採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

チョコがけ2015:レモンガナッシュ、抹茶生チョコほか

2015-03-11 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

あたたかい季節になってきましたが、まだチョコがけをやっています。
ダンナサマが3/9~13と台湾出張なのですが、それにあわせて向こうの友人へおみやげを持っていってもらおうかと思って。

柑橘ピールは追加で干しました。
更に今回は、ガナッシュ系にも挑戦。

これまでトリュノワにチョコがけしたことがありましたが、ガナッシュはありませんでした。
というのも、チョコがけは、ピール消費が第一目的なので。
今回はホワイトチョコレートの在庫がかなりあり、台湾の友人はホワイトチョコが好きだそうなので、ホワイトチョコガナッシュを作ります。
 

チョコがけ

カットに手間取り、途中の写真を撮り忘れました。
中はホワイトチョコのガナッシュ。で、リモンチェッロの原液で香り付け。
ホワイトチョコってべったり甘めですが、レモンの香りとアルコール分で割とさっぱりしたのではないかと思います。

てっぺんに竹串を刺してチョコに沈めてそのまま紙に置き、チョコが固まる前に串を回転させ乍ら抜きます。そして穴のところにチョコを一滴。このやり方はチョコフォークよりとても簡単!
ただしガナッシュがあたたまると竹串から外れやすいため要注意。 

チョコがけ

抹茶生チョコ。
夜になってから西友に走り、抹茶を買ってきました。
もっと上等な抹茶だったらよかったのだけれど。

作るのはとても簡単ということが分かりました。 粘つくものをナイフで切るのが一番大変。次に大変なのは、袋詰め。
お箸でつまんで袋に入れたのですが、左手にも軍手をしておかないと手の熱で溶けます。 

チョコがけ

袋はクッキー用OPP袋の底をカットし、マチをひろげる状態で再度シーラーで留めて利用。折り目が入っているのはそのためです。

生チョコって市販品はとても高いですよね。
あれはギターカッターの設備投資費がだいぶ入っているのではなかろうか。
(ギターカッター欲しい・・。作れないものだろうか) 

チョコがけ

前にも作った、オートミールクッキーのチョコがけ
今回はスライスアーモンドも入れて、更にサクサクです。
このクッキーは大好きで何度も作っています。 

チョコがけ

ふと思いついて、バウムクーヘンもチョココーティング。
抹茶の買い出し際、ケーキ屋さんと無印良品(スイートポテトバウム)で購入してきました。
ビターチョコとホワイトチョコ、2種類作りました。 
こういう大きなものは、チョコがとても減ります。 

チョコがけ

ホワイトチョコ好きの友人のために、ピールも。

チョコがけ

お土産詰め合わせ。
(他の人の分もあるので、もっと沢山出来てます)

一番左はフルーツケーキ。 


今回は、上の写真のように、アイテムごと、少量ずつ細かく袋詰めしました。
数人分のパッケージが終わる頃にはもうへとへと。

ダンナサマの持っていったスーツケースのスペースは、大半がチョコやらお菓子の箱。
喜んで貰えたかなあ。


■メモ
・バウムクーヘンのチョコがけは、今回は全部をコーティングしたが、一部を露出させるという手もあるだろうか。

・レモンガナッシュのチョコがけは割と美味しい気がする。
 てっぺんに、粒がぽつっとあるところも可愛いよね?
 折角ホワイトチョコが片付いたのだが、また買うことになるかも。
 でも、ガナッシュは、ピールよりも賞味期限が短いので、人にあげる場合は気になるところ。
 (適量をあげるのが重要だけれどそれが難しい) 

・トリュノワも、楊枝を上に刺してコーティングする技が使えるだろうか。
 今度やってみるといいかも。 

・抹茶生チョコは非常に簡単。 ピールのチョコがけとは比較にならない程。
 ただしバターが多すぎたので減らすべし。
 35%の生クリームを使うところ、40%のを買ってきたせいかもしれない。
 
・作業中の保温に、「ヨーグルティア」(ヨーグルトづくり用家電)が使えないだろうか。
 でも、余計なものを増やすのは当面はやめておこう・・・。 

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ぶどう絞り粕のチーズ ganos soga ピノノワール

2015-03-10 | +乳製品・肉・魚・卵

北海道のチーズを取り寄せてみました。
「アンジュ・ド・フロマージュ」というチーズ工房です。
ホクレンの小冊子GREENで見かけて気になっていた工房でした。

ネットで買えるだろうな、と期待していたら、工房のネットショップ(ショッピングカート)は現在お休み中。
メールのやりとりを何度か繰り返し、何とか買うことができました。
(担当者の方、お忙しいところありがとうございました。)

中で、変わったチーズがありましたのでご紹介します。

”ganos soga ピノノワール” というもの。
 ワインを作る際のぶどうの絞り粕をまぶしたチーズです。

この外側のモロモロはレーズンを更に固く、乾かしたような食感。あと、ぶどうの種も多数まぶっています。
種は通常のものより大きい気がしました。

ピノノワール(アンジュ・ド・フロマージュ)

赤ワインの場合、潰したぶどうの皮や果汁を一緒に発酵させて、その後絞っているのでしたっけ。
その絞り粕だと思うのですが、ワインの味はほとんど感じませんでした。
ぶどうの皮のポリフェノールの風味がして、うっすらとイーストっぽい程度でした(よく乾燥しているから?)。

発酵後のぶどうなので、レーズンぽい甘酸っぱさも勿論ないです。

むしろ食べてみて面白かったのは、種。とても固くはありますが、パリパリした食感が面白いです。欧米の人はぶどうの皮や種も全部食べてしまうそうですが、その感じが少し分かりました。 

ピノノワール(アンジュ・ド・フロマージュ)

基本的には外側は外して食べるものだそうです。

中のチーズは、真っ白でぎゅっと詰まっていて、ポロっとほぐれるような、山羊チーズのよう。
国産チーズの例に倣い、塩味はとても控えめでピュアな味。
お酒っぽさは全然なく(子供でも大丈夫)、うっすら酸味があります(ワイン粕の効果かな?)。
 

あまり褒めていないみたいですが、ピュアな味の美味しいチーズでした。
酸味があるので、蜂蜜をちょっと垂らして食べるのがおすすめです。


■参考情報
アンジュ・ド・フロマージュ ホームページ

アンジュ・ド・フロマージュのチーズラインアップ(全てではないかもしれません)
(ショッピングカートは休止中です)

ganos soga ピノノワール の解説 (今はもうないチーズ屋さんのブログ)

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CDお引っ越し

2015-03-09 | +自宅 家具等製作・改良


2013年4月に、イキクッカというブランドの木製棚を購入してダンナサマのCDを収納していました。
 

lundia

こんな感じ。
巾100cm、奥行き30cmの本棚の下に引き出しパーツを3段購入してとりつけました。
(在庫CDは4.4mなのでここに収まることは確認済み)

lundia

とても堅牢なつくりの引き出しです。
開けると、中はCDがぴったり2列並びます。 


これはこれでよかったのですが、この棚の置いてあるのが日頃暮らしているリビングルームではなく、北側の別の部屋なのです。
冬場はとても寒く、コートを着込まないでは、5秒以上滞在することは不可能。

かたやアナログレコードは、ぽかぽかのリビングルームに。
ダンナサマのデスクのすぐ横、という特等席。
最近ダンナサマがレコードをよくかけてくれるなあ、と思っていましたが、おそらくCDを取りに行くのが億劫だから、手近なレコードを選んでいるのでしょう。

聞かないCDならば処分して欲しいところですが、きっと「だめ~」と言うに決まっています。
そこで、音楽ソフトは近くに固めることにしました。
 

CD収納DIY

どだ。

上がレコード、下がCD。

(サクっと書きましたが、何度もネジ止めしなおしてようやく。ちゃんと計らないもので、ええ・・) 

CD収納DIY

奥行き40cmの棚で、CDが3列に並んでいます。
作る前に何メートルか一応計算してありましたが、無事全部移し替えることができました。

工夫した点は、引き出しの奥の板(ストッパー)として、以前のセルフリフォームでひっぺがした「ソフト巾木」を使ったこと。木材より遙かに薄く、ほどよく固くてよい素材でした。
(板ではCDが3列に収まらないところでした) 


自作の引き出し、及び信頼性の低いDIYの棚(棚柱の素材は扉のリユース)で、どの程度の耐久性があるかは不明ですが、しばらくは保ってくれるはず(希望)。
壊れるとしても、その頃にはまた模様替えしたくなっているのではないかな、うん。

折角購入したイキクッカの引き出しの方は、中味がなくなってしまいました。
何を入れたらいいか、今、検討中。
しまうべきものは山ほどあるのですが・・・。
(ヤフオクで売る手も?と検索してみましたが、関連品は全くありません。ルンディア/イキクッカの中古市場ってないのかしら?)


●ダンナサマへ:
TVもいいけれど、せっかくのCDコレクションなのだから、今度はCDもかけてね。
なんだったら上等なCDプレーヤー買ってもいいですよ。(もし買うなら今のは捨ててね)


=====


ここ1年以上お片づけを心がけているのですが、生ものの加工に追われ、進行はスローペース。 
一応、お片づけ本・サイトを読んで、ルールを勉強しています。

・全てのものに「帰る場所」を。
・「帰る場所」は、そこそここざっぱりさせて、帰りたくなるようにしておく。 
・使う場所のそばに(というか使い終わったら戻しやすい近さの場所に)「帰る場所」を。
・しまいやすく置く
 (私の場合、ホコリがたまるリスクを冒しても、見えている状態がよさそう)
・迷子にならないようになるべくグループ分けする。

ちょっとずつでも前進しているはず、と思っていましたが、ここへきて大きく後退。
義母の家を撤収することになり、かなりのモノがうちに来ることに。
(ダンナサマの本とか)
結婚後、必要な資料以外の書物(紙)を読んでいるのは見たことがないのに、こんなに本がいるのかしら?
「ひまになったら読むぅ~」
と言ってはいますが。
(私もひとのこと言えませんが) 

寒くて暗い部屋で苦手な片づけをしなくてはいけなくて、ほんと憂鬱です。
まずは照明工事から頼むかなあ。
(迷走してます)

それにしても、集合住宅って、農業に向いてないよね~。
数十キロのサツマイモやら里芋を保管するのは、マンション設計者の想定外だと思う。
土間とか納屋が必要なのに、もう。

あ。

そうか、そんなに沢山作らなきゃいいのか。
売るんだったらともかく、自分で食べる分くらいにすればいいのか・・・。 
でもそうは言っても。

片付けのストレスのせいで、レゾンデートルが揺らいでるし。 
ぐったり。 

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台湾女子会:手作り愛玉子 

2015-03-05 | +お菓子(各国)

台北旅行の2日目は、3人と2人、二手に分かれて行動しました。
3人は台湾がほぼ初めてなのでワンデイツアーに、残り二人(onoさんと私)は、お料理教室に参加してみることにしました。
お教室は、日本語で教えて下さるhoja kitchenというところ。
onoさんがいくつか候補を探し、ここに決めて下さいました。
(onoさん、ありがとうございました!) 


和え物2品、大根餅、スープ(酸辣湯)、三杯鶏を習ったのですが、おまけみたいな感じで、愛玉子も教えて頂きました。

常々どうやって作るんだろう、と思っていたので、実演はとても嬉しいです。
写真掲載の許可を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
 

愛玉子

愛玉子は台湾の夜市でよく見かけます。
ゼリー状のものをレモンシロップに入れ、太いストローで頂く、飲み物的なもの。 

愛玉子

原料となるのはこちら。
マンゴーのように見えますが、クワ科イチジク属の植物の実です。 
(以前の台湾旅行の際に撮影) 

愛玉子

この実を半分に切ると中に小さな種が沢山入っています。
左の写真は、種の部分をくりぬいて、くぼんだ種の部分をそっくり返るようにして乾かしたもの。
この種のペクチンの力でゼリーが出来上がります。
 

愛玉子

種はほぐされた状態で売っているそうです。
新しいストッキングに、大さじこんもり1杯くらいの愛玉子の種を入れます。  

愛玉子

ストッキングをしばり、水500ccくらい?の中で揉み出します。
生徒達(3人)でで揉み出す作業を体験してみたのですが、 イチジクの仲間だけあって、ぴりぴりと沁みるような感じがあります。タンパク質分解酵素か、アルカリ性の成分か・・?

愛玉子

しばらく揉み出した後、タッパーに入れて冷蔵庫で15分くらい?。
お茶を頂いてしばしおしゃべりしている間に、もう固まっています。 

愛玉子

ふるふるのものをカットして盛りつけ。

愛玉子

夜市では透明なシロップを使うことが多いですが、今回は黒砂糖シロップ。
そして愛玉子には必ずレモン。
今回揉んでみて分かったのですが、イチジクのぴりぴりする成分をレモンの酸で中和するためではないかと思います。 

愛玉子

果汁を絞り、レモンスライスも浮かべて出来上がり。

愛玉子自体には味はなく、ぷるぷるした食感のみ。外側にシロップの甘酸っぱい味が絡まっています。
水やジュースを飲むよりも、するりと喉に通りやすく、 夏の水分補給にはぴったりだと思いました。




■参考情報
Hoja kitchen 台北のお料理教室 日本語・英語対応 

愛玉子について 

愛玉子の種の写真はこちらをお借りしました。 

愛玉子の生の果実の断面写真など

日本で愛玉子が食べられるお店はこちら 

wiki アイギョクシ 

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チョコがけ2015~ピール類

2015-03-04 | +チョコがけ

今年は1月中になんだか時間がなくて、チョコ用の箱を作りそびれていました。
箱がないと、お裾分けがしにくいです。
なので今年はチョコがけピールはなし、とも思いましたが、弟から注文があり、やっぱり作ることにしました。
(弟が持っていく分は大量なので化粧箱でなくて大きい箱でよいので)

一年に1回くらいはチョコがけをやっておかないと、コツを忘れてしまうし、いい練習にもなります。

 

ピールチョコがけ

ピールは瓶や真空パック袋に詰めてあるので、これをあけて味見し、それぞれ軽く煮直します。
その後天日干し。
1日か、1日半くらい。
あまり干しすぎない方がいいです。 

ピールチョコがけ

えーとこれは、甘夏だったかな。
最近は、フェンネルで風味づけするのに凝っています。チョコを囓った際になかからふわっとさわやかな香りが鼻に抜ける気がします。
私は隠し味程度でフェンネルぽさは弱めだと思うのですが、フェンネルが苦手な人には分かっちゃうかな?

ピールチョコがけ

大きいのは獅子柚子。
丸いのはマイヤーレモン。 

ピールチョコがけ

左は確か瓢柑、右ははるか。
ピールは時間が経つと最初のオレンジ色や黄色から褐色になっていきますが、チョコでコーティングしてしまうのでいいことにします。
(勿論味は問題なし) 

ピールチョコがけ

テンパリングは電子レンジ方式。
ガラス小鉢に刻んだチョコを入れ、少しずつ溶かすだけです。
この方法は画期的に簡単です。
(この写真はホワイトチョコを溶かしたときのもの) 

ピールチョコがけ

コーティング作業は、やはり最初はオタオタしますが、次第に慣れてきました。

慣れると勘を取り戻してサクサクコーティング出来るようになります。
そうなると楽しくて、いっぱい作りたくなります(というかかなりいっぱい作った。1日で、コーティング(確か)4バッチ、チョコ1.3キロ分)。
やっぱり化粧箱を作っておいてお裾分けしたかったな・・。 

ピールチョコがけ

コーティングする具材はある程度あたたかい方がいいのでホットプレートの保温を使ってみました。
効果抜群でしたが、温めすぎるとこんな風にブルームが・・。

ピールチョコがけ

獅子柚子など大きなピールをコーティングする方が、細いものをやるよりも簡単です。
細いとフォークの上で安定せず、紙に移すときも転げたりするので、より集中力が必要。
あと、やってもやっても終わらない感じがして結構つらい。 
 

ピールチョコがけ

容器に少量残った分は無理にコーティングはせず、ゴムべらに塗ってぺたし、とチョコプレートにします。
市販品では不可能な極薄になり、食べるとパリパリで美味しいです。
(こうやっておいて、また溶かしてしまってもよい)
 

ピールチョコがけ


手頃な箱が1つあったので、これは進物用。
(佐渡のyataさんがなんと用事で近所にいらっしゃるのです!) 




■チョコがけ2015メモ
・瓶詰め・袋詰めしてあったピールを煮直すのはまあまあうまくいった。
・水飴をいくつか買い置きしておくとよい。
・煮ている間は絶対にそばを離れない。離れる場合は火を消すか、湯煎にする。

・ピールを袋詰めしておく際は、大袋ではなく、小分けにする。
 ちょっとだけ作りたいときに対応できるので。

・電子レンジ方式で少しずつテンパリングするのもよかった。
 1回が少なめなのである程度の段階で休憩することも出来るし、置く場所を用意したりも出来る。

・シリコンテープはオーブンペーパーによくくっつくが、段ボール側には糊残りする。
 段ボールの方にカバーアップテープを貼っておくとよいかも。

・チョコがけ待機中のピールは冷え冷えではなくて、チョコに近い温度がよい。
 (チョコの温度低下を防げるし、チョコも薄めにかけることが出来る)
 あたためるのにホットプレートの保温機能がよいが、あたたまりすぎるので少し冷ますべし。
 そのままチョコがけすると、ピールの温度で白くブルーミングする。 

・できあがったものを箱詰めするのが、意外と大変。
 (今回は実家に送るためになるべくぎゅう詰めにして2段に詰めたので尚更)
 2段に詰める場合は中間のクッション紙(オーブンペーパーでキッチンペーパーを挟んでホチキス止めしたもの)を用意しておく。既製のクッションペーパーが欲しいなあ・・。 

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台湾女子会:北京ダック

2015-03-03 | +海外


台湾旅行の最後の夜は、onoさんおすすめのレストランに行くことにしました。
なんといっても場所が近いです。
同じビルの数フロア下。
エレベーターに乗るだけで着いてしまいます。

スペシャリテは、北京ダック☆
わお。
5人とも、これまで1回食べたかどうか、という特別な御馳走です。

お店の名前は「天厨菜館」。
北京ダックを出すくらいですから、北京料理のお店です。
鴨は、丸一羽、大中小のサイズを選んで注文するシステム。
でも、小サイズでもかなりの大きさ。
onoさんは、夫婦二人の時にいらして、残った分は包んで持って帰って翌朝食べたそうです。

今回は5人なので北京ダックを平らげて、ほかにも色々頼めそう。
 

天厨菜館

じゃーん。

最初に丸ごとの姿を見せてくれます。 

天厨菜館

てりてりです。 

天厨菜館

しばし前菜を食べつつ待機。
これはonoさんおすすめの一品「鶏絲拉皮」。ぷるぷるしたクラゲのようなものですが、素材は緑豆澱粉だそう。
冷たい前菜です。
このぷるぷる感が後をひきます。夏とか、冷やし中華的な感じでひとりで一皿平らげたいくらい。この乾麺が売っていないかと捜しましたが見あたりませんでした。 

天厨菜館

こちらはクラゲと林檎の和え物。
やや酸味があり美味しいです。 

この他、揚げ出し豆腐の炒め物ぽいものも頼みました。
(下の写真右奥) 

天厨菜館

北京ダック、出てきました!
丸く積み上げてあるものが皮。
甘味噌と葱と鴨をこの皮に包んで頂きます。
皮はかなりずっしりしており、一枚ずつ食べると急速にお腹がいっぱいになってしまうので、半分ずつがいいです。 

天厨菜館

嬉しいことにちゃんとお肉も出てきます。
部位ごとに味が違うというのがよく分かります。すごく美味しい! 


葱は、白髪葱のように晒したりはしていなくて、ぶつ切りにし、縦半割にしただけのもの。
ですが辛味もなく柔らかく、とても美味しい葱でした。 

天厨菜館

頭も2つに割ってありました。
miyakoさんと私で半分ずつ頂き、食べられそうなところをつついて食べてみました。 


拉皮についてちょっと調べてみました。
大拉皮とか、粉皮というものと近そうです。
画像検索で、きしめんより更に幅広で半透明な乾麺が出てきます。丸い形状のものも。

あ、あれだ、日本でいうと、葛切りみたいなものかも?

自分で作ることも出来るようです。
なんか面白そう。


■参考情報
台北ナビ 天厨菜館 

画像検索 拉皮 粉皮 

各種澱粉(緑豆、サツマイモ、馬鈴薯、タピオカ)での拉皮の食感比較
(中国語繁) 
 これは個人ブログのようです。香腸(台湾ソーセージ)など色々なものを手作りしていて興味深いです。  

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2015年お正月料理

2015-03-02 | +お客さんの日

もう3月になってしまいましたが、お正月の記事をアップしそびれていました。

私は27日から車で帰省。ダンナサマが31日に(電車で移動して)合流。
28日は、母はお友達数人を我が家に呼んでのお餅つき会、私はわらび邸で忘年会。
スモークサーモン作りをはじめ、年末作業は実質29日からでした。
(そのせいか、微妙に時間が足りなかった気がする)
ダンナサマは31日に来て、2日の昼には帰宅。(3日に会議ですって。むー。)
2日の新年会は、ダンナサマがいないので9人になりました。

お料理の品数はかなり厳選しましたが、それでもなんか忙しかったのは何故だろう。
新年会に出したものはこんな感じです。

まずは写真をざざっと紹介。 

お正月料理

叔母からのイタリア土産のリモンチェッロ。
レモンだけでなく、桃、ラズベリーも。

お正月料理

日本版リモンチェッロ?
大那の日本酒ベースの柚子リキュール。
とても飲みやすいです。

お正月料理

お重はこんな感じ。
左は黒豆、右はお漬け物(柚子大根、大根紹興酒漬け、大根梅かつお漬け)、ひたし豆と数の子。

お正月料理

黒豆は、アルミカップに入れました。
しきりはレモンの葉。
去年は柚子釜に入れたのに何故今年はアルミカップに格下げかというと・・・・ 

お正月料理

なますに柚子釜を奪われたため。
柚子の中味は種をとりピュレにしてスモークサーモンにかけました。
栗きんとんは椿の葉に載せてあります。

お正月料理

右が煮しめ。
左はハム(購入)、うずら卵とぎんなん(叔母作)、チキンルーラーデ(ポメマルさん作)、伊達巻き(父作)。

お正月料理

ローストビーフ。
富士山みたいに中央が高くなっています。
ソースはマスタード、ワサビ醤油、グレービーソース、タンカンビネガー漬けの4種からお好みで。 

お正月料理

毎年大騒動で作るスモークサーモン
今年もまあまあよく出来ました。
今年はチリ産で脂肪多めで柔らかめ。 

お正月料理

これはデザートではなく塩辛いもので、かき玉汁を寒天で固めたようなもの。
母が学生時分、金沢の下宿のおばさんが作ってくれたのだそうです。
思い出の味とはなんか違うとのこと。

お正月料理

水ようかん。
上下二層に分かれましたが、二種類の食感が楽しめ、むしろ美味しい気がします。 

お正月料理

アップルパイ。
中味は母で、皮はfujika作。
皮が分厚かった・・。

お正月料理

真ん中のコッポラワインとロゼスパークリングは叔母からのプレゼント。
あとは父の馴染みのお酒屋がみつくろってくれたものです。 

お正月料理

4合瓶で何種類もあると、それぞれ違う味わいで楽しめます。
今年は 「阿櫻 純米吟醸 美郷錦」が印象的でした。

お正月料理

お酒の説明をつけて頂きました。
(クリックすると拡大します)



 

=============

■■2015年のお正月料理

■タンパク質系
○スモークサーモン(別記事参照)
のべ4回目。大量仕込みは3回目。今回はサーモンが大きめで、枚数は少なめ。
ソミュール法で作りました。
ディルは買ってきました。

○庭のゆず果肉ピュレ(スモークサーモンに絞った)

○スモークサーモンの副産物、鮭のハラス部分のスモーク
これは作ったけれど、新年会には出さなかった気がする。
スモークサーモンの皮は、3日に母が大根と炒めてくれた。
悪くないけれど、やっぱ皮だけ、カリカリに焼く方がいい気がする・・・。

○ローストビーフ
今年も地元でお肉をゲット。
父と二人で「食品館あおば」で3ブロック買ってきました(小さめ)。
塩、粒胡椒、ローズマリー、庭のタイムをまぶし、フライパンで焦げ目をつけた後、2重ホイルに包んで、今年はオーブンレンジで。
まず1個焼き、次に2個まとめて焼いた。
焼き具合はまずまず。
お肉の性質なのか、焼いた直後は生ではないのにとてもぽよぽよしている。
(脂肪分のせいかな?)
あと、出てくる肉汁もとても少なめ。(新鮮ということかしら?少なくとも冷凍の肉ではなさそう)

○グレービーソース
ローストビーフの肉汁で作成。肉汁少なめだったとはいえ、かき集めて無理矢理作りました。

○タンカンビネガー漬け
ローストビーフに添えました。

○マグロお刺身、赤イカ刺身+母の大根のツマ
マグロは弟がアメ横で買ってきてくれたもの。
赤イカは、以前鳥取に行った際に買って送っておいたもの。
どちらも好評今年も写真を撮り忘れてしまいました。

○鶏肉の巻き蒸し
28日の忘年会の際、ポメマルさんが沢山作って来られたものを1本頂いて帰りました。
挽肉にポルチーニやオリーブなどの具が入って、それを鶏肉で巻いて蒸してあって、すごく手が込んでいます。
おせちの一品として登場して頂きました。
(自分らが作ったのではないお料理が出てくると、すごく嬉しい)
ポメマルさんご馳走様でした!

○塩漬け豚バラの冷燻 (生ベーコン)(新年会には出さなかった)
ローストビーフ用の肉と同時に豚バラ肉を買ってきて仕込みました(乾塩法)。
なので1月3日、私が帰る時点ではまだ完成していませんでした。
3日にあと少しスモークするとのことだったけれど、上手くできたのかな?

○カニ
ロシア産のとても立派なズワイガニ。叔母からの頂き物。
2日に頂き、実家と弟、私で山分けしてそれぞれの家に持ち帰りました。
我が家でちらし寿司にして頂きました。

■副菜・野菜系
○大根と人参のなます
母の定番で、白ごま入り。

○だし汁
かつお節、鰹節けずり器、まぐろ節(けずり済み)を持参し、大鍋にたっぷりだしを作っておいたのは便利でよかった。
ただし、だし汁を入れておく容器(ふたつき鍋)も持っていった方がいい。
鍋が1個占領されてしまうのはやや不便 

○お煮染め(母作)
大根、人参、昆布、椎茸、里芋など。
今年は大根、人参が小さめに切ってあった(普段母は何でもおおぶりに切るのだが)。
里芋を、煮る際は別に煮たのに、できてから他のものの上にばさっと盛り上げてしまったため、
全てが里芋のネバネバまみれになったと母が反省してました。味はよかったけれど。
去年は里芋だけ別に煮ていたようでした。
今年はFujikaの畑の八名丸芋を煮たのだけれど、親芋は固いので食べない方がよい。
(八頭も収穫して実家に送ってあったが既になくなっていた)

○数の子+ひたし豆
ダンナサマが「是非☆」ということで年末早い時期に塩数の子を買っておき、持っていった。
ひたし豆は、気持固すぎたか。父と母には固さの点で不評。
余った分は持って帰り、おいしいひたし豆パスタに。
だし汁がここでもお役立ち。

○黒豆(母作)
新年会には、以前作って瓶詰めにしてあったものを使った。
サクマさんのお母様秘伝レシピ
うちの地元産直で立派な黒豆を買ったので、新年会に出すのとは別に2日から仕込み始め、3日に瓶詰め作業。
(業務連絡:お母さんへ砂糖かなり控えめにしましたが、その後日保ちは大丈夫?)。
いつも自家製の黒豆をカワバタさんから頂いていましたが、畑は去年で止めたそうです。

○伊達巻き(父作)
昨年同様父のスティックミキサーで作成。
今年はオーブンレンジで焼く方法を試してみたが、焼きすぎて乾燥気味に。
やはり卵焼き器がよさそう。
確かFujika持参の卵で作ったはず。

○うずら卵とぎんなんのピンチョス
叔母持参のおつまみ。
昨年同様持ってきて下さいました。

○かまぼこ
今年はなし。

○卵寒天
母が昔金沢で食べたという、かき玉汁を寒天で固めたようなものを作ってみた。
(記憶にある限り初挑戦) だしもたっぷりあったし。
「んー、思いでの味とはちょっと違う」とのこと。 


■ごはんもの
○ホームベーカリーのパン(母作)
ローストビーフやサーモンに添えたらいいかも、とホームベーカリーで2斤分パンを焼いておきました。
片方は紅花汁と人参入り。
もう片方はプレーンだったかな。 


■お漬け物
容器(お重)が1段余っていたほどだったけれど、新年会では出しそびれたものが多かった。

○柚子大根(母作)
○大根の梅おかか漬け(母作)
○大根の紹興酒漬け(母作)

○父作の白菜のお漬け物は出しそびれ
○Fujika作ハヤトウリピクルスも、出しそびれ。


■お酒
○ビール
○叔母家からのプレゼントのリモンチェッロ、赤ワイン(コッポラ家)、スパークリングワイン。

○日本酒は、父が最近通っているお酒屋さんから4合瓶を6種類とりよせ。それぞれ味が違い、どれも美味しかった!
お父さんへ:また来年もよろしくお願いします。

(1)大那 柚子(日本酒仕込み)  栃木県大田原市 菊の里酒造株式会社

(2)大那 特別純米「初しぼり」生酒 栃木県大田原市 菊の里酒造株式会社

(3)大那 特別純米「直汲み」生酒  栃木県大田原市 菊の里酒造株式会社

(4)雄東正宗「初しぼり」生酒

(5)阿櫻 純米吟醸 美郷錦 秋田県横手市 阿桜酒造株式会社
どれも美味しかったですが、今回はこれが一番印象的でした。
とてもすっきりした味わいで、後を引くというか、どんどん飲めてしまいそうな味! 

(6)阿櫻 特別純米 中取り 生酒  秋田県横手市 阿桜酒造株式会社

○おとそは今年はなし。


■甘いもの
○栗渋皮煮入り水ようかん
お餅の衣用に炊いてあったあんこを使って作成。
下にあずきが沈んだが、上の寒天部分としたのようかん部分の対比があり、むしろそこが美味しかった。

○サツマイモきんとん
サツマイモピュレでサツマイモきんとんを作成。
My栗渋皮煮は混ぜて温め直すかんじにした。
(盛りつけ時にトッピングした年もあった)

○アップルパイ
1日の夜、パイ皮から作成。(フィユタージュラピッド法)
(資料は母が結婚前に行ったお料理教室のもの。青焼きがもう風化しているページも)
パイ皮作成はFujika担当だったのだけれど、畳む回数が途中で分からなくなってしまった。
あと、最終的にやや分厚すぎた。
上も閉じるパイにしたのは母のリクエストなのだが、こういう場合は特に、もっと薄い方がいいかも。
具は、母がりんごとブルーベリーをジャムっぽく煮て瓶詰めにしてあったもの。
りんごだけよりも複雑な風味で美味しかった。
一部からは「りんごの食感が残っていないよ?」との意見も。
食後、かなりお腹がいっぱいだしパイが入るかしら?と思ったが、叔母一家に大変好評。
食が細いダイスケ君も1個ペロリと食べていた。

○フルーツケーキ
Fujika持参。叔母宅に1本プレゼント。

○ガトーショコラ
Fujika持参。

○干し柿
あったのだけれど、新年会では出さなかった。
(叔母一家は干し柿あまり好きでないため)

○フルーツポンチは今年はなし。

○フルーツ(生の柿、りんご)
この時期に生の柿というのは珍しいけれど、母が食べたくて買ってみたそう。


■おもち
もち米は、今年はmiyako家のもの(miyakoさんご馳走様でした!)。詳しくは別記事にて。
今年は味つけというよりは、形状を色々と試すことになりました。
丸餅も二人で作り、更にもち切り機導入により、なまこ餅も作ってみました。
○のしもち
 ・白餅
 ・青海苔と塩
 ・黒豆入り白餅
 ・よもぎ餅
○丸餅
 ・白餅
 ・青のり
○なまこ餅
 ・白餅にピーナツ
○かきもち(おせんべい)

■おもちのタレ(母作)
○あんこ
○黒ごま+砂糖+醤油
○黒蜜+きなこ
○海苔+醤油 

 
 
コメント (4)
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