実家の玄関屋根のリフォームをしたので、せっかくなので記録しておこうと思います。
今回はDIYではなくプロに依頼し、業者のチョイスややりとりも母でした。
(私は時々話を聞いてただけ・・)
チラシか何かで中規模の工務店をみつけ、そこに依頼したそうなのですが、
元請け工務店の営業?、設計士?、板金屋さん、大工さんなどなどいろいろな人が出入りし、
「なんかもー、すごい大変だった」
とのことでした。
それでは、ビフォーアフターをご紹介します。
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こちらがもともとの屋根。 手前側が光を通す構造で、奥の白いところも、家本体からは突き出している屋根です。 手前側、焦げ茶色の構造が2段になっていて、ここは確かトタン。でこれの下面は木材です。 光を通す構造に見えている縦部材も木材。
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上をみると、平らな構造。
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上からみると、光を通す構造のところには樹脂板が張ってあります。 この部分は、新築当初には、樹脂板はなかったかも。 子供の頃、「せっかく出っ張った屋根があるのに雨が貫通して、意味ないよなー」と思った記憶が。
家に近い側はトタンが張ってあって、雨を下に流すような構造になっています。
こんなもんかなーという構造ですが、このどこかから雨が漏れて伝って落ちていたのだそう。 で、何度かお金をかけて修理を依頼したものの、さほど長くはもたず、最近また雨漏りがしていたのでした。
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トタンの継ぎ目のどこか。 この写真は業者さんが撮ったものなのですが、右下側、ヒビがあるみたいですね・・。
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これは、手前に出っ張っている光を通す部分の右手前角。 この部分は木製で、長年の水漏れで腐食していました。 で、こんなに穴をあけたのは私。 腐食部分をとりあえず除去して、中に入った雨がなるべくすぐ落ちるようにしてみたのでした。
このとき、上から少量の水を垂らしてどこからどう漏るのか確かめてみようとしたのですが、入れた水がすぐに落ちてくるような単純な雨漏りではなく、じんわり染みこんでゆっくり伝って落ちてくるような感じで、うまく確認できませんでした。
DIYするとしたら波形ポリカを全面にかぶせるくらいでしたが、やはりそれなりに見栄えも・・・ということでプロに依頼。
で、業者さんの出してきた図面はこちら。
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この図面は、工事がすっかり終わってから見せてもらいました。 すっごく調子のいいトークの担当者(営業?設計士?)だったそうですが、図面はちょっとお粗末のような・・。 (サイズもいれなきゃねえ。)
施工は、板金屋さんや大工さん、いろいろな人が出入りして、(↑この図面は参考にせずに?)それなりのものを作ってくれました。
アフターはこちら。
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こざっぱりできあがりました(図面とはちょっと違いますが)。 焦げ茶の部材が2段に見えている構造は前と似ていますが、新しいトタンですっかり囲ってあるような状態です。 周囲に白い雨樋がついています。
この写真ではよく見えないかもしれませんが、焦げ茶のトタンの上側・右角(一番目立つところ)に、折り曲げるときの不具合なのかベッコリへこみがあったそうなのです。 で、母はそれを気にして元請け担当者に伝えたけれどイマイチ反応がなかったけれど、現場責任者的な人に言ったら理解して対応してくれたのだとか。 (角に「継ぎ」をあててへこみを隠してあります)
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上から見ると、全体を新しい屋根で覆っています(一枚ものではなく、5枚が重なっている)。
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ちょっとアップ。 屋根らしい構造です。 全体的に勾配をつけて雨水を雨樋に流すようになっています。
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この屋根の雨樋は、既存の雨樋と合流させて下まで。
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下側から見るとこんな感じ。 この部分は(ぱっと見)全然屋外用素材ではないように見えますが、水は基本的にはあたらない場所だし、大丈夫なのかな。 (こう見えて屋外用素材なのかもしれないし)
もとの屋根は完全に包み込まれてしまいました。 光を透過する部分も包み込まれたので、日よけ効果は増したかも。 (玄関ドアが木製なので、日よけになる方がありがたい)
思ったよりお高い工事で、しかもいろいろな人が入れ替わり立ち替わりしてくたびれたようですが、 こざっぱり仕上がったのではないでしょうか。 (お母さん、おつかれさまでした。)
ただ、元請け工務店の担当者は、ちょっとお粗末。 口先だけはペラペラと調子いい人だったとのことですが、あの図面は手抜きよねえ。 パーツを作る人はあれを見て作っていないはずだし、 だったらパーツを作るときに使う図面を(板金屋さんに提出させるなりして)こちらに見せて欲しいものです。 (あと、廃材のひとつも置きっぱなし)
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実家では、もうひとつプロジェクトが進行中(まだ見積もり段階だけど)。
こんどは、できればちょびっとDIYも混ぜて、(プロにも頼んで)もうちょい安い経費でなんとか。
終わったらまた記事にしますので、読んで下さいませ。