今年は、栗、けっこう沢山拾いました。
My栗スポットは、畑のそば。
この時期、栗拾いがあるので畑に行くはげみになります。
落ち始めは、例年よりはちょっと遅めかな?
いつもは9月の暑さが残る時期(中旬?)から落ち始めていた気がしますが、今年は9月末頃だった気がします。
自分で頻繁に拾いに行くので、基本的につやつやぴかぴかの新鮮な栗です。
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このスポットには2種類の木があります。 栗A:イガごと落ちてくるタイプ 栗B:はじけて栗が落ちてくるタイプ だと思っています。
今年は、更に、次のような特徴が。 栗A: ・イガごと落ちる ・鬼皮が厚め ・渋皮も厚め ・一粒入りが多め ・早い時期に落ちてきた ・味は平年並みか
栗B: ・はじけて栗が落ちてくるはずが、はじけきらないものもそこそこあった ・鬼皮が薄め ・渋皮は滑らかで薄め ・イガのサイズが(例年より)小さいような ・一粒入りというのはなく、3粒入りなどが多く、結果的に粒が小さい ・澱粉のノリがイマイチか
栗Bは、なんとなく栄養状態が悪そうでした。
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上段が栗A、下段が栗B。 左側がさっとゆでた栗の外側。右側が割った中側。 栗って、生の状態だと白っぽいクリーム色ですが(上下段の右側)、加熱すると濃い黄色になっておいしそうになります。ところが栗Bは、加熱しても白っぽいまま。
渋皮をナイフで剥くときの剥きやすさも違っていて、澱粉がぎっちり詰まった栗Aは、固くて粉っぽい感じで剥きにくいのですが、栗Bはやや水っぽく柔らかく剥きやすいです。 栗Aは普段は2,3粒入りもあるのに一粒栗が多いし、栗Bは水っぽいし、何か生育途中に困難があったのかな・・・。
でも、気にせず両方使ってしまいます。
大半は栗ペーストに加工します。 今年はこんなものを買ってみました。
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サバトンのマロンペースト。 安くなってたので・・・(でも高い)。
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たまたまですが、栗Bの比率が多めの栗ペーストに、混ぜてしまうことにしました。 栗Bはやはりやや風味が薄いので、丁度いい感じかも。
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保存はこんな感じでアルミ箔に包んでから真空パック、冷凍。
折角なので出来立てを使ってお菓子を。 昨年作ってみて割とよかったアレです。
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コランダーのこの孔を使って栗ペーストを絞り出して・・・・
モンブラン☆
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・マグカップにラップを敷く ・ホロホロの栗を細いお箸などで壁面に沿うように詰めていく ・中央の窪みに生クリーム(粉砂糖・ブランデー入り)を詰める。 ・底になるものを置く。今回は日暮里で買ったガレットブルトンヌ。底の周りにも栗そぼろをちょっと詰める。 (コンビニスイーツのパウンドケーキやバウムクーヘンでもいいと思います) ・マグカップの上にもラップをして、食べるときまで冷蔵庫へ。
このマグカップ方式のいいところは、食べるときまでマグカップに入れたまま、密閉しておけること。 栗ペースト表面の乾燥も防げるし、冷蔵庫の中で倒して形を崩してしまったりする心配もないです。
断面はこちら。
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表面に粉砂糖を振り、上に渋皮煮を乗せると、さらに見た目ゴージャスかもしれません。
あと、ズコットみたいに生クリームに刻んだチョコレートを混ぜてもいいかも。 (渋皮煮は、1、2個使うために一瓶あけるのをためらうこともあるけれど、刻みチョコなら簡単。 今度やってみなくては・・。)
前回は柔らかいケーキ(マロンバウム)を土台にしましたが、今回はかなり固く分厚いクッキーが土台。 半分に切るときにとても固くて、どうかな?、と思いましたが、食べてみると、美味しいです。 生クリームの水分が移って、少し湿っていて、ガギガギすぎません。 で、全体が柔らかめの食感なので、クッキーのさっくりした歯ごたえがいいアクセントになっています。 バターの風味や甘さもいい感じ☆ (以前、ケーキ屋さんの高級モンブランを買ってみたら、土台がメレンゲ?マカロン?で激甘でちょっとつらかった)
今回はフランスのマロンクリーム入り栗ペーストなので、なんか、ちゃんとした洋菓子みたいだ~。
ガレットブルトンヌを作って冷凍しておくといいかも!と思って昔コピーしておいたレシピを読み返しているところ。 (そしてバターの量にビビッてまだ作っていません)
今年は久々に渋皮煮も作りました。
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シーズン初めに1回(2瓶)、シーズン終わり(10/22)に5瓶。
お正月の栗きんとんに添えたり、刻んでマロンパイにしたり、あとモンブラン。
渋皮煮が活用できる焼き菓子で、何かいいものないかな・・・。
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■栗仕事メモ
・袋詰めして冷蔵庫に入れる場合、拾った日付と概略メモを油性ペンで書いておく
(例:鮮度にバラつきあり / 虫少ないので渋皮煮向き / 小粒多め / 大粒多め / とってもぴかぴか など)
・冷蔵庫に入れる場所は、やはりチルドルームがいいかも