採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

蓮台寺柿

2009-12-14 | +フルーツ

こ、この週末は、頑張りました。ぜいぜい。

果物加工
・獅子柚子ママレード(完成)
・キウイジャム2種(完成)
・柚子ママレード(完成) 
・柚子ピール(干し中)
・干し林檎(干し中)
・獅子柚子ピール(煮ているところ)

冷蔵庫や玄関先(北側なので野菜置き場になってる)が大分片づきました。
あとは、花柚子、レモン、りんご、みかんくらいかな。ゆっくり楽しんでも大丈夫のはず。
干す場所が空いたら、干し林檎をもっと増産したいな。
天気が悪くてなかなか乾かないのが困ったところです。

野菜在庫管理
・タマネギの在庫一掃(よさそうなところを実家に送付。ピンチのものは全部皮むき。炒めて冷凍の予定)
・ジャガイモ(インカの目覚め)在庫一掃

とりあえず、ピンチのものはだいぶ減ったような気がします。
引き続きジャガイモ消費促進中。里芋、サツマイモ、大根も少しずつ何とかしないと。
そういえば、今週はかなり冷え込むという予想ですよね。
里芋、大根は、畑に置いておいても大丈夫なんだろうか?
里芋には、一応こんもり土をかけておいたのだけれど・・・。保存用のムロ(穴)を掘る元気は、ないなあ・・・。
大根も、霜が降りたりすると、地上部がしもやけしてしまうのでは??


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話は変わって。

珍しい柿を知人から頂いたのでご紹介します。

三重県伊勢特産の蓮台寺柿というものです。

350年前、神宮祭主大中臣永瀬が勢多町に建立したと伝えられる鼓嶽山蓮台寺にちなんで蓮台寺柿と名付けられたもので、昭和33年には伊勢市の天然記念物に指定されました。

三重県外に出回ることは滅多になく、これを下さった方は伊勢の親戚から送ってもらったのだそうです。
検索してみると、楽天では1件、販売しているお店がありました。

種無しの渋柿で、脱渋してから(もしくは熟柿にしてから)売られるのだそうです。

どんな柿かというと・・・。

2009/11/20蓮台寺柿

こんな感じで、まるっこくて平たい柿です。
ヘタの部分は窪んで、肩が盛り上がっています。

2009/11/20蓮台寺柿

横断型は、丸でもなく四角でもなく、ややいびつで、縦にいくつか条(窪んだすじ)が入っていることが多いようです。

この写真は花落ち側が平らですが、大きな果実などは中心がひどく窪むものもあるようです。

2009/11/20蓮台寺柿

右側が蓮台寺柿の断面です。明るいオレンジ色で、平核無柿に似ています。

左はmiyakoさんのご実家にある柿で、御所柿というものです(過去記事はこちら)。
御所柿は紅色に近いような濃い色です。

果肉の色だけでなく味も平核無に似ているような気がしました。
個体差もあるので何ともいえませんが、濃厚な甘さで、果肉はむっちりした食感です。
種が入っているべき場所のツルツルした部分の歯ごたえが何とも美味しいです。
種がないので、遠慮無くかぶりつくことが出来ます。


もとが渋柿ということは、渋柿の状態で手に入ったら、干し柿にもしてみたい気がします。
ただし、デコボコの表面と窪んだ果頂部は、皮むきに手こずりそうです。
そうだわ、今年の新趣向、割干し柿なら果頂部に窪みがあっても大丈夫。

伊勢の農産物直売所には、渋のままの蓮台寺柿が売っていたりするのかしら・・・。
三重県にはここ××年くらい足を踏み入れていない気がします。
いつか行ってみたいものです。

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2 コメント

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その名は「しだれ柿」 (禅寺丸)
2009-12-14 22:16:02
クコの木のうどん粉病のことを調べようと思って果樹の本をぱらぱら見ていたら、偶然、先日のホテルの柿と同じ様な写真がありました。ヘタが王冠のようにぴんと立っているところもそっくりで、その名は「しだれ柿」だって。柿にも「しだれ」があったのね。因みにクコは果樹として取り上げられていませんでした。
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重さのせいかと (●禅寺丸さま~Fujika)
2009-12-18 13:36:29
えらいこと枝が垂れているなあ、とは思いましたが、もともと枝垂れる種類だったのですね。
鈴なりだったせいかと思っていました。

本には、味のことは何か書いてありましたか?
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