冷蔵庫の野菜、アイテムごとに片付けつつあります。
茄子もう全て処理済み。
オクラもなくなりました。
次は、青唐辛子。
これはタネをとってピーマン的に使ったりもしていますが、なかなか食べてしまえるものでもありません。
保存系で、何かいい方法は・・・。
塩漬けや佃煮など味を濃くするものはありますが、できれば薄味系&冷凍で何とかしたいです。
スクッグはもう作ってしまったし・・
「green chile」検索してみたところ、中南米の食文化関連のサイトが沢山ヒットしました。
そうか、あのあたりも(こそ)唐辛子文化圏。
しかも、赤派と青派、それぞれ相当数いて、いろいろな調理法があるようです。
なかでもよさそうだと思ったのが、網焼き唐辛子の冷凍保存。
ハッチ(Hatch)という地域が唐辛子名産地で、そこの唐辛子を(ローストパプリカを作る要領で)網焼きした状態で買えるらしいのです。
それを、適宜皮を剥いてタネをとって冷凍。で、ケサディーヤ(平たい小麦パン(フラワートルティーヤ)でチーズ+αを挟んでチーズが溶けるまで焼いたもの)などに使うというもの。
味がない青唐辛子は、ほかにも応用できそうですよね。
うちの唐辛子(韓国唐辛子)は、本場もの(ピーマンサイズ)に比べると断然小さいですが、ひとさし指くらいになるまでおいておくと表皮のツルっとした層が分厚くなって、網焼きに丁度いい状態です。(煮たものを食べるとぺろぺろした膜が口に残るほど分厚くて不都合なほど)
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さて、網焼き。 網焼きってものすごーい億劫感があります。 焼き茄子やローストパプリカも、出来れば避けたいと思っているほど。 でもチャレンジ。 ガスコンロの両脇にレンガを置き、網を設置すると、網を持つ手間が不要です。 そして、洗った青唐辛子を沢山のせます。 火力が割と重要で、すぐに焦げるようでは強いですし、弱すぎてもなかなか焼けてきません。 丁度よい程度の火力になると、あまりイライラせずにうまく焼けることが分かりました。 なるべく頻繁に向きを変えるのは必須。 上から見てあまり焼けていないものは、つい「もっと焼きたいなー」と思って裏返すのを忘れがちなのですが、焼けているのは裏からなので要注意です。
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全体が火ぶくれになる程度まで焼きます。ちょっと青っぽくてもまあよし。 どんぶりなどに入れふたをして蒸らしておきます。 ボウル軽くいっぱいの青唐辛子が、どんぶりいっぱいに収まるようになります。
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手で触れる程度に冷めたら、今度は皮むき。 唐辛子の成長度合いと、焼き具合が丁度よいと、こんな風に表面の固い層がペロリと剥けます。 (注:品種によるのかもしれませんが、シシトウだとこんな風にうまく剥けない気がします)
このあとヘタと種、ワタを除去。
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中身をとって切り開いたものをこんな風に重ねていきます。
なお、この唐辛子は生の状態で種とワタを除去するとほとんど辛くないのですが、こうやって加熱すると胎座の辛さが全体にしみわたるせいか、結構辛くなります。
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最初ボウルに軽くいっぱいあった生の唐辛子が、焼くとどんぶりにおさまり、こうやって切り開くと小鉢に一杯程度に小さくなります。
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厚み的に、2枚重ねて使うのが丁度よさそうなので、2枚1セットにし、4セット分くらいずつ真空パック。 かなりコンパクトにおさまりました。
用途は、いまのところピザトースト。 2枚重ねになっているものを適当に刻んでから使います。
1)食パン+青唐辛子+チーズ 2)食パン+ケチャップ少々+青唐辛子+チーズ 3)食パン+Myサルサソース+青唐辛子+チーズ
と試してみましたが、(3)→(2)→(1)の順に好みかな。
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1)食パン+青唐辛子+チーズ だとこんな感じになります。 (青唐部分が冷凍なので、チーズがそこだけやや低温状態) 辛さなどは問題ないのですが、ケチャップやサルサソースなど何らかの酸っぱい味があった方が好みです。
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青唐辛子など青っぽいものベースの、グリーンチリシチューというものもあるようです。
(青唐だけでなく、緑のほおずきトマティーヨなども入っているらしいですが、どんなに辛いのかドキドキ)
そのほか、
・トマト煮にちょっと入れるだけでもよさそう
・豚肉スライスでこれを巻いて焼いたり
・クリームチーズに刻んで混ぜて、ディップ風
コツコツ使っていく予定です。
来年は、より肉厚でおおぶりのボブラノ唐辛子を植えてみたいな。
パプリカくらいのサイズになるらしいのです。
(ま、私が育てるとどうなるか分かりませんが・・)