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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

キャビアライム

2018-10-18 | +フルーツ

お友達のかずさんから、珍しい食材を頂いたのでご紹介します。 

キャビアライム

細長いもの

きゅうりみたいな細長いもの。

 

キャビアライム

ミニチュアサイズ

実はとても小さくて、ピクルス用きゅうりのようにも見えますが、このヒトたちはかんきつ類。
キャビアライムというものです。
ずっと前に英語サイトで見かけて、うわ~、どんなものだろう、と思っていたものでした。
別名フィンガーライムとも言うので普通のレモンのようなサイズではないとは思っていましたが、ここまで小さいとは!
(摘果のものだそうなので、本来はもう少し大き目かもしれませんが)

 

キャビアライム

断面

キャビアライムのいわれは、この中身のツブツブから。
果肉のツブツブがくっついておらず、簡単にほどけてくるのです。


 

キャビアライム

キャビアをしごき出す

皮が薄いため、しごき出すようにすると、どんどんキャビアがこぼれ出してきます。
何だか不思議で笑ってしまいます。

外皮の色は、濃い緑や薄い緑、ピンク系などいろいろありましたが、果肉もそれに応じた色合いになるようです。
この写真で出してみたものは、外皮がピンクっぽかったのでツブツブもピンク系かな、と思いましたが、薄い緑色。
頂いたものは摘果した果実のようなので、やや未熟状態。熟してくるとまた色が違ってくるかもしれません。

出てきたツブツブは、食感としてはとびっこのような、やや固めのプチプチ感です。
味は、ライムというだけあって、酸味がしっかり。
魚介のカルパッチョ風サラダなどに散らしたら、宝石のようなきらめきと、楽しい食感、ほどよい酸味が加わって美味しそうです。
 

キャビアライム

抜け殻

簡単にからっぽにすることが出来ます。
中身をしごきだしてしまうと、皮は薄いので、ぺなぺな状態。
(タネはありませんでした)
一体どんな必要があって、こんな果実になったのでしょう。
種があるならば、こぼれやすくなっていることで何か利点があるかもしれませんが、種はなかったし。
どこかで品種改良されてこうなったのかしらん。

使うのは基本的には中のツブツブだと思いますが、果皮もいい香りです。
山椒のようなスパイシーさを感じる香りです。
以前(やはりかずさんに頂いた)姫レモン
小さくて丸くて、やや扁平でオレンジ色の柑橘だったのですが、この果皮も、スパイシーな香りでした。


愛媛は、これからの時期、産直に、何種類もの柑橘がぎっしり並ぶのだそう。
夢のようだわ。
また行きたいなあ。

 


■参考情報
フィンガーライム 画像検索

びっくりするくらい、皮もツブツブも赤い品種もあるようです。

コメント (8)
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