今年の春先、ひたし豆用に買ってあった青大豆を、ふと思いついて半畝分ほど蒔いてみたのでした。
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青々しておいしい青大豆。枝豆で食べてもきっと美味しいのでは☆と。
ほかの枝豆専用品種同様、高さ60cmくらいのトンネル内に植え、白いネットをかけておきました。 肥料などはほかと同様、足りな気味傾向。 (トンネルしてあると、追肥とかしにくくってさ・・・)
他の枝豆は、トンネル内でほぼ間に合う感じの背丈で、豆がぽちぽちついてきます。 ところがこのヒト、全然違う。
・まず背丈がぐんぐん伸び、トンネル内につかえてうねって、トンネルが枝葉でパンパンに! (これはちょっと気の毒、とある時点でネットを外しました) ・葉っぱや茎の緑色がとても濃く、ごわごわの毛もいっぱい生えてる! ・実が、なかなかつかない
なんか、枝豆用大豆と違って猛々しい外見なのです。 (枝豆用は、早生、矮性なんだなーと実感)
あまりに猛々しくて、写真をとりそびれました。 秋の中盤頃だったか、豆もちらほらついている様子でしたが、枝豆という気分でもなく、ラズベリー摘みにいそしんで、そのまま放置したのでした。
そして11月末、晩秋になって、全体的にすっかり枯れてきました。 豆は、なんかそこそこついているみたいな感じ。
どちらにしろ抜かないといけないし、折角ついた豆も勿体ないので、ダンナサマに手伝ってもらって豆もぎをしてもらいました。
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葉っぱかしら?と思ったらはじけたサヤだったり。
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はじけてるけど、豆が一個おちずに残っていたり。
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ギリセーフのとか、落ちちゃったやつとか。 いろいろなサヤの状態があって、 ダンナサマ:「ねえねえ、大豆、すごいよー」 Fujika:(ラズベリー摘みながら)「あー、うん。その後、畝間の草刈もねー」
という感じで、10本くらいの株からダンナサマが丁寧にむしってくれたサヤは、イチゴの箱一杯分。
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大豆の収穫後の処理方法など、調べたこともありませんでした。 きっとサヤごと叩いて割って中を出すのだろうけれど、カビてる豆や虫食い豆が非常に多く、まぜこぜにしたくない気もします。
という訳で、ひとサヤひとサヤ割って豆を取り出してみました。
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三分の一くらい割って、味噌濾しザルに軽く一杯。 かなり辛気臭い作業です。 家の片隅においておいても、なかなかやる気にならず、放置・・・。
あるとき長めに車に乗る日があり、強制的に作業をすることにしました。 運転していない人が、豆割り。 私は運転を買って出ました。
最後、私もちょっと割って、長時間ドライブのおかげ(ていうかダンナサマのおかげ?)で、ひとまず全部割ることができました。
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このザル3杯分くらいかな?
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蒔いた豆は、全体が一様な緑色でしたが、採れたものは黒い模様があるものがあります。 あと、蒔いたのより、ちょっと小さい。
サヤを割る際にある程度選別したつもりですが、迷ったり見逃したものが結構ありそうです。これから選別だな。
「まんが日本むかし話」とかに、一粒の豆が転がって、「ああ大変!」と追いかけていくようなエピソードがいくつもあったりしますが、いやいや、ほんと、こんな大変な思いをして収穫した豆は、相当貴重品です。 お正月のひたし豆とか、豆餅に使えるかな? (手間暇はかけたけど、味にはあんま自信ないけど・・・)
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