採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

落花生2019

2019-09-30 | +その他

今年は落花生を結構沢山植えました。
例年、大量に動物に食べられてしまうので、だったらそれを見越して沢山植えればいいのではないか、という作戦。
5メートル×4メートルくらいの範囲が落花生エリアです。

実は、あればあるだけ動物は食べてしまうのです。
なので(実が熟して)被害が目立つようになってきた最近は、ネットで保護。そしてぼちぼち収穫をすすめることにしました。
本当は、葉っぱが黄ばんだ頃までおいておくと、実が十分成熟するようなのですが、動物に食べられるくらいなら、未熟も辞さず!

ゆで落花生で食べるならば、未熟の方が好みなくらいです。 

落花生

えーと、そうは見えないかもしれませんが、これは比較的出来のよい株。
大き目の豆が結構沢山ついています。
一株から、片手では余るくらいの豆がとれます。
(両手にこんもり、まではいかない気がする)
 
株ごと持って帰って干してみたときもありましたが、特にそうする利点はなかったです。
なので畑で豆だけもぎとって、持ち帰ります。


落花生

落花生は、初夏くらいからずっと、わりとダラダラ花が咲いて実がつくので、豆の成熟度合いもさまざま。
早い段階で実ったものはよく熟して固い殻になっています。色がグレーがかっているものがそれ(つまんでいるもの)。
でも、まだ実ったばかり、という未熟な豆も。未熟な殻はつるつるで半透明です。

未熟な豆は、わざわざもぎとる手間をかけず、畑においてきた方がいいですよね。
殻の外見と豆の成熟具合、どうなっているのか並べてみました。

 

落花生

左から
1.完熟状態。殻はグレーがかって網目が明瞭で固い。豆の皮はぺったり薄く、色はピンク色。
乾燥させて炒り落花生に。

2.準完熟か。殻はベージュベースで、網目が比較的明瞭。豆の皮はぺたんと薄く、色は薄いピンク色。
これも乾燥させて炒る用。
茹でるて食べるにはこりこり固めか。(圧力鍋を使えば柔らかくなるとは思いますが)

3.殻はベージュベースで網目はあるが浅い。豆の皮はみずみずしく、色は白い。
これくらいだと茹でて食べるのに適。コリコリせず柔らかい食感。

4.殻はベージュベースで網目はあるが浅い(上記3と区別するのはやや困難か)。
豆の皮はみずみずしくかなり厚い。色は白。豆と殻の間に隙間がある感じ。茹でて食べるのに適。

5.殻はベージュベースで網目はごく薄い。殻がぶあつく生の状態で、豆部分はまだ小さい。茹でた場合、こういうものもせっせと割って食べていますが、手間の割に口に入る分が少ない・・・。

6.殻はかなり白っぽく半透明で、ぷっくりつやつやみずみずしい。豆はごく小さく米粒サイズ。
これは、茹でて割ってみても、骨折り損、という印象。畑に置いてきた方がいいかも・・。
(ただしこれくらいの状態だと、食べようと思えば殻ごと食べられます。殻表面はまだ柔らかく、中の層もみずみずしいのです。
味は、さやいんげんから青臭さをとって、ほんの少しえぐくして土っぽくしたような味。もし飢饉があったらこの状態のを殻ごと茹でて食べるのもアリかも)

いまは特に飢饉ではないので、6番は畑においてこよう。
5番も、置いてきたとしても惜しくないはず。
心を鬼にして、1~4だけ持って帰るようにすれば、家での処理がだいぶ楽です。(でもつい勿体なくて・・・)



 

落花生

炒り落花生にできそうな、1、2はこんな感じで干して保存します。
右が1(完熟)、左が2(準完熟)。

それ以外の若いものは、茹でて食べたり、生のうちに割って炊き込みご飯にしたり。
茹でてからだと割るのも簡単なので、中身が小さくてもまだ許せるのですが、生の固い豆を割って中身が米粒サイズだと、
「ぬおー、折角割ったのに~」
となります。
誰ですか、こんなの持って帰ったのは! (私です、ハイ)

 



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