台北旅行の2日目は、3人と2人、二手に分かれて行動しました。
3人は台湾がほぼ初めてなのでワンデイツアーに、残り二人(onoさんと私)は、お料理教室に参加してみることにしました。
お教室は、日本語で教えて下さるhoja kitchenというところ。
onoさんがいくつか候補を探し、ここに決めて下さいました。
(onoさん、ありがとうございました!)
和え物2品、大根餅、スープ(酸辣湯)、三杯鶏を習ったのですが、おまけみたいな感じで、愛玉子も教えて頂きました。
常々どうやって作るんだろう、と思っていたので、実演はとても嬉しいです。
写真掲載の許可を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
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愛玉子は台湾の夜市でよく見かけます。 ゼリー状のものをレモンシロップに入れ、太いストローで頂く、飲み物的なもの。
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原料となるのはこちら。 マンゴーのように見えますが、クワ科イチジク属の植物の実です。 (以前の台湾旅行の際に撮影)
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この実を半分に切ると中に小さな種が沢山入っています。 左の写真は、種の部分をくりぬいて、くぼんだ種の部分をそっくり返るようにして乾かしたもの。 この種のペクチンの力でゼリーが出来上がります。
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種はほぐされた状態で売っているそうです。 新しいストッキングに、大さじこんもり1杯くらいの愛玉子の種を入れます。
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ストッキングをしばり、水500ccくらい?の中で揉み出します。 生徒達(3人)でで揉み出す作業を体験してみたのですが、 イチジクの仲間だけあって、ぴりぴりと沁みるような感じがあります。タンパク質分解酵素か、アルカリ性の成分か・・?
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しばらく揉み出した後、タッパーに入れて冷蔵庫で15分くらい?。 お茶を頂いてしばしおしゃべりしている間に、もう固まっています。
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ふるふるのものをカットして盛りつけ。
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夜市では透明なシロップを使うことが多いですが、今回は黒砂糖シロップ。 そして愛玉子には必ずレモン。 今回揉んでみて分かったのですが、イチジクのぴりぴりする成分をレモンの酸で中和するためではないかと思います。
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果汁を絞り、レモンスライスも浮かべて出来上がり。
愛玉子自体には味はなく、ぷるぷるした食感のみ。外側にシロップの甘酸っぱい味が絡まっています。 水やジュースを飲むよりも、するりと喉に通りやすく、 夏の水分補給にはぴったりだと思いました。
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■参考情報
Hoja kitchen 台北のお料理教室 日本語・英語対応
愛玉子について
愛玉子の種の写真はこちらをお借りしました。
愛玉子の生の果実の断面写真など
日本で愛玉子が食べられるお店はこちら
wiki アイギョクシ