採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

刀削麺

2013-01-17 | +パン・麺・穀類

しばらく前に台南に行った際、スーパーでこんなものを買ってきました。
刀削麺(wikipediaによると読み方は、とうさくめん、とうしょうめん、ダオシャオミエン)の乾麺です。

本来の刀削麺は、丸めた小麦粉生地をまな板を使わず小型の刃物で削いで飛ばして鍋に放り込むので、割と短めの麺のような気がしますが、こちらはうどん程度の長い麺です。
ヘリがひらひらして面白い形の麺で、きしめんより幅広で薄め。

メーカーは「度小月」という、台南の老舗。担仔麺で有名なお店ですが、刀削麺のことは初耳です。 

茹でてみます。
ひらひらは水を吸うと伸び切っちゃうのかな、と思っていましたが、茹でてもヒラヒラのまま。

やや厚みのある中央部は白く、薄いひらひら部分は、半透明に茹で上がります。

食べてみると、ちょっと日本の麺にはないような、つるっつるの歯応え。
中央部の厚さでもきしめんより格段に薄く、しかも周辺のウェーブがぴろぴろした食感を生み出しています。
平たい麺が好きな方には、一度試して頂きたい美味しさです。 


台湾風だと、角煮を細かくしたような肉そぼろダレをかけるようですが、洋風(パスタ)や和風(うどん風)の味付けでも美味しかったです。
ヘリのウェーブにソースが絡んで美味しいので、やや濃度のあるものと合わせるとよさそう。

ひとつ小さな問題があって、あまりに麺が薄べったいため、お箸では大変持ちにくいのです。
ぐっとつかんでも、うどんのような食い込む肉厚な場所がなく、つるつると滑り落ちてしまいます。
和風味でも、フォークで食べたくなる麺です。

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4 コメント

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始めてみました (ミレイ)
2013-01-17 17:45:32
刀削麺?初めて拝見しました。
ひらひらしてきれいですね。

また、巻柿も珍しく拝見しました。
とても手がかかりそうですね。
私もいろいろ作りますが、こんな手がかからないものばかりです。

ところで、茨城県は470年も佐竹家がご支配なさった常陸の国ですよね。
去年から歴史案内人をしてます私は、この半年でいろいろ勉強しましたが、佐竹様が常陸の国から国替えとなって秋田にいらしたことを知り、茨城県に行ったこともありませんのに、なんか近しい気がしています。

余談ですみません。
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Unknown (abu71_nomin)
2013-01-17 23:30:55
こんな風に売られているのは初めて見ました!
見つけたら絶対買うと思う~
以前食べたときに、中央の部分には麺のコシが感じられ、縁の部分は味が絡みやすく独特のビロビロ感があって、なんとも魅惑的な麺だったと云う記憶があります。
こっちでも売ってくれないかな~!
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飯寿司の方が大変! (●ミレイさま~Fujika)
2013-01-23 15:41:02
私は歴史はさっぱりなのですが、秋田と縁があったとは以外でした。
ミレイさんのハタハタ飯寿司やニンニク丸、どんなお味かしらー、といつも思いながら拝見しています。
飯寿司は、例え材料があっても、とても自分では作れる気がしません・・。
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ぴろっぴろ (●abu71_nominさま~Fujika)
2013-01-23 15:44:29
おやま、意外なところにコメントありがとうございます。
(奥様のご実家でしたっけ)讃岐でうどん研究をされているくらいですし、麺類お好きなのですね!

この麺は、ぴろっぴろで、汁があたりに飛び散り易い傾向はありますが、うどんとは違う面白い食感で結構美味しいです。
どうやって製麺しているのか、不思議ですよね。
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