ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

サツキ(皐月)~その2

2006-06-20 | デジカメ-花、植物

サツキが咲く頃になると、「ヤツ」がやってくる・・。


そう、ムカデである。一昨年ぐらいから出始め、今年も6月に入ってからすでに3匹確認している。もちろん速攻で退治。


家に入りそうな箇所に薬を蒔いたり、網戸の隙間にテープを張ったりと対策は色々しているが、古い家だからどうしても入ってきてしまう。樟脳が効くという話を聞いて部屋に置いてみたけど、匂いに耐えられなくてやめてしまった。


玄関に入れている鉢植えの下とかに潜んでいる事もあるが、これは滅多にないので気にするほどでも無い。やはり、外から入って来るのが大半だろう。庭に植物が多いとそれだけ隠れる場所も多い。


これまでは運良く刺される前に発見出来たから良かったものの、寝てる時にパジャマの中にでも入ってこられたらと思うと、おちおち寝てもいられない・・。枕の下や布団の中にいた事も、1度や2度では無いのだ。PCに向かっていて、ふと気付くと腕の上を這っていた事もある。うう・・。


不思議なのは、必ずと言って良いほど僕が発見する事だ。出るな出るなと思っていると、余計に寄ってくるのだろうか?ムカデに好かれても、ちっとも嬉しくないんだが・・。

とにかく、これからしばらくは寝不足の日々が続きそうだ。ふ~・・。


●サツキ(皐月) ツツジ科
学名:Rhododendron indicum

(2006年5月27日~6月3日撮影)


サツキ(皐月)~その1

2006-06-19 | デジカメ-花、植物

我が家には、父の育てる「サツキ(皐月)」がたくさんある。


地植えのものは4本ほどだが、盆栽の鉢植えがけっこうあって、この時期になると毎年裏庭が賑やかだ。


「サツキ」と「ツツジ(躑躅)」は似ていて見分けがつきにくいけど、咲く時期で判断出来る。サツキの方が遅く、ちょうどツツジが終わる5月の終わり頃から咲き始めるのが特徴。


6月に入る頃になって咲き始めるのになんで「サツキ」なのかと思ってたら、旧暦の5月なんだな。そりゃそうだ・・。


また、この写真のように、サツキには1つの木に異なる色の花がつくものがある。


こういうのを「キメラ」と言うそうで、同じ植物体に遺伝子の異なる細胞が混じっているためだそうだ。ほほ~、見た目より変わった花なんだな。ウナギと犬でウナギイヌ、タヌキとキノコでタヌキノコみたいなもんかな?はっはっは。


●サツキ(皐月) ツツジ科
学名:Rhododendron indicum

(2006年5月23日~6月2日撮影)


菊のようで菊でない2~マツバギク(松葉菊)

2006-06-18 | デジカメ-花、植物

3月に入った頃、キンカンの木の南辺りに見なれない多肉っぽい植物を見つけた。「セダム属の一種かな?」と思っていたら・・。


それは「マツバギク(松葉菊)」だった。そういや去年も見てたけど、葉っぱだけの状態で見た事は無かったな。


前回のリビングストンデージーと同じくツルナ科で、南アフリカの砂漠などに自生する植物だ。


上のピンクの品種が最もポピュラーだが、他にも黄、赤、オレンジなど花色は豊富。八重咲きもある。


家にある中では、このオレンジの品種が1番好きだ。


メラメラと燃えるような鮮やかなオレンジ。情熱の花~♪

(ちなみに「情熱の花」は、ベートーベン作曲「エリーゼのために」が原曲。1959年にカテリーナ・ヴァレンテが歌い、それをザ・ピーナッツがカヴァー。その後1981年にザ・ヴィーナスが「キッスは目にして!」で再カヴァー(一種のパロディ)した。他に宇多田ヒカルもアルバム収録曲でカヴァーしている。)


●マツバギク(松葉菊) ツルナ科
学名:Mesembryanthemum spectabilis
英名:Fig marigold

(2006年3月7日~5月14日撮影)


菊のようで菊でない1~リビングストンデージー

2006-06-17 | デジカメ-花、植物
2回に分けて、菊っぽいのにキク科では無い花を。


1回目は「リビングストン・デージー」。デージーと名前に付くにも関わらず、菊の仲間ではない。


花びらはデージーなどによく似ているけど、葉っぱは多肉質でなるほど印象がだいぶ異なる。


花の直径5~6cmほど。花色は赤、赤紫、ピンク、オレンジ、黄、白など豊富だ。花びらの表面には僅かに光沢があり、キラキラと輝く。


また、オキザリスなどと同じく、日が当たってないと花を閉じる性質がある。夜だけでなく、雨の日や曇りの日にも閉じるようだ。


で、渦巻いている「つぼみ」なんだが・・これはまるで・・。

(´・ω・`)v─~~ 「リビング すっ飛んで 痔」・・?


●リビングストン・デージー ツルナ科
学名:Dorotheanthus bellidiformis cv. Livingstone Daisy

(2006年4月12日~5月14日撮影)


フウロソウとヒメハナビシソウ

2006-06-16 | デジカメ-花、植物
今回は、パステルカラーのふわっと柔らかい感じの花を2種。


まずは、「ゲラニウム・サンギネウム・ストラータム」。コーカサス地方・北トルコに自生する原種のゲラニウム。フウロソウ(風露草)の仲間で、ゼラニウム(テンジクアオイ)の親戚にあたる。


直径4cmほどの薄いピンクの花びらに赤い筋が入り、表面に細かいしわがある。草丈は15~25cm。


見た目と違い、かなりの乾燥地にも耐える割と丈夫な花だ。


●ゲラニウム・サンギネウム・ストラータム フウロソウ科
学名:Geranium sanguineum striatum
原産地:コーカサス地方・北トルコ

(2006年4月24日~5月9日撮影)




もう1つは、「ヒメハナビシソウ(姫花菱草)」。


花の直径2~3cmで、草丈20cmほどのヒョロっとした花だ。薄い黄色の花びらが、とてもチャーミング。


同じケシ科の「ハナビシソウ(花菱草)」より小型の花という意味で「姫花菱草」と呼ばれるが、あまり似ていない気がする。ちなみに、花菱草は「カリフォルニアポピー」の事。


●ヒメハナビシソウ(姫花菱草) ケシ科
学名:Eschscholtzia caespitosa
原産地:北アメリカ西部

(2006年4月18日撮影)


いずれがアヤメかカキツバタ~その2

2006-06-15 | デジカメ-花、植物
前回の続きで、今回もアヤメ科の花を4種。


これは、「アヤメ(菖蒲、文目)」。花びらの付け根に黄色と紫の網目模様があるので割と判別しやすい。ジャーマン・アイリスの紫花にも網目模様があったが、あれよりも花の大きさが小ぶり。
アヤメは「菖蒲」と書く事が多いが、これは、昔はサトイモ科のショウブ(菖蒲湯に使われる)の事をアヤメと呼んでいたいたかららしい。現在のアヤメは、当時「ハナアヤメ」と呼ばれていたそうだ。

●アヤメ(菖蒲、文目) アヤメ科
学名:Iris sanguinea

(2006年5月15日撮影)




自信が無いけど、たぶん「キショウブ(黄菖蒲)」。きれいな黄色だ。

●キショウブ(黄菖蒲) アヤメ科
学名:Iris pseudacorus
原産地:ヨーロッパ

(2006年5月20日撮影)




これはハナショウブだと思うけど、確定に至らず。ダッチ・アイリスの一種かもしれない。


水滴がたくさんついて、キラキラと輝いていた。

(2006年5月18日~5月23日撮影)




「ハナショウブ(花菖蒲)」。家にあるアヤメの仲間では、これが最も遅く咲き始めた。ショウブと言うと普通このハナショウブの事を指すが、上でも書いたサトイモ科のショウブもあるからややこしい。ちなみに、カキツバタ(杜若)だけは家には無い。

●ハナショウブ(花菖蒲) アヤメ科
学名:Iris ensata
別名:ショウブ(菖蒲)

(2006年6月5日撮影)


いずれがアヤメかカキツバタ~その1

2006-06-14 | デジカメ-花、植物
「いずれがアヤメかカキツバタ」という言葉があるように、アヤメの仲間はよく似ていて判別が難しい。


4月中旬から咲き始めたこの花も、早い時期から咲き始めていたし親も言ってたので「イチハツ(一初)」だと思い込んでいた。でも、調べてみると「ジャーマン・アイリス」の紫花だったようだ。


花が大きく、花びらに網目模様があり、トサカみたいなわさわさしたのがある事から勘違いしたのだけど、写真を比べてみるとだいぶ違っていた。ほんとのイチハツは、もっと花全体が扁平で、網目模様はあるものの黄色い部分は無い。

●ジャーマン・アイリス アヤメ科
学名:Iris germania
別名:ドイツアヤメ(独逸文目、独逸菖蒲)

(2006年4月23日撮影)




これも同じくイチハツと聞いていたが、「ニオイイリス」と言うらしい。


上に載せた紫のジャーマン・アイリスと同じく、園芸店でイチハツとして売られている場合があるようだ。まったくややこしい。

●ニオイイリス アヤメ科
学名:Iris florentina
別名:シロバナイリス
原産地:南ヨーロッパ~東南アジア

(2006年4月25日~4月28日撮影)




これも「ジャーマン・アイリス」。色がカラフルなので、すぐに分かった。改良種が多く、花色も多彩だ。

●ジャーマン・アイリス アヤメ科
学名:Iris germania
別名:ドイツアヤメ(独逸文目、独逸菖蒲)

(2006年5月5日撮影)




オランダ生まれの「ダッチ・アイリス」。ジャーマン・アイリスに比べて花も葉も小ぶりで、花びらの形もだいぶ違う。これも花色が色々ある。なお、これは球根植物で、球根アイリスとも呼ばれる。

●ダッチ・アイリス アヤメ科
学名:Iris hollandica
別名:オランダアヤメ(阿蘭陀菖蒲)

(2006年4月25日撮影)


キク科の花たち2~「洋」

2006-06-13 | デジカメ-花、植物
前回の続きで、キク科の花を4点。今回は、なんとなく洋風なものを。


1つ目は「ノースポール」。春早くから初夏まで長く咲き、丈夫で繁殖力が強い。マーガレットに似ているけど、草丈も花の大きさもだいぶ小さ目。


英名の「ノースポール(北極)」の由来は、花つきが良く株全体をおおうほどに白く咲くところからだそうだ。

●ノースポール キク科
学名:Chrysanthemum paludosum
英名:Northpole、Paludosum
別名:クリサンセマム・ノースポール、クリサンセマム・パルドーサム
原産地 北アフリカ、欧州

(2006年4月6日~4月21日撮影)




去年も載せた赤い「ガーベラ」。花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白など豊富だが、家にはこの1種類しかない。


南アフリカ原産の花は、鮮やかな色のものが多いな。初夏によく合う。

●ガーベラ キク科
学名:Gerbera jamesonii
英名:transvaal daisy、African daisy
別名:アフリカセンボンヤリ(アフリカ千本槍)、オオセンボンヤリ(大千本槍)
原産地:南アフリカ

(2006年5月3日撮影)




今年初めて植えた「ヒャクニチソウ(百日草)」。夏の初めから秋の終わり頃まで長く咲くので「百日草」と呼ばれる。別名の「浦島草」も、花の寿命が長いから。花色は、このオレンジの他に白、赤、黄、紫など様々で、花の形も多岐に渡る。

●ヒャクニチソウ(百日草) キク科
学名:Zinnia elegans
別名:ジニア、浦島草
原産地:メキシコ高原

(2006年5月20日撮影)




西の外れにひっそりと咲いていた黄色の「ガザニア」。これも南アフリカ原産の鮮やかな花。晴れた日の日中のみ花が開く。

●ガザニア キク科
学名:Gazania
英名:Gazania、Treasure flower
別名:勲章菊(くんしょうぎく)
原産地:南アフリカ

(2006年5月20日撮影)


キク科の花たち1~「和」

2006-06-12 | デジカメ-花、植物
今回と次回の2回に分けて、キク科の花をまとめて載せる予定。1回目は、なんとなく和風なものを4点。


まず、4月の終わり頃から咲き出した「ミヤコワスレ(都忘れ)」。「ミヤマヨメナ(深山嫁菜)」の園芸種だそうだ。


最初、白い花しか咲いてなかったので「シュンジュギク(春寿菊)」かと思ってたけど、薄紫の花も徐々に咲き出したのでミヤコワスレだと思う。花色は他にピンクもあるみたい。

●ミヤコワスレ(都忘れ) キク科
学名:Gymnaster savatiererii
別名:ノシュンギク(野春菊)、アズマギク(東菊)

(2006年5月13日~5月24日撮影)




「シュンギク(春菊)」の花。葉っぱはよく見るけど、花はあまり知られてないんじゃないかな。


収穫しないで春まで放っておけば、花が見られる。けっこうきれいな花だ。なお、黄色1色や白と黄色が混ざった物など、いくつか色違いがあるようだ。

●シュンギク(春菊) キク科
学名:Chrysanthemum coronarium

(2006年5月13日~5月29日撮影)




割とポピュラーな「アスター」。原産は中国だが、和風な感じがする。

●アスター キク科
学名:Callistephus chinensis
英名:china aster
別名:エゾギク(蝦夷菊)
原産地:中国北部
花色は白、赤、ピンク、紫など。

(2006年5月30日撮影)




「オトメギク(乙女菊)」。これは園芸店で買ったので、名前を調べる手間が省けた。一応調べてみたけど、あまりめぼしい情報が無かったな。草丈が低く、花びらが細いのが特徴。

(2006年6月1日撮影)


ユスラウメの赤い実

2006-06-11 | デジカメ-花、植物

5月の終わり頃、以前花を載せた「ユスラウメ」に実が出来ていた。


さっそく食べようと思ったが、去年熟さないうちに食べて酸っぱかった事を思いだし、しばらく待つ事にした。


6月1日、まだ少し青い。もう少し我慢だ・・。


6月9日、完熟。おしっ!もう良いだろう。ひたすらえぐりこむように食うべし、食うべし、食うべしっ!!

(*´-ω-)つωωω なかなか甘くておいしかったです・・


●ユスラウメ(ゆすら梅、桜桃) バラ科
学名:Prunus tomentosa
別名:ユスラ
原産地:中国
花色は、白かピンク。5月~6月頃に、サクランボやグミみたいな赤い実をつける。

(2006年5月29日~6月9日撮影)