ…2013」


以下は、致知出版社が発行した“人間学入門”に書かれているものを抜粋編集したものです。

「念ずれば花開く」の詩で有名な、仏教詩人と呼ばれた、故.坂村真民(サカムラ シンミン)氏の言葉と、ある一編の詩を紹介し、私の想いを述べてみました。


言葉は生き物…言葉は生き物です。

言霊といいますからね。

特に、日本では「言霊の幸多き国」といいます。

これは神道からきているんですね。

言葉というのは神様から来ているんですね。

しかし、言葉に息を吹き込むって難しいですね。


詩…鳥は飛ばねばならぬ

『鳥は飛ばねばならぬ

人は生きねばならぬ

怒涛の海を

飛びゆく鳥のように

混沌の世界を生きねばならぬ

鳥は本能的に

暗黒を突破すれば

光明の島に着くことを知っている

そのように人も

一寸先は

闇ではなく

光であることを

知らねばならぬ

新しい年を迎えた日の朝

わたしに与えられた命題

鳥は飛ばねばならぬ

人は生きねばならぬ』

世尊(シャカ)が八十年の生涯をもって示されたのは、

「人は生きねばならぬ」ということだったと思いますね。


辛さと呼吸…教え子(高校生)を引き連れて大変な坂を登っているときに、掛けられた言葉です。

『山やら木やら坂やら、

そういうのに呼吸を合わせていくから、ちっとも無駄にしない。

お前達は、辛い、しんどいと、むしゃくしゃしているから、余計にきついんや。

どんなに苦しい時でも苦しくない。

これはちょっと難しいが、

呼吸を合わせると、あらゆるものが無理せずにスムーズにいく。

それを合わせずにいくから、

病気になったり、

不幸になったり、

運命が逆転するんや。』


私が思うに…苦しさを通り越すことは、辛いことです。

呼吸を静かに、苦しさに合わせていけば、

命というものがよみがえってくるのだと思います。