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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

みえのスマイル(みえ紀南4号)

2022-04-19 | +フルーツ

あまり行かない産直で、見慣れない柑橘が売られていました。

「みえのスマイル」というもの。

みえのスマイル

中晩生かんきつの「清見」に「春光柑」の花粉を交配する事によって得られた種子を用いて、三重県農業研究所で育成された品種のようです。
皮が厚いので剥くのではなく、スマイルカットにするのがおすすめのようです。
味は、酸味が少なく上品な甘さ、とのこと。

私の好みではなさそうな気がしますが、折角なので一度買ってみることにします。

みえのスマイル

説明にあったスマイルカットはこの方法。
上下に二つに切り、その後4つにカットして、かぶりつく、という方法です。


みえのスマイル

でも、私としては中心の芯が結構ごついのが気になりました。


みえのスマイル

なので、まず縦に切り、芯を切除。
その後三つに切って、果肉をナイフで切り取ると、食べやすいです。
(どうせナイフを出すならば、食べやすくして食べたいので)


味ですが、酸味はほとんどなく、砂糖水のよう。

ん-んんん。
ビミョー、というか、もう一度は買わないかな。

柑橘類が百花繚乱のいま、これがデビューできた理由がよく分からない。
確かに春のこの時期には品種は少な目ですが、既存の品種(八朔、河内晩柑、日向夏あたりかな)の仲間入り出来る気はしません。
既存の柑橘は酸っぱいからイヤで、こういうのを待っていた潜在的なニーズがどこかにあるのだろうか。
(八朔、河内晩柑、日向夏ファンがこれに転向するとは考えられない)

「外皮に苦味成分となるナリンギンが含まれていないことから、果皮をふんだんに使った加工をお楽しみいただけます。
マーマレードにも通常より果皮を多めに使用できます。」
こちらのサイトには書いてありましたが、スマイルカットで齧りついてみたところ、皮は、八朔同様くらいに結構苦かったです。
ママレードにするにしても、私だったらレモン果汁など酸味を足したい・・・。
香りがとりわけいいという訳でもないです。

置いておけば勝手に食べてもらえるみかん系と違って、これは結局誰かが(主婦が)ナイフで切ってあげないといけなくて、手間です。
(お弁当のいろどりにはいいかもしれないけど)

しばらく前、スイートスプリングという柑橘が売られていましたが、今はほとんど見かけません。
これは早春(2月頃)のもので、やはり皮ごと切って齧りつく系。
味は普通に甘酸っぱい柑橘らしい味でしたが、際立つ個性がない感じでした。

みえのスマイルも、今後みかけなくなりそうな予感。
なのでまあ、一度買ってみたのはよかったかも。



同じ300円出すなら、珍しいフリーズドライ金柑を買えばよかったかなとも思ったくらいでしたが。

フリーズドライ金柑

金柑半割をそのままフリーズドライにしてあって、どういう感じなのか興味深いです。
これは生ものじゃないのでまだ売っているはず。
チョコがけの芯にしたらどうだろうか。
次に買ってみるかな・・。

 

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2 コメント

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Unknown (miyako)
2022-04-20 17:11:26
お久しぶりです♪
柑橘類は本当に種類が豊富ですね。

先月息子の住む別府訪問で『あすみ』という柑橘類に出会いました。
これがなかなか味が濃く、皮も手でむけるしジョウノウも薄い。

生産者さんが産直で出しているので1袋¥300でした(^^)v
産直は珍しい物に出会えるから楽しいですね♪
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ご無沙汰です~ (●miyakoさま~Fujika)
2022-04-21 11:52:51
息子さん、いま別府なのですね!
旅行先の楽しみが増えていいですね~。
「あすみ」初耳です。新しそうな品種ですよね。
是非食べてみたいものですが、女の子の名前はもはや覚えきれず何がなんだか。
はるみの子だからあすみ、のようですが、はる子とか、春太郎、とかもあったでしょうに。(○○み、とか△△か、とか多過ぎー)
あすみ、覚えておけるかな。。。
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