採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

2008おせち

2008-02-07 | +お客さんの日

もう霞む記憶の彼方の話になってしまいましたが、記録があるとやはり後から便利なのでまとめてみました。
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2008年のお正月は、おせちらしいものをかなり省略しました。
畑に材料がある、または食べたいものだけ作ろう(買おう)、ということにしたらかまぼこも伊達巻きもなし。その代わり、肉!
シチューは作り置きもきくし、例年作るのですが、5キロくらいスネ肉買う?と父(お肉購入担当)が聞くので、1種類では飽きてしまうので一部ローストビーフにしたら、と提案してみたら二つ返事で了承されました。3キロのすね肉と2キロのもも塊肉。なかなかこういう時でないと見られない分量でした。

昨年は母の胃の調子が悪く、「食欲がなくて食べ物のことなんか考えられな~い」という状態だったのでメニューを決めて、ノルマをこなすように作業していきました。
今年は母はばっちり元気。
愛するおもちだけでなく、その他材料を使って細々と、ほぼ毎日のように忙しく何か作業していました(去年は元日くらい台所に立ちたくないわ、だったのに)。あまり大量に作らず、一度なくなってからまた作り足したのもせわしなかった原因かな?きんとんやなます、ビーツ大根は2回作りました。
母がばっちり働いたせいで、去年と違って私のお手伝い比率がだいぶ低くなりました。(寝坊したりして)知らないうちにいくつものおかずが出来ていたりも。

まあ何より姪っ子が大きくなって(1歳)、(可愛くて)目が離せないので忙しいかったのかな。
去年は1箇所にじっとしていたけれど(生まれたて)、今年は一緒に食卓についてごはんを食べ(アーンとしてるだけだけど)、食後はトコトコ歩き回ってあちこち探検して回ります。
ビデオの棚からビデオを全部出してみたり、階段を探検したいとキラキラした目で語るので、大人が2人つきっきりで見守ったり。今年は踏み板が三角形の段(踊り場のところ)には上れなくて、下りも「いあ!(イヤ)」と声が出るほど腰が引けていましたが、きっと来年には勝手に2階まで行ってしまうのでしょうね。
トイレの前でママと離ればなれになって迷子になって泣いたことが1回ありましたが、何があってもほとんど泣かないし、ダメと言われたらすぐそのイタズラは止めるし、夜泣きもしないらしいし、1歳の赤ちゃんにしては優等生です。


3日以降母が数日出かける用があり、我々夫婦も家に帰るので父だけ実家に残されることになりました。きっとお父さん冷蔵庫のもの食べないよ、と母も私も決めつけて、残っていた食料のほとんどを我が家へ持って来てしまったのでした。
そうしたら、後で父からのメールで「食べるもの、いっぱいあったはずなのに見つかりません」だって。あらー。悪いことしちゃったわ。

●12/28
昼:母の知人数人でお餅つき兼持ち寄り昼食会
夜(2人):ランチの残りいろいろ。

主な母の出品作は
①大根ととり手羽先の八角風味煮込み:手羽がほろりと柔らかくて大根にいい味が染みて成功。
②ビンチョス=下仁田ネギ(畑)をチンして春巻きの皮に包みオリーブオイルで焼いたもの:こちらも好評。揚げるより軽くて、ネギの味がよくわかっておいしい。
③大根の輪切りビーツ液漬け---色がきれいでおいしい
お客さん作のタクアン細切りとしめさばのあえものがおいしかったので後日ニシンで真似してみました。

●12/29
朝:パン
昼:午前中餅つきをしてつきたてのお餅
夜(3人):いろいろ

●12/30
朝:パン
昼:年越しそば(自然薯とろろを添えたり入れたり)
夜(5人+幼児1):できたてビーフシチュー、ステーキ一切れ(ローストビーフのはしっこ)

前日(12/29)那須からすね肉3キロ、ローストビーフ用塊肉2キロが届きすね肉はワインに漬けておいた。この日ビーフシチュー作成。塊肉の一部を1枚切り取りステーキで味見。美味。

●12/31
朝:パン
昼:年越しそば(自然薯とろろを添えたり入れたり。ユウコちゃんありがとう!)
夜(4人):出来たてローストビーフ、まぐろ山かけ、干し柿とチーズ、ヤーコンのピリ辛ゴマ味噌いため、ほか。

●1/1
朝:お雑煮(母が早起きしてつくってくれました。畑の水菜、里芋、大根入り)
昼:うどん(お雑煮の出汁を使用)
夜(5人+幼児1):ビーフシチュー、〆サーモン、冷凍のカニ

●1/2
朝:パン
昼:お餅
夜(10人+幼児1):干し柿とチーズのオードブル、〆サーモン、ローストビーフ、
ニシン飯寿司のマヨネーズあえ、ビーフシチュー、パン、いろいろ。

●1/3
朝:パン
昼:ビーフシチューソースのパスタ、ローストビーフサンドイッチ


登場した食べ物を整理してみます。
例年のことだけれど、母が家庭菜園で作った材料を生かす(消費する)ことがメインテーマです。
昨年はにんじんが豊作だったのだけれど今年は畑のにんじんはありませんでした。
大根、ヤーコン、ネギ、下仁田ネギ、里芋、水菜が活躍しました。
またルッコラ、ディルも欠かせない存在だったと思います。

■お餅
○のし餅(詳しくはこちらのページに)
・白もち(去年も今年もおかざり用は作りませんでした)
・小米もち
・青のりと白ごま餅
・よもぎ餅
・紫米+茶豆餅
・紫米餅
・柿皮餅
・わかめとウニのお餅(昨年に引き続き2度目)

○つきたて餅のタレ
・あずき(どこかの直売所で買ったもの)
・黒ごまと砂糖(ゴマが古くていまいち・・・→新しいものを自分ですりおろして使うこと)
・大根おろし(畑の大根)
・納豆とネギ(畑のネギ)---添付のたれは使わないこと
エゴマと豆腐(畑のエゴマ)
・ネギとおかかとしょうゆ
・黒蜜ときなこ
・お醤油と海苔(と明太子)

■主菜(タンパク質)
・ローストビーフ(那須牛2kg)
・ビーフシチュー(那須牛すね肉3kg、にんじん、じゃがいも、セロリ等は購入)
・ローストビーフを使ってサンドイッチ 
・ビーフシチューを使ってパスタ 
・〆サーモン(昨年の記事に作り方があります)
・ニシン飯寿司(林物産より購入)
・冷凍のカニ(叔母からの頂き物)

父が一番おいしかったと言っていたのはサンドイッチとパスタ。どちらもちょっとしかなかったのも名残惜しさを増したのかも。サンドイッチは、私たち夫婦の帰りの車中おやつに大半もらって帰ってしまったのでした。もっと残しておいてあげればよかったわ・・・。

■副菜(おせち)
○しょっぱいもの
・大根と手羽先の中華煮込み(畑の大根。八角風味)
・お煮しめ(畑の大根、里芋。去年は作らなかったけれど今年は1日になってやっぱりあった方がと母が作ってくれました)
・大根のキムチ風味付け(畑の大根とキムチ鍋のもと。母作。キムチのもとはいいけど、キムチ鍋のもとは次は使わないでね)
・ヤーコンの味噌炒め(畑のヤーコン)
(数の子はなし。うちのダンナサマは食べたかったみたいだけど・・・)

○酸っぱいもの
・大根と人参、白ごまのなます(畑の大根)
・大根の輪切りのビーツ酢マリネ(畑の大根、Fujika作ビーツピクルスの汁)
・柚子大根(畑の大根、実家の庭の柚子)
・酢ばす
・ニシン飯寿司と柚子大根細切りのマリネ
・ニシン飯寿司のマヨネーズ和え---父がダイエット中なのにカロリー100%のマヨネーズしかなくてびっくり。お母さんへ、せめて50%のを買っておいては如何。

○甘いもの
・栗きんとん(畑のさつまいもと私の栗渋皮煮)昨年の渋皮煮を使ったら母に好評。味が染みていてよかった模様。渋皮煮って初めておいしいと思った、だって
・畑の大根のべったら漬け(実家では食べずおみやげに持って帰りました)
・黒豆(黒豆が余っても困るから、と母が作ってくれました。大半は瓶詰めに)

■お菓子・デザート
・フルーツケーキ(Fujika作)
・桜島小ミカン(renkonさんからの頂き物)
・あずきの水ようかん----大変美味。残ったら持って帰りたい程だったけれどすぐになくなってしまいました。
・種なし柚子の甘露煮(Fujika作)
・弟の別府土産のおまんじゅう

秋から父がダイエットを始めたので、甘いものがあまり減りませんでした。
いつもならおやつやらデザートで、色々お菓子を食べるのに。
お父さんへ、来年は年末を外してね。


いい写真がないのですが・・・。 

2007/12/31

干し柿に山羊チーズ(サントモールドトゥレーヌ)

〆サーモン
ぷりっと引き締まって私の好み。母はもっととろっとしているのが好きなようだけれど。


2007/12/31

お煮染めとなます。


2008/1/2

ローストビーフ。
初挑戦ですが大成功でした。
同じ肉を使ったステーキよりさっぱりとおいしく感じました。

2007/12/31

きんとん(制作中)
さつまいもを裏ごししたところです。光線のせいか妙に白っぽいけれど普通の紅アズマです。


2008/1/2

ニシン飯寿司のマヨネーズ和え(ニシン飯寿司、柚子大根、きゅうりピクルス。トッピングにビーツピクルスとディル)
北欧料理のイメージです。今年の新作の中では大ヒットだったと思うのだけれど。
1/2頃って、ちょっとコッテリしたものが食べたくなると思うのでマヨネーズ味は丁度ではないかしら。
切る作業はダンナサマ。

2008/1/2

ヤーコンのピリ辛ゴマ味噌炒め、ごぼうきんぴら(両方母作)

ヤーコンは太切りがおいしいです。
ごぼうは、我が家でだいぶしなびていたものを持ち込んだのでした。少々味が抜けていたかな・・・。

2008/1/3

〆サーモンサラダ

もらって帰ったサーモンを使って家で作ったもの。ルッコラ・ディルも実家のものです。

2008/1/8

飯寿司って皆さんご存知でした?
私はちょっと前まで知らない食べ物でした。秋田や北海道の名物のようです。
お魚(鮭、ニシン、ホッケ、ハタハタ等)とご飯で作った馴れ鮨ですが、さっぱりした酸味で鮒寿司のようなクセはありません(鮒寿司も好きだけれど)。

2008/1/8

こちらはハタハタの飯寿司。
中骨もしっぽも、ご飯部分も全部食べられます。



 

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4 コメント

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ロースとビーフ (遊民)
2008-02-07 21:34:43
ロースとビーフは二日に作ったと記憶してるけど、こちらの間違い? バクバラを取り寄せたのはレバノンからとは驚き。レバノンも平和になったんだなーと安堵してます。漠然とアラビア、多分トルコあたりかなと想像してました。
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作ったのは31日 (●遊民さま~Fujika)
2008-02-08 14:30:50
製作過程の写真の日付を確認すると、作ったのは31日のようですよ。で、確か出来立ての暖かいのを食べておいしくて、2日のお客さん用に足りなくなるといけないのでぐっと我慢して冷蔵庫にしまっておいたような気がします。
初挑戦でどうなることかと思いましたがおいしかったですね~。
返信する
ぱちぱちぱち! (サクマ)
2008-02-08 17:16:42
偉い。偉すぎる。
なんかもう、表彰してさしあげたいぐらい。
素敵なお正月の食卓。
…元旦こそお雑煮こしらえたけれど、あとはまるで通常営業だった我が家ご飯…。いけませんね。日々の食事をもっと大切にしよう。と言いつつ、今日のお昼もカップラーメンだったというひどさ。根本的に料理が嫌いなのではなかろうか。家庭科、2だったし。

ちなみにFujikaさん、すらっとスリムな人は毎日ジムには行かないと思わない?そうじゃないから毎日行くんだよぅ。間食しないでチープな昼ご飯食べて、それなのになぜずっしり、なのだ。実に謎です。
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それは筋肉 (●サクマさま~Fujika)
2008-02-13 18:17:56
実家に居ると掃除や片付けはしなくていい(?)分、レジャーとして料理を楽しんでいます。
でも食べる人々が毎年どんどん年取っていくのが寂しいところだなー。作っても作っても足りなーい、なんて思いをしてみたい・・・。

でも中高年ばかりとはいえいつもの二人分より張り合いも出ます。あと、残ったら持って帰って当分楽しようという魂胆も・・・。

それだけ鍛えているということは、ずっしり、の8割方は筋肉ですよ~。
身体が資本、といいますが、正確には筋肉が資本、ですよね。
脂肪って、ついているところ冷たいんですよね。身体を温める足しにすらなっていないなんて憎いわ。
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