藤野から世界へ

神奈川県の北端、藤野町に住み始めた夫婦が山里の暮らしの中で感じたり、考えたりしたことをつれづれに綴ります。

今年一番の収穫か?

2009-10-05 22:49:00 | 山登り
 この週末は、長野県の通称小川山に岩登りに行ってきた。大学時代の先輩と行ったのだが、なんとこの小川山で何年かぶりに再会したのだった。
 学生時代はお互い山はやらず、卒業後はお互い全く違う人生、しかし偶然山の中で再会したら2人とも岩登りをやっていたという、ドラマのような展開だった。人生というのは、なかなか面白い物であると、本当に思った。

 小川山の朝。みんなキャンプをしながら朝から晩まで岩を登っている。



 さて、ここから話は全く違う方向に向かう。とある岩場に向かおうとしたのだが、道を間違って、道無き道を1時間半程彷徨う羽目になってしまった。「こりゃぁ参ったな。ちゃんと戻れるのかな」。とふと目をやると切り株に栗茸(クリタケ)の群生が。茸採っている場合じゃないと思いながら、しっかり収穫し、その後暫く歩いてキャンプ場に戻ることが出来た。

 今年は藤野では茸がなかなか採れなくて、このまま冬に突入かと諦めていたところに、思わぬ収穫だった。しかも栗茸を採ったのは初めてである。他に、紅天狗茸(ベニテングタケ)も発見した。この茸は結構おいしいのだが、酩酊成分が入っているので、毒茸に分類されている。小川山は標高1500m前後の白樺林で、いかにも茸が沢山生えていそうな場所である。



 採った茸は連れ合いに調理して貰った。酢の物、天ぷら、茸ご飯にしてみたが、茸自体に旨みが結構あっておいしい! 栗茸はお薦めである(藤野で見つけるのは難しそうだが)。




コメント
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