約1年前、2016年のお正月、実家で巻き柿を作った折り、母のアイデアで「押し柿」も作ってみました。
押し寿司の型に干し柿を並べていく、というもの。
食べるときは写真を撮ってね、とお願いしたのが負担になったのか、結局スライスされぬまま、冷蔵庫のチルドルームで1年・・・。
このお正月、スライスしてみることにしました。
(ちなみに、巻き柿の状態でも冷蔵庫なら1年は優にもつので、傷んでいる心配はほぼしてませんでした。小さすぎる巻き柿は、乾燥しすぎてしまうけれど)
食べてみると、1年寝かせた効果なのかどうか、甘さがちょっと落ち着いて、とても上品な味。
出来たての干し柿/巻き柿は、まるで黒砂糖を食べているみたいに甘すぎるくらいだけれど、これはあっさりしています。
「押し柿の方をいっぱい作る?」と、母はとっても気に入ったようでした。
でも、型が沢山必要だし、圧をかけてしばるのも、円筒形の巻き柿より、難しいよね・・。
甘さ控えめ感がよい、ということであれば、巻き柿の状態のを、1年寝かせてみるかな?
柚子が多めなのも美味しさの理由かしら。
通常の巻き柿は芯(中心)のみに柚子ピールを入れていますが、もっといっぱい入れちゃってもいいのかも。
(柚子ピール多めの巻き柿を作ったのは、これに倣ったというわけ)
2週間干して重さが約50%になり、あんぽ柿のようにジューシーな干し柿があります。白い粉は、吹いていません。
押し柿にするには、もっと干した方がよろしいでしょうか。
加工してどの位たてば、食べることができますか。
とっても素敵な仕上がり!!
美味しそうですね。
今年は干し柿をやらなかったのですが、記事を読ませて頂いてると後悔の気持ちが。。
粉も本当にきれいに吹いてますよね。
私がやってもこうはなりにくくて。。
来年は頑張ろうと思います♪
押し柿や巻き柿にするには、あんぽ柿の状態ではまだ柔らかすぎだと思うので、もう少し干した方がいいと思います。
手でつまむともっちりしたくらいで、切り開くと開いた状態が保たれるくらいの柔らかさ(干しすぎると切り開いても元に戻ってしまう)、柿の内側はベトベトしているけれどトロトロではない、という程度です。
押し柿や巻き柿にした後は、しっかりくっついていそうならば、お好みで、すぐに食べてもいいと思います。
私の場合はブランデーを塗っているので、2週間程度で味が馴染むかな、と思っています。
(1年寝かせる必要はないです☆)
何か不明なことがありましたら、またコメント欄で聞いて下さいませ。
記事にしてよかったです☆
生ハムは、昨冬仕込んだものは、もう1年寝かせるつもりでぶら下げてあります。そして先日、新しいものを仕込んできましたよ。
前のものは、骨から外して冷蔵庫に入れ、スライサーでスライスしています。
干し柿は、概ね干しあがったら、オーブンペーパーを敷いて缶に入れて、寒いところ(もしくは冷蔵庫)に入れておくと、粉が吹きやすい気がします。
あと、もとの柿の糖度も意外と重要かも。以前買った柿は、味が薄く、カビやすく、粉も吹くのに時間がかかりました。