藤野から世界へ

神奈川県の北端、藤野町に住み始めた夫婦が山里の暮らしの中で感じたり、考えたりしたことをつれづれに綴ります。

山梨の保養キャンプ

2019-08-22 21:58:00 | イベント
 我が家の夏休みには必ず保養キャンプが組み込まれる。ここでいう保養キャンプとは、2011年3月11日、福島第1原発事故で大量の放射性物質が放出されたが、福島県内で住む子ども達に少しでも放射性物質の影響の少ない場所で過ごして貰おうという趣旨で各地で行われている取り組みのことである。地元藤野でも行われているが、山梨県東部、いわゆる郡内と呼ばれる地域で行われる保養には泊まりがけで参加している。

 プライバシー保護の観点から、我が子の報告のみとなるが、18人の子ども達が都留市内の寺院に宿泊し、川遊びをしたり、物作り・薪割を体験したり、ハイキングをしたりと盛り沢山である。また、この保養キャンプは小学生が子どもだけで参加するという形式のため、親の目からも離れて羽を伸ばしやすいような気がする。まだ年中のうちの子も、年上の子ども達に散々遊んで貰い、最後は「帰りたくない」と言って寝転がってしまった。福島から子ども達が来ているということは理解しているが、何故に来ているのかについても徐々に子どもに伝えていきたい。


 吹きガラス体験。暑くなったガラスを少し冷まして形を整えて、



 息を吹き込んで膨らます。



 ピザ生地をのばしてトマトソースを塗り、



 手作り石窯の中で焼いて、



 出来上がり!
 


 どうやったら薪が割れるかイメージトレーニング中。



 割れた!



 何本も! 本人は「16本!」と言っています。



 ハイキングは先頭で。



 配膳も手伝います。



 「色々あって疲れたなー」とバスの中。

 
コメント
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