ダンナサマのお弁当づくり、数年前は数か月でうやむやになってしまいましたが、今回(今年度)は割と長く続いています。
知らない間に、主婦力アップ?(わはは)
一応まじめに分析すると、大型食洗機(とダンナサマ)のおかげかな。
大型食洗機導入後はダンナサマが全部セッティングしてくれてシンクが片付くようになり、台所も全体的に(以前よりは)片付くようになりました。
で、調理が全体的に手早くなってきたのです。
(以前は道具を洗ったりするところから作業が始まってた)
お弁当づくり、続けられそうだし、お弁当箱を新調しちゃおうかなあ☆
これまでは、ステンレスの円筒形、2段のお弁当箱。
東南アジアやインドなどで使われていそうなものです。
(これはこれで使いやすくて好きなのですが、お友達のわらびさんには不評。金属はイマイチってことかな?)
六本木ヒルズで、春慶塗のシンプルな四角いお弁当箱を見かけましたが、もう少し、模様的なものがあるとかわいいかも?
漆塗りで少し模様入りのお弁当箱がないかと検索すると、楕円形のわっぱに絵が描かれたものがありました。
でもこれは、もう廃版品。木型が手に入らなくなったそうです。
いろいろ検索している間に、たまたま「信玄弁当(箱)」というものをみつけました。
お椀を土台に、3つほどのパーツを積み上げる形状。
御重箱みたいで面白~い☆
綺麗に重なったり、積み上げたりする器って面白いなあ、と思います。
(以前は応量器にぽーっとなったこともありました。ふみとどまりましたが)
丁度ヤフオクに出ていたので、もう一人とかなり競って(汗)、競り落としました。
(普段滅多にこういうことはしないのですが・・・)
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信玄弁当
落札した信玄弁当というもの。 この形式の弁当箱は、(今では)茶席で使われるもののようです。 上下がお椀型で、両方に高台がついていますが、上にかぶせてあるお椀に高台がない、まさに棗のような形状の信玄弁当もあります。 茶席用のせいか、模様などがないシックなものが多いです。 これは大き目の柄があって、珍しいほうじゃないかと思います。
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ころりんとかなり大き目で、背が高め。 全高15cm、直径11cm。 この直径11cmというのは、比較的標準的なお椀のサイズのようで、我が家にあったお椀も同じでした。
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フタをさかさまにするとお椀に(奥)。 そして、土台のお椀には、おかず入れが2段積みあがります。 最上段に、裏返すと盃に使える、小さなフタがつく場合もあります。 おかず入れが1段のみ、というものもありますが、使ってみると、おかず入れが2つあるのはとっても便利です。
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積み上げるとこんな感じ。 実は最上段は、経年のゆがみのせいか、うまくはまりません。 ふたをかぶせれば落下する心配はないので、まあいいか。
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ほかにもやや瑕疵があって、フタ用のお椀にひび割れがありました。 内側と外側に貫通するようなヒビのようです。 よく見ると何か塗ってあるのかな?
通常は、最下段のお椀にごはん、上の2段におかず、というお料理の詰め方なのかもしれませんが、ごはんは量も少な目にしているので、最上段の小さな器に入れることが多いです。 たっぷりある最下段には、かさばるおかずを。その上のおかず入れにはもう少し小さ目のおかず。 ダンナサマは、小さな器のままだとごはんがちょっと食べにくいので、まずフタのお椀にぱかっとごはんを移し、それから食べ始めるようです。
インスタントスープのもとを持って行って、フタのお椀で、汁物を、というのがよくあるパターンだと思いますが、いまのところそれはやっていません。 (ヒビがちょっと心配)
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縦長で、土台が小さい形状のため、ダンナサマ愛用のお弁当バッグ(楽子さん、ありがとうございます!愛用しています☆)に入れると、安定しません。
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という訳で、固定用の道具を導入。 カメラバッグのインナーに使うもので(ケーズデンキで購入)、クッション材入りの仕切りは好きな位置に動かすことが出来ます。
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お弁当箱がむぎゅっと固定されます。 白いタオルは、洗ったあとに拭くためのものとのこと。
私としては、左側の空いた区画に、デザート用の容器などを詰めたいところですが、ダンナサマはフルーツとかデザートには全然興味なし。 ちぇ。
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こちらがもともと使っていたお弁当箱。 直径9.8cm、高さ9.7cm(それぞれの高さは5cm) 容量約380ml×2。 こちらも、まだまだ現役でがんばってもらいます。
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お弁当箱を検索してみたら、とっても奥が深く、綺麗なものが沢山。
もう買ったのに、検索がとまりません。
あうぅ。
まあ、綺麗なものを見るだけならいいよね。
・・・というか、お弁当箱じゃなくて、お弁当メニューを研究しなきゃ!
ぜんぜんレパートリーがありません。
3パターンくらいのメニューを順繰りに回してる感じです。何とかせねば。
■■素敵なお弁当箱(写真は借り物です)
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飛騨春慶塗 弁当箱 隅丸二段 六本木ヒルズのお店にて見かけた、春慶塗のお弁当箱。 外寸100×145×100(mm) (フタ込で高さ10.5cm 横11cm) 内寸高さ4.3cm 横9.3cm 幅12.2cm(上下共、同サイズ) (約480ml×2段) 六本木ヒルズで実際手にとってみましたが、ゆったりした大きさで使いやすそうでした。 中に詰めた様子は、こちらのブログが参考になります(この方は最近では白木のお弁当箱を使うことが多いようですが・・)。 購入できるところ:THE COVER NIPPON(楽天市場、六本木ヒルズ内)、元田漆器株式会社
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香川県で、国産漆のみを使っている「和うるし工房あい」さんのめんぱ/まげわっぱの作品。 こんな絵のついたお弁当箱、素敵・・と思ったのですが、曲げわっぱのものは、木地の仕入れが出来なくなってしまい、生産終了だそうです。
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飛騨春慶 隅丸二段弁当男性用 93×150×92mm 360ml×2 サイズを見ると、上のものよりやや小さ目。 購入できるところ:元田漆器株式会社(楽天市場店)
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滴生舎の信玄弁当。このほか、朱色もあります。 漆の産地、岩手県二戸市浄法寺の漆器工房の作品です。 土台およびかぶせるお椀には、高台がない形状です。 とっても美しくて欲しくなってしまいますが、中に一段しかないので購入候補からは外しました。 いまの時代、3パーツからなる作品はとても高価です。(もう一段増やすとさらに高価になってしまうのでしょうね) 径120mm × 高さ122mm 購入できるところ:うつわの店PARTY (大人気で入荷待ちのようです)
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応量器。 もともとはどなたかのオリジナルなのかもしれませんが、今はあちこちで作られているようです。 検索すると沢山出てきます。 重なっているさまが大変美しく、ぽ~っとなって、一時買おうかと思ったこともありました。 でもこの重なりの美しさは、しまってある時だけで、使う時はこのようには見えないので、ぐっとこらえました。
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白木のまげわっぱお弁当箱。 小判型のほか、丸、はんごう型、おむすび型などいろいろあります。 おかずは汁っぽいものの場合もあるし、白木はありえない、と思っていましたが、春慶塗のお弁当箱も持っているこちらの方は、最近ではもっぱら白木お弁当箱ばかり使うのだそうです(いくつものコレクション!)。 ごはんの美味しさが違うのですって。 (おかずは、ものによっては透明なおかずカップに入れて詰めているようです) 美味しいときくと、気になってしまいます。 ごはんだけ用の小さな白木のうつわ、ないかしらん? 買えるところ:大館曲げわっぱの柴田慶信商店、ほか多数
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