今回は5種類の、赤からオレンジにかけての花を。前回のピンクに入れた方が良かったのもあるけど、まあ、暖色系という事で。
これは「ベゴニア」の蕾・・と言うか開く前の様子。きれいなハート型をしている。
ちょっと見にくいが、1つの茎からいくつもの房がぶら下がり、下を向いて咲く。ベゴニアは種類が多くてよく分からないのだけど、これはたぶん木立ちベゴニアの一種だろう。なお、大まかな分類は下記の通り。
エラチオール・ベゴニア(学名:Begonia×hiemalis)
四季咲きベゴニア(学名:Begonia Semparflorens-Cultorum Hybrids.)
冬咲きベゴニア(学名:Begonia×cheimantha)
球根ベゴニア(学名:Begonia Tuberhybrida Hybrids.)
木立ちベゴニア(多数の種を含む)
(2006年6月1日~6月6日撮影)
見た通りの「ストロベリー・キャンドル」。イチゴのキャンドルとは洒落てるね~。
●ストロベリー・キャンドル マメ科
学名:Trifolium incarnatum
英名:crimson clover
別名:ベニバナツメクサ(紅花詰草)
原産地:ヨーロッパ
名前の由来は、花がイチゴのような形でろうそくをともしたように咲くから。同じクローバーの仲間の「アカツメクサ(赤詰草)」や、以前に載せた「キバナセンニチコウ(黄花千日紅)」にも少し似ている。
(2006年5月3日撮影)
「ケイトウ(鶏頭)」は、花が文字通りニワトリのトサカのようなので付いた名前だが、このように少し変わった品種もある。たぶん「フサゲイトウ(房鶏頭)」か「ウモウゲイトウ(羽毛鶏頭)」だと思うが、赤、オレンジ、ピンクと、とてもカラフルだ。
●ケイトウ(鶏頭) ヒユ科
学名:Celosia cristata
英名:cocks-comb
別名:鶏冠花、韓藍
原産地:熱帯アジア
学名の「Celosia」は、ギリシャ語の「keleos(燃やした)」から。
トサカケイトウ(鶏冠鶏頭)、クルメゲイトウ(久留米鶏頭)、ヤリゲイトウ(槍鶏頭)、フサゲイトウ(房鶏頭)、ウモウゲイトウ(羽毛鶏頭)など、いくつか種類がある。
(2006年5月29日撮影)
「トレニア」。大きさや色がビオラに似ているからか、ナツスミレの別名もある。暑さに強く丈夫な花で、花色も青紫、薄い青、ピンク、赤、黄、白と多彩。
●トレニア(トレニア・フルニエリ) ゴマノハグサ科
学名:Torenia fournieri
別名:ハナウリクサ(花瓜草)、ナツスミレ(夏菫)、パンダスミレ
原産地:インドシナ
(2006年6月11日撮影)
最後は、ついこないだ咲き始めた「カンナ」。他に黄色もあったはずだが、今の所この赤い種類だけが咲いている。(ちなみに、手前の葉は柿の葉っぱ。柿の実もだいぶ大きくなってきた。)
このカンナが咲き出すと、そろそろ夏だという感じがする。しかし、青空が似合うな~。
●カンナ カンナ科
学名:Canna generalis
別名:ハナカンナ(花かんな)
花の色は、赤、オレンジ、黄色、白など。
(2006年6月27日~7月2日撮影)